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新車プロファイル2025
2025年に発売された新車情報のページです

SUZUKI ジクサーSF250/ジクサー250がカラーを一新





SUZUKI ジクサーSF250/ジクサー250 車両解説

 スズキが、2014年からインドで生産、販売をしているロードスポーツモデル、ジクサー(GIXXER)を日本市場向けとして再開発、国内販売を開始したのは2017年の1月のこと。インド市場では、13の部門でバイクオブザイヤーを獲得するなど、現地で高い人気を誇るモデルで、アジアや中南米市場でのスズキのロードスポーツモデルの看板的な役目を果たしていた。

 国内導入にあたっては、「若年層を中心とした入門モデル的な存在としての需要が期待され、125㏄クラスの手軽さと高速道路も乗れる利便性、そして低価格設定などのメリットを訴求して多くの若者、エントリー層には特に注目して欲しいモデルです」と、新型150ロードスポーツモデル導入の背景が説明されていた。

 その兄貴分として2020年4月にフルカウルスポーツ仕様の“ジクサーSF250”、遅れること2か月の2020年6月、ネイキッド版のジクサー250”が発売開始された。

 エンジンは、新開発の249cm3、油冷単気筒4 バルブSOHCエンジンを搭載。ジクサーの最大の特徴ともいえる油冷システムをさらに発展させた新世代の油冷「SOCS(Suzuki Oil Cooling System)エンジン」を採用。伝統の油冷テクノロジーを引き継いでいたといえるジクサーからさらに進歩、シリンダーのクーリングフィンすら必要としない、まさに新世代の油冷システムを採用してのデビューとなった。

 ちなみに出力&トルクは、最高出力19kW/9,000rpm、最大トルク22N・m/7,300rpmを発生。燃焼効率の向上や軽量化、フリクション低減を図ることで、低速からの力強い加速性能と優れた燃費性能(45.0km/L)も兼ね備えたものとなっている。

 ジクサーSF250、ジクサー250で共通の装備としては、“ネガLED”と呼ばれるスポーティで視認性の高い白黒反転表示の「フルデジタル液晶多機能メーター」、任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせてくれる「RPMインジケーター」、一目でギヤポジションがわかる「ギヤポジションインジケーター」、時計と切替式の「オドメーター/ツイントリップメーター」、オイル交換時期を知らせる「オイルチェンジインジケーター」、ワンプッシュでエンジン始動が可能な「スズキイージースタートシステム」の採用などがあげられる。

 ジクサーSF250の特徴は、なんと言っても低く構えたシルエットを構成するフルカウルにワイドなLEDヘッドランプなどによる個性的なスタイリングだ。ジクサー250の方も、コンパクトで薄型のLEDヘッドランプを採用したフェイズとわずか154kg(装備重量)の扱いやすい車体周りだ。ちなみに両タイプともインナーチューブ径41mmのフロントフォークや7段階プリロード調整式のリヤサスペンション、前後輪にはディスクブレーキ(前300mm、後220mm)、そしてABSを標準装備。前110、後150サイズのラジアルタイヤと基本的なところはすべて抑えてくれている。

 これだけの内容で、ジクサーSF250が、メーカー希望小売価格481,800円(消費税10%込み)、ジクサー250ならなんと448,800円(同)という設定だったのだから、「軽二輪クラスのスポーツモデルは、ジクサー、GSX250Rと合わせて計4モデル。軽二輪スポーツモデルを自由に選んでもらえる体制が整いました」とスズキの意気込みが伝わってくるニューモデルのデビューだった。

 2021年4月には、ジクサー250、ジクサーSF250ともにカラーリングの変更のみで2021年モデルとしている。

 2023年2月、ジクサーSF250、ジクサー250ともに平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応するとともに、ジクサーSF205が、青:「マットステラブルーメタリック」(YUA)、マット黒:「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)の2色。ジクサー250が、青:「マットステラブルーメタリック」(YUA)、マット黒:「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)のそれぞれ2色の設定となった。

 今回はジクサーSF250、ジクサー250共に車体色を一新。トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(AGQ)、マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2(CUU)、マットブラックメタリック No.2(YKV)の3色のラインアップへと増加した。

ジクサーSF250(GSX250FRLXM5) トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(AGQ)。

 

ジクサーSF250(GSX250FRLM5) マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2(CUU)。
ジクサーSF250(GSX250FRLM5) マットブラックメタリック No.2(YKV)。

 

ジクサー250(GSX250RLXM5) トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(AGQ)。

 

ジクサー250(GSX250RLM5) マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2(CUU)。
ジクサー250(GSX250RLM5) マットブラックメタリック No.2(YKV)。

★スズキ ニュースリリースより (2025年3月14日)

スズキ独自の油冷エンジンを搭載した 250cc ロードスポーツ バイク「ジクサーSF250」、「ジクサー250」のカラーリングを変更して発売

 
 スズキ株式会社は、スポーティーなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備え、エンジンオイル を冷却媒体として利用するスズキ独自の油冷エンジンを搭載した250ccロードスポーツバイクのジクサー250シリー ズのカラーリングを変更して、「ジクサーSF250」を3月25日、「ジクサー250」を3月21日より発売します。
 スポーティーなフルカウルモデルの「ジクサーSF250」は、前傾姿勢で重心を下げたデザインに、低く構えた シルエットや、大胆な面使いによる流れるようなキャラクターラインを採用し、スタイリングデザインに合わせ、一目 で「ジクサーSF250」と認識できるワイドなLEDヘッドランプを装備しました。
 洗練されたスタイリングのネイキッドモデルの「ジクサー250」は、ヘッドランプからタンクまでの 一体感や、 ボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるデザインに、カウルを車体中心に向けてコンパクトに 凝縮したプロポーションを採用し、良好なハンドリングを実現するコンパクトで薄型のLEDヘッドランプを装備して います。
 両モデルともに力強い造形の燃料タンクに加え、前後二分割シートやスイングアームマウントリヤフェンダーを 採用することで、スポーティーな印象としました。また、ワンプッシュでエンジン始動が可能なスズキイージースタ ートシステムを標準装備しています。

スズキ独自の「油冷エンジン」を搭載
「ジクサーSF250」、「ジクサー250」に搭載した油冷249cm3単気筒エンジンは、従来の燃焼室の上から エンジンオイルを噴射して冷却していた方法に対し、燃焼室の外周に通路を設け、エンジンオイルを流して冷却 する、冷却方法「SOCS1」を採用しました。燃焼効率を向上し、軽量化やフリクション低減を図ることで、高回転・ 高出力かつ優れた燃費性能を実現しています。
 

●主な変更点
ジクサーSF250
・カラーリング変更
[車体色:3 色]
GSX250FRLXM5 青/白:「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)
GSX250FRLM5 マット赤/マット黒:「マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2」(CUU)
GSX250FRLM5 マット黒:「マットブラックメタリック No.2」
 
ジクサー250
・カラーリング変更
[車体色:3 色]
GSX250RLXM5 青/白:「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)
GSX250RLM5 マット赤/マット黒:「マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2」(CUU)
GSX250RLM5 マット黒:「マットブラックメタリック No.2」
 
● 「ジクサーSF250」、「ジクサー250」共通の主な特長

エンジン

・ 新開発の油冷249cm3単気筒4バルブSOHCエンジン
・ 燃焼効率向上や軽量化、フリクション低減を図ることで、低速からの力強い加速性能(最高出19kW/9,300rpm、最大トルク22Nm/7,300rpm)と優れた燃費性能(44.5km/L※2)を兼ね備えた
装備
・ 視認性の高いフルデジタル表示の液晶多機能メーター
1)任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせるRPMインジケーター
2)一目でギヤポジションがわかるギヤポジションインジケーター
3)便利な時計と切替式のオドメーター/ツイントリップメーター
4)オイル交換時期を知らせるオイルチェンジインジケーター
・ ワンプッシュでエンジン始動が可能なスズキイージースタートシステム
・ インナーチューブ径41mmのフロントフォークと7段階プリロード調整式のリヤサスペンション
・ ABS※3を標準装備した前後輪ディスクブレーキ(前300mm、後220mm)
・ 前110、後150サイズのラジアルタイヤ
 
● 「ジクサーSF250」の主な特長
車体
・ コンパクトなエンジンとフレームによる軽量な車両重量(装備重量158kg)
・ セパレートハンドルによるスポーティーな乗車姿勢
デザイン
・ 前傾姿勢で重心を下げたデザインのスポーティーなフルカウルモデル

1)低く構えたシルエットや、大胆な面使いによる流れるようなキャラクターライン
2)スタイリングデザインに合わせたワイドで独自性のあるLEDヘッドランプ
3)ボリュームのあるタンクとスリムな前後二分割シートによる抑揚のあるデザイン
4)カウルと一体化したデザインのグラブバーやLEDテールランプ、スイングアームマウントリヤフェンダーによる、シャープでコンパクトなリヤ周り
5)ショートタイプのサイレンサーに2つの排気口を設けたデュアルタイプマフラー
 
● 「ジクサー250」の主な特長

車体
・ コンパクトなエンジンとフレームによる軽量な車両重量(装備重量154kg)
・ アップライトなハンドルによる快適な乗車姿勢
デザイン
・ カウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションのネイキッドモデル
1)力強い印象を与える、LEDヘッドランプ、シュラウド、タンクの一体感
2)良好なハンドリングを実現するコンパクトで薄型のLEDヘッドランプ
3)ボリュームのあるタンクとスリムな前後二分割シートによる抑揚のあるデザイン
4)カウルと一体化したデザインのグラブバーやLEDテールランプ、スイングアームマウントリヤフェンダーによる、シャープでコンパクトなリヤ周り
5)ショートタイプのサイレンサーに2つの排気口を設けたデュアルタイプマフラー
※1 SOCS=Suzuki Oil Cooling System
※2 国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h)2名乗車時。定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※※3 ABSは制動距離を縮めるものではありません。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができません。ABSを過信せずに安全運転を心がけてください。
●メーカー希望小売価格(消費税10%込)
ジクサーSF250(GSX250FR[X]M5) 514,800円(消費税抜き 468,000円)
ジクサー250(GSX250RL[X]M5 481,800円(消費税抜き 438,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれない。
●発売日
ジクサーSF250 2025年3月25日
ジクサー250 2025年3月21日
 
●車体色(各3色)
青/白:「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)
マット赤/マット黒:「マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2」(CUU)
マット黒:「マットブラックメタリック No.2」(YKV)

 

* 価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれません。
※製造事業者/スズキ・モーターサイクル・インディア社
※製造国/インド
※輸入事業者/スズキ株式会社





2025/03/14掲載