高山さんのバイク承前啓後 第62回 「100回目の浅間ミーティング =会場はまるで二輪車博物館=」
10月5日(日)、第100回浅間ミーティングにスーパーカブ110で参加しました。
浅間ミーティングは、年に2回開催されてきました。なんと50年も続いている偉大なオートバイ愛好家のミーティングです。
浅間ミーティングの会場は、まるで二輪車博物館そのものでした。一部分になりますが、歴史を刻んだ稀少なマシンとライダーも紹介いたします。マシンの年式はオーナーカードをもとにしています。( )書きは筆者の推定です。
このIMC-Kは、流麗なスタイリングがひときわ目を引きました。70年以上前の車両とは思えないピカピカの状態に仕上げられていました。冨成さんは、愛知県で名古屋郷土二輪館の館主をしている業界の有名人です。
浅間ミーティングは、新旧、日本、海外メーカー、排気量問わず、そしてテクニックの上手い下手も関係なし。違反と怪我無く無事に帰ることを一番大切にしているミーティングですから、長く継続できているのだと思います。そして、企画と運営に携わっているクラブ員の方々の努力の成果です。
以下は、浅間ミーティングクラブのホームページから抜粋したものです。
「浅間ミーティングクラブは、オートバイの社会的地位の向上と、アマチュアの手で展示館を作るために、1975年にオートバイ好きの仲間が集まり、活動を開始いたしました。その後展示館建設に向けて、会員の皆さんが、一人三千円の積立を開始、十年で三千万円資金が集まりました。浅間火山レースの発祥の地である、長野原町の協力も得て、1989年5月に、町営浅間園内に二輪車展示館の「浅間記念館」を、完成させることができました。」
このような仲間の集まりが、年2回開催されている浅間ミーティングなのです。
来年も元気な会員の方々と歴史を刻んできたオートバイに出会えることを楽しみにしています。
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