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新車プロファイル2025
2025年に発売された新車情報のページです

SUZUKI GSX-S1000GXがカラーを変更





SUZUKI GSX-S1000GX 車両解説

 
 2015年のモーターサイクルショーで国内デビューし、多くのバイクファンの注目を集めたスズキの新型スポーツモデル、GSX-S1000 ABS/S1000F ABS。スーパースポーツ、GSX-R1000をベースとしたエンジンを、これまたGSX-R1000をベースにさらに開発を進めたフレームに搭載し、“GSX-R”というサーキット指向のスーパースポーツに対して、こちら“GSX-S”は主にワインディングを制する「高揚感のある加速と走りを楽しむ」ことに焦点を当てたストリートスポーツとして2015年7月に発売が開始された。

 その“GSX-Sシリーズ”の第二弾として750の弟分が登場したのは2017年の3月。2016年のインターモトでデビューして以来、多くのファンが待ちに待った発売だった。

 低く構えたアグレッシブなスタイリングや、スーパースポーツモデル“GSX-R750”(海外向けモデル)ゆずりのパワーとスムーズなスロットルレスポンスによる爽快な走りを特長としていた。高出力ながら一般公道での扱いやすさを追求した直列4気筒DHOC4バルブ749ccエンジンを搭載。3段階から選択可能なトラクションコントロール、ラジアルマウントフロントブレーキキャリパーなどを採用。また、スポーティーな印象を与えるペータルブレーキディスクや、力強さを感じさせるテーパー形状のハンドルバーも装備した。

 2018年2月にはこのアグレッシブストリートスポーツ、GSX-S750 ABSは初のモデルチェンジを受け、アルミ製ハンドルバーを採用する仕様変更と共に、つや消し黒の特別色が発売されている。

 その後は、2019年2月に仕様、諸元、そして価格の変更も無しでカラーリング変更がのみ行われ、「トリトンブルーメタリック(青)」(YSF)、「パールグレッシャーホワイト(白)」(YWW)、「マットブラックメタリックNo.2(つや消し黒)」(YKV)の3色のラインアップとなっていた。2020年2月にも、仕様、諸元に変更は無くカラーリングの変更のみで2020年モデルとして発売された。

 2021年2月のモデルチェンジでも諸元に変更は無く、価格も同一でカラーリングの変更のみで2021年モデルとして発売された。新カラーラインアップは、「グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック」(KEL)、「オールトグレーメタリックNo.3×グラススパークルブラック」(BD7)、「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)の3色。

 そして2023年3月、775cm3の直列2気筒エンジンが新設計され、幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800ccクラスの新型ストリートモデルとしてGSX-8Sが登場した。

 大排気量ツインエンジンながら“GSX-S”一族の名称が与えられた新型モデルの特徴は、V-STROM 800DE同様、量産二輪車で初めて、1クランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現した新型エンジンとなっている。
 その他、S.I.R.Sに出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)や3段階から選択可能なトラクションコントロール、双方向クイックシフトシステム等を採用することで、様々な走行シーンやスキルに対応可能な最新テクノロジーツインということだろう。

 2024年1月、GSX-8Rの発売に合わせて、直列4気筒エンジンを搭載する“本家”GSX-S1000をベースにスポーツツアラーとアドベンチャーモデルを融合させたクロスオーバーモデル、GSX-S1000GXの国内販売を開始。2023年11月開催のEICMA2023で公開され話題を呼んだ“スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)”をスズキの二輪車として初採用しているほか、多彩な電子制御機能を採用。 国内向け仕様としてはETC2.0車載器が標準装備した。車体色はパールマットシャドーグリーン、トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラックの3色を設定。

 今回はパールマットシャドーグリーンが新色のキャンディダーリングレッドに変更。トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラックは継続。

 

GSX-S1000GX キャンディダーリングレッド(YYG)。


 

GSX-S1000GX トリトンブルーメタリック(YSF)。
GSX-S1000GX グラススパークルブラック(YVB)。

 

★スズキ ニュースリリースより (2025年3月7日)

スズキ クロスオーバーバイクの大型二輪車「GSX-S1000GX」の カラーリングを変更して発売

 スズキ株式会社は、クロスオーバーバイクの大型二輪車「GSX-S1000GX」のカラーリングを変更して 3 月 14 日より発売します。
「GSX-S1000GX」は、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させたクロスオーバーバイクです。 「GSX-S1000」シリーズのエンジンを採用することで、スポーツライディングに必要な動力性能を継承しつつも、 ツーリング性能を向上させる新技術と装備を採用しました。スタイリングは、スポーツバイク並みの性能を体現した アグレッシブな外観シルエットに、ツーリングでの快適性を追求したアップライトな乗車姿勢をモダンに組み合わせ たデザインとしました。
 速度や路面状況、ブレーキによる車両の姿勢変化に応じて、サスペンションの減衰量やプリロードを電子制御 するスズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)をスズキの二輪車として初採用しました。さらにこの SAES に、IMU 等のデータを組み合わせることで、凸凹路面を検知し、サスペンションの制御量を自動で切り替え るスズキの独自プログラム、スズキロードアダプティブスタビライゼーション(SRAS)を開発・搭載しました。これにより、 未舗装路での振動を抑えたスムーズな乗り心地と、オンロードでのダイナミックなスポーツ走行の両立が可能と なりました。
 また、出力特性、トラクションコントロールレベル、SAES の減衰設定を統合管理する SDMS-αや、コーナーに 傾いたときにも ABS を作動させることができるモーショントラックブレーキシステム等の多彩な電子制御機能を採用 することで、シチュエーション、路面状況、ライディング歴などに左右されない、高い知性とパフォーマンスを気軽に 使いこなすことができるクロスオーバーバイクに仕上がりました。
尚、国内専用にツーリング時の利便性を高める ETC2.0 車載器を標準装備しました。

 

●主な変更点
・カラーリング変更 [車体色:3色]
赤: 「キャンディダーリングレッド」(YYG)
青: 「トリトンブルーメタリック」(YSF)
黒: 「グラススパークルブラック」(YVB)
・メーカー希望小売価格の変更

 

●GSX-S1000GXの主な装備

装備

S.I.R.S.(スズキ インテリジェントライドシステム)

SDMS-α (スズキドライブモードセレクターアルファ―)

出力特性(3 段階)、トラクションコントロール(7 段階+オ フ)、
電子制御サスペンション減衰量(4 段階)を統合管理

SRAS (スズキロードアダプティブスタビライゼーション)

路面状況を検知し、サスペンションの制御量を自動切 替え

オートマチックリヤサスペンションモード

リヤサスペンションのプリロードを電子制御。オートと3 つのマニュアルモードから選択可。オートを選択すれば さらに減衰量も調整。

電子制御スロットル

双方向クイックシフトシステム

クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ /ダウンが可能

スマートクルーズコントロール

スロットル操作不要で速度を維持したままシフトアップ/ ダウンが可能

モーショントラックブレーキシステム

コーナーへの傾斜時に ABS を作動させ、意図したライン のトレースを支援

スロープディペンデントコントロール

下り坂でのブレーキング時にリヤタイヤのリフトを抑制

スズキイージースタートシステム

クラッチレバーを引かずにワンプッシュでエンジン始動 が可能

ローRPM アシスト

スムーズな発進を補助

サスペンション

スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション

サスペンションを電子制御

メーター

6.5 インチフルカラーTFT マルチ インフォメーションディスプレイ

スマートフォン接続可。白黒反転自動/手動選択可

ウインドスクリーン

3 段階の高さ調整可

その他

USB ソケット、ETC2.0

●商品名
GSX-S1000GX
GSX-S1000GX (GSX-S1000XRREM5)
2,057,000円(消費税抜き 1,870,000 円)
発売日
2025年3月14日発売
※* 価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれません。
 

 





2025/03/07掲載