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新車詳細

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SUZUKI ジクサーがカラーを変更





 ジクサー 385,000円(2023年1月27日発売)

★スズキ ジクサー 車両解説

 スズキは、2014年からインドで生産、販売しているロードスポーツモデル、ジクサー(GIXXER)を日本市場向け仕様として再開発、2017年の1月から国内販売を開始している。インド市場では、13の部門でバイクオブザイヤーを獲得するなど、現地で高い人気を誇るモデルで、アジアや中南米市場でのスズキのロードスポーツモデルの看板的な役目を果たしているという。

 国内導入にあたっては、若年層を中心とした入門モデル的な存在としての需要が期待された。125㏄クラスの手軽さと高速道路も乗れる利便性、そして低価格設定などのメリットを訴求して多くの若者、エントリー層に注目して欲しいと150ロードスポーツモデル導入の背景が説明されていた。

 ジクサーの概要をざっと紹介すると、エンジンはジクサー用に専用開発されたもので、空冷単気筒SOHC2バルブ、ボア56.0×ストローク62.9mm、排気量154㏄、最高出力は10kW(14PS)/8,000rpm、最大トルク14N・m/6,000rpmを発生。ローラーベアリング付きロッカーアームの採用や軽量ピストンの採用などによりフリクションロスを低減し、パワーを落とすことなく低燃費を実現する“SEP”(SUZUKI Eco Performance)エンジンを搭載している。国内仕様独自のメカニズムとしては、6センサーを採用した燃料噴射システムの搭載(オリジナルはキャブ仕様)により、国内の平成28年排出ガス規制に対応させている。

 フレームはスチールパイプによるダイヤモンドタイプ。インナーチューブ径41㎜のフロントフォーク、リアは7段階のプリロード調節が可能なモノサス。フロントにφ266mm、リアにφ220mmのディスクブレーキを採用。タイヤは前輪に100/80-17のバイアス、後輪に140/60R17のラジアルタイヤを組み合わせている。

 デザインコンセプトは「グラマラスな曲線とエッジ感を生かし機能美を追求したデザイン」で、「毎日乗っても使い易く、カッコいい」「スポーツバイクの佇まい」「細部までこだわった造形処理」を目標に開発された。

 都市部を中心に125㏄が急速に普及している現在、そして圧倒的な経済性、機動性を持つフルサイズの軽二輪モデルとのはざまでどこまで市場を拡大できるか、150クラスの動向に注目したい。

 2018年6月には、カラーチェンジを受けて2018年モデルとなっている。
 今回は、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応するともに、車体色を青:「トリトンブルーメタリック」(YSF)、黒:「グラススパークルブラック」(YVB)、銀橙:「ソニックシルバーメタリック/パールブレイズオレンジ」(CJ9)の3色とした。

 2023年1月には国内排出ガス規制に対応すると共に車体色は「トリトンブルーメタリック」(YSF)、「グラススパークルブラック」(YVB)、「ソニックシルバーメタリック/パールブレイズオレンジ」(CJ9)と変更ないがグラフィックを変更した。

 今回は車体色をトリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(AGQ)、オールトグレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック(CVS)、グラススパークルブラック(YVB)へと一新した。

 

ジクサー(GSX150RLXM5) トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(AGQ)。

ジクサー(GSX150RLM5) オールトグレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック(CVS)。
ジクサー(GSX150RLM5) グラススパークルブラック」(YVB)。

 

★SUZUKI ニュースリリースより (2025年3月14日)

スポーティーなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えた 150cc のロードスポーツバイク 「ジクサー」のカラーリングを変更して発売

 スズキ株式会社は、スポーティーなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えた 150cc のロード スポーツバイク 「ジクサー」のカラーリングを変更して3月21日より発売します。
「ジクサー」は、スズキの大型スポーツバイクと共通のイメージとなるスポーティーなスタイリングを特長とした、 2017 年に国内で発売して以来、若年層を中心に好評を得ている 150cc クラスのロードスポーツバイクです。 「ジクサー」は、ヘッドライトからタンクまでの一体感や、ボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のある デザインに、欧州のデザイントレンドであるカウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションを 取り入れることで、洗練されたスタイリングに仕上げました。 また、力強い造形の燃料タンクとシュラウドに加え、 コンパクトで薄型な LED ヘッドランプや、前後二分割シート、スイングアームマウントリヤフェンダーを採用すること で、よりスポーティーな印象としました。

●主な変更点
・カラーリング変更
[車体色:3 色]
GSX150RLXM5 青:青/白:「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)
GSX150RLM5 グレー/緑:「オールトグレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック」(CVS)
GSX150RLM5 黒:「グラススパークルブラック」(YVB)
 
● 「ジクサー」の主な特長
デザイン
・ 欧州のデザイントレンドであるカウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションを取り入れた、スズキの大型スポーツバイクと共通イメージのスポーティーなスタイリング。
1)力強い印象を与える、LED ヘッドランプ、シュラウド、タンクの一体感
2)ボリュームのあるタンクとスリムな前後二分割シートによる抑揚のあるデザイン
3)カウルと一体化したデザインのグラブバーや LED テールランプ、スイングアームマウントリヤ フェンダーによる、シャープでコンパクトなリヤ周り
4)ショートタイプのサイレンサーに 2 つの排気口を設けたデュアルタイプマフラー
 
装備
・ 視認性の高いフルデジタル表示の液晶多機能メーター
1)任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせる
RPMインジケーター
2)一目でギヤポジションがわかるギヤポジションインジケーター
3)便利な時計と切り替え式のオドメーター/ツイントリップメーター 
4)オイル交換時期を知らせるオイルチェンジインジケーター
・ フロントにABS※1を標準装備した前後輪ディスクブレーキ(前266mm、後220mm)
・ 140サイズのラジアルタイヤを装備したリヤタイヤ
・ 長距離の走行に安心な大容量12Lの燃料タンク
※1 ABSは制動距離を縮めるものではありません。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができません。ABSを過信せずに安全運転を心がけてください。ABSは、フロントブレーキのみ装備しています。
 
エンジン・車体
・ フリクション低減や燃焼効率向上を図ることで、低速からの力強い加速性能(最高出力9.6kW/8,000rpm、 最大トルク13Nm/5,750rpm)と優れた燃費性能(51.0km/L※2)を兼ね備えた空冷単気筒154cm3エンジン
・ コンパクトなエンジンとフレームによる軽量な車両重量(装備重量139kg)
・ アップライトなハンドルや低いシートポジション(シート高795mm)による快適な乗車姿勢
※2 国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h)2 名乗車時。定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様) や整備状態などの諸条件により異なります。
●商品名
ジクサー (150) (GSX150RL[X]M5)
385,000 円(消費税抜き \ 350,000円)
発売日
2025年3月21日発売
* 価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれません。
* 製造事業者/スズキ・モーターサイクル・インディア社
* 製造国/インド
* 輸入事業者/スズキ株式会社
●車体色
車体色 (3 色) : ジクサー (GSX150RLXM5)青/白:「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)、ジクサー (GSX150RLM5)グレー/緑:「オールトグレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック」(CVS)、黒:「グラススパークルブラック」(YVB)

 

★主要諸元

車名型式 8BK-ED131(認定番号 Ⅱ-379)
ジクサー(GSX150RLXM5/GSX150RLM5)
発売日 2025年3月21日
全長×全幅×全高(mm) 2,020×800×1,035
軸間距離(mm) 1,335
最低地上高(mm) 160
シート高(mm 795
車両重量(kg) 139
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L) 51.0※1(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
50.0※1(WMTCモード値 クラス2、サブクラス2-1 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式   BGA4
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 154
内径×行程(mm) 56.0×62.9
圧縮比 9.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 9.6[13]/8,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 13[1.3]/5,750
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑油方式 ウエットサンプ式
潤滑油容量(L) 1.25
燃料タンク容量(L) 12
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.750
2速 1.750
3速 1.300
4速 1.045
5速 0.875
減速比1次/2次 3.181/3.000
キャスター(度) 24°50′
トレール(mm) 100
タイヤサイズ 100/80-17M/C 52H
140/60R17M/C 63H
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

※平成32年二輪車排出ガス規制に対応
※装備重量は、燃料・潤滑油・バッテリー液を含む総重量となります。
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された
  排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類
されます。
●製造事業者:スズキモーターサイクルインディア社
●製造国:インド
●輸入事業者:スズキ株式会社

2025/03/14掲載