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新車詳細

新車プロファイル2022
2022年に発売された新車の情報ページです。

YAMAHA 1980年のレースマシン「YZR500」をモチーフとした数量限定モデル、R3にも登場

1980年のレースマシン「YZR500」をモチーフとした数量限定モデル、R3にも登場




●YAMAHA YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary 車両解説

 多くのヤマハファン待望のニューモデルとしてYZF-R25が国内発売開始されたのは2014年12月。そして兄貴分のYZF-R3 ABSが登場したのは2015年4月。両車とも発売開始されるや、新型フルカウル250スポーツを待ち望んでいた多くのヤマハファンの支持を集めたのはご存知の通り。

 その後、2017年3月には、YZF-R3/YZF-R25揃って初のマイナーチェンジを受け、3色のニューグラフィック&カラー設定が行われている。また2018年1月にもカラー&グラフィックの変更により2018年モデルがラインナップされた。カラーは「ディープパープリッシュブルーメタリック C」、「ブラックメタリック X」、「ホワイトメタリック 6」の3色だった。

 そして2019年3月には、YZF-R25 ABS、2019年6月にはYZF-R3 ABS、両車初のモデルチェンジが行われた。新形状のフロントフェアリング&スクリーンの採用をはじめ、新デザインの燃料タンク&タンクカバー、倒立式フロントサス、視認性の高いフル液晶メーター、そしてLEDヘッドランプ、快適ハンドリングに貢献するラジアルタイヤの採用など。

 2019年10月には、このYZF-R3 ABS、YZF-R25 ABSの両社にMotoGPで活躍するヤマハのレーシングマシン“YZR-M1”のイメージを再現した“Monster Energy Yamaha MotoGP Edition”を設定、それぞれ320台、520台の台数限定で発売された。“Monster Energy Yamaha”のグラフィックとカラーリングだけでなく、ゴールドカラーの音叉エンブレム、ゴールドカラーの前後ブレーキキャリパー、イエロースプリングの専用リアサスペンションなども採用されていた。

 今回は、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」として240台限定で6月15日に発売する。
 スペシャライズ化の内容はYZF-R25 ABS WGP 60th Anniversaryと同一だ。

 

YZF-R25ABS WGP 60th Anniversary。「シルキーホワイト」(ホワイト/新色)。

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2022年4月22日)

●「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」を発売 ~1980年のレースマシン「YZR500」がモチーフの数量限定モデル~

 ヤマハ発動機株式会社は、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」を240台限定で6月15日に発売します。

 1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用しています。

 「YZF-R3 ABS」は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、高次元な走行性能とスタイリング、さらに日常での扱いやすさも兼ね備えたモデルで、10代・20代を中心とする若年層のお客様から支持されています。なお、製造は当社グループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行います。

●発売日

2022年6月15日

●メーカー希望小売価格
YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary 723,800円 (本体価格 658,000円/消費税65,800円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 240台
●カラー
・シルキーホワイト」(ホワイト/新色)

 

主要諸元

車名型式 8BL-RH21J
YZF-R3 ABS ABS WGP 60th Anniversary
発売日 2022年6月15日
全長×全幅×全高(m) 2.090×0.730×1.140
軸距(m) 1.380
最低地上高(m) 0.160
シート高(m) 0.780
車両重量(kg) 169
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 41.6(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
25.4(WMTCモード値 クラス3、サブクラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m)
エンジン型式 H406E
水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 320
内径×行程(mm) 68.0×44.1
圧縮比 11.2
最高出力(kW[PS]/rpm) 31[42]/10,750
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 30[3.0]/9,000
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.(トランジスタ式)
潤滑油方式 ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 2.5
燃料タンク容量(L) 14
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.500
2速 1.823
3速 1.347
4速 1.086
5速 0.920
6速 0.800
変速比 3.043/3.071
キャスター(度) 25°00′
トレール(mm) 95
タイヤサイズ 110/70-17M/C 54H
140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム
フレーム形式 ダイヤモンド

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率。
 ※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果からの計算値。





2022/04/22掲載