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新車詳細

新車プロファイル2022
2022年に発売された新車の情報ページです。

YAMAHA YZF-R25ABSが平成32年排出ガス規制に適合させるとともにカラー&グラフィック変更で2022年モデルに

YZF-R25ABSが平成32年排出ガス規制に適合させるとともにカラー&グラフィック変更で2022年モデルに




●YAMAHA YZF-R25 ABS 車両解説

 多くのヤマハファン待望のニューモデルとしてYZF-R25が国内発売開始されたのは2014年12月。そして兄貴分のYZF-R3 ABSが登場したのは2015年4月。両車とも発売開始されるや、新型フルカウル250スポーツを待ち望んでいた多くのヤマハファンの支持を集めたのはご存知の通り。

 その後、2017年3月には、YZF-R3/YZF-R25揃って初のマイナーチェンジを受け、3色のニューグラフィック&カラー設定が行われている。また2018年1月にもカラー&グラフィックの変更により2018年モデルがラインナップされた。カラーは「ディープパープリッシュブルーメタリック C」、「ブラックメタリック X」、「ホワイトメタリック 6」の3色だった。

 そして2019年3月には、YZF-R25 ABS、2019年6月にはYZF-R3 ABS、両車初のモデルチェンジが行われた。新形状のフロントフェアリング&スクリーンの採用をはじめ、新デザインの燃料タンク&タンクカバー、倒立式フロントサス、視認性の高いフル液晶メーター、そしてLEDヘッドランプ、快適ハンドリングに貢献するラジアルタイヤの採用など。

 2019年10月には、このYZF-R3 ABS、YZF-R25 ABSの両社にMotoGPで活躍するヤマハのレーシングマシン“YZR-M1”のイメージを再現した“Monster Energy Yamaha MotoGP Edition”を設定、それぞれ320台、520台の台数限定で発売された。“Monster Energy Yamaha”のグラフィックとカラーリングだけでなく、ゴールドカラーの音叉エンブレム、ゴールドカラーの前後ブレーキキャリパー、イエロースプリングの専用リアサスペンションなども採用されていた。

 2021年1月は、このYZF-R3 ABS/YZF-R25 ABSに、より若者向けといえるニューカラーを取り入れた2021年モデルとして発表されている。

 メインカラーとなるのはスポーティなトレンドカラーといえる「シアンメタリック」で、さらにホイールやグラフィックにビビッドなバーミリオンを採用することで新たなスポーツカジュアルを提案する、としている。

 もう1色の「マットダークグレー」は従来のマットブラックから濃色のマットダークグレーメタリックに変更することで、よりスポーティかつ質感の高いイメージへと一新。 なお、“ブルー”は継続して販売された。

 今回は多くの国内モデルがモデルチェンジを行うきっかけとなっている平成32年排出ガス規制への対応がメインで、ポイントとしてはMT25のマイナーチェンジ同様「エンジン性能を維持しながら規制に適合させた」という点だろう。また、同時にクイックシフターをYZF-R25としては、初めてアクセサリー設定、フラッシャーランプを前後LEDとしたのも変更点だ。

 カラーリングとグラフィックの変更は、高いパフォーマンスを感じさせる“ブルー”、ダークトーンでモダンな“ブラック”、スポーティーかつカジュアルな“オレンジ”の3色を設定。また、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」を240台限定で7月12日に発売する。

 この「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」は、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用したモデルだ。 

YZF-R25 ABS。「ディープパープリッシュブルーメタリック C」(ブルー/新色)
YZF-R25 ABS。「ブラックメタリック 12」(ブラック/新色)

 

YZF-R25 ABS。「ビビッドオレンジメタリック 2」(オレンジ/新色)。
YZF R25 ABS WGP 60th Anniversary。「シルキーホワイト」( ホワイト/新色)

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2022年4月22日)

スーパースポーツ「YZF-R25 ABS」2022年モデル発売 ~「YZR500」をモチーフにしたWGP 60th Anniversaryも設定~

 ヤマハ発動機株式会社は、スーパースポーツ「YZF-R25 ABS」をマイナーチェンジし、5月25日に発売します。また、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」を240台限定で7月12日に発売します。

 2022年モデルは、エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合させ、さらにLEDフラッシャーランプを前後に採用しました。加えて、機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するクイックシフターを「YZF-R25」として初めてアクセサリー設定しました。
 また、カラーリングとグラフィックも変更し、高いパフォーマンスを感じさせる“ブルー”、ダークトーンでモダンな“ブラック”、スポーティーかつカジュアルな“オレンジ”の3色を設定しました。
 「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」は、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用しています。

 「YZF-R25 ABS」は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、高次元な走行性能とスタイリング、さらに日常での扱いやすさも兼ね備えたモデルで、10代・20代を中心とする若年層のお客様から支持されています。なお、製造は当社グループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行います。
 

●名称

YZF-R25 ABS

●発売日

2022年5月25日

●メーカー希望小売価格
YZF-R25 ABS 668,800円 (本体価格 608,000円/消費税60,800円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 3,500台
●カラー
・ディープパープリッシュブルーメタリック C(ブルー/新色)
・ブラックメタリック 12(ブラック/新色)
・ビビッドオレンジメタリック 2(オレンジ/新色)

 

●名称

YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary

●発売日

2022年7月12日

●メーカー希望小売価格
YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary 690,800円 (本体価格 628,000円/消費税62,800円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 240台
●カラー
・シルキーホワイト (ホワイト/新色)

 

主要諸元

車名型式 8BK-RG74J
YZF-R25 ABS
発売日 2022年5月25日
全長×全幅×全高(m) 2.090×0.730×1.140
軸距(m) 1.380
最低地上高(m) 0.160
シート高(m) 0.780
車両重量(kg) 169
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 37.5(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
25.8(WMTCモード値 クラス3、サブクラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m)
エンジン型式 G403E
水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 60.0×44.1
圧縮比 11.6
最高出力(kW[PS]/rpm) 26[35]/12,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 23[2.3]/10,000
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.(トランジスタ式)
潤滑油方式 ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 2.5
燃料タンク容量(L) 14
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.666
2速 1.882
3速 1.454
4速 1.200
5速 1.037
6速 0.920
変速比 3.043/3.071
キャスター(度) 25°00′
トレール(mm) 95
タイヤサイズ 110/70-17M/C 54S
140/70-17M/C 66S
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム
フレーム形式 ダイヤモンド

※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。





2022/04/22掲載