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試乗・解説





■文:中村浩史 ■撮影:富樫秀明
■協力:ホンダモーターサイクルジャパン

 CB1000Fが発売され、早くもバックオーダーが出る人気となっているホンダ1000ccスポーツに、新たに「旅するCB」が加わった。市販予定モデルのCB1000GTは、CB1000ホーネットをベースとしたツーリングスペックバイクで、2025年11月のEICMA(=ミラノショー)でワールドデビュー。26年の大阪/東京/名古屋モーターサイクルショーに「市販予定モデル」として出展される予定だ。
 開発コンセプトは「ハイパフォーマンスツアラー~速く、遠くまで、快適に」というもので、EICMA出展のヨーロッパ仕様では150PSを発揮するCB1000ホーネット譲りの並列4気筒エンジンを搭載。ホーネットにはないシュラウド一体型ハーフカウルを装備し、高さを5段階に調節できるスクリーンも標準装備。ツーリングバイクらしく、タンデムや荷物の積載を考慮してシートレール部を専用設計として新作している。タンク容量は21Lで発表された燃費は16.5km/Lだから、フルタンク346kmの航続距離を達成していることになる。

#CB1000GT
#CB1000GT
HONDA CB1000GT(写真はアクセサリー装着車)。

 CB1000GT独自の装備としては、ショーワ製電子制御サスペンションを装備したことで、スタンダード/スポーツ/ツアー/レイン/ユーザー設定の5段階にモード設定できるようになっている。電子制御技術は各種ライディングアシストにも及んでいて、コーナリングABSやトラクションコントロール、クルーズコントロールも装備。スマートキー仕様で、ヨーロッパ仕様では「Honda Road Sync」と連携でき、ナビや通話、音楽プレイヤー操作なども可能だと発表された。
 さらにヨーロッパ仕様の発表時には、写真のパニアケース、フォグランプやハイスクリーン、トップボックスなどのアクセサリーをオプションで設定し、コンフォートパック、スポーツパック、アーバンパックなどのプリセット仕様で選択できるようになっている。

 スーパースポーツCBR1000RRの流れをくむ、本気のスポーツツーリングバイク。アクセサリー等の設定はヨーロッパ仕様と日本仕様との差があるかもしれないものの、ちょっと近年のHonda車にはなかった装備充実具合です!
 CB1000GTは3月20~22日の大阪モーターサイクルショー、3月27~29日の東京モーターサイクルショー、4月10~12日の名古屋モーターサイクルショーに展示される予定。またモーターサイクルショー特設サイトも開設されている。
(文・写真:中村浩史、撮影:富樫秀明)

#CB1000GT
#CB1000GT
CB1000ホーネットのエンジン、フレームをベースとするCB1000GT。国内仕様の諸元は発表されていないが、専用の吸排気セッティングを受けている。

#CB1000GT
電子制御サスペンションを標準装備。6軸IMUの採用で、車体姿勢やエンジン制御情報に応じて前後サスペンションの減衰力を最適化する。
#CB1000GT
EICMAで発表された欧州仕様では純正オプションに設定されていたトップケースやパニアケース。おそらく国内仕様もこれに準じるだろう。

#CB1000GT
スエード調の表皮を持つセパレートシート。赤いダブルステッチで仕上げられている写真のシートはオプション設定のアクセサリーの可能性もある。
#CB1000GT
トップケースやパニアケースと同じく、タンクバッグもアクセサリー設定されそう。他にもナックルガードやフォグランプ(写真↓)もラインアップされそう。

#CB1000GT
ヘッドライトやウィンカー、テールランプなどはLED灯を使用。スタイリングデザインは日本とイタリアのデザイナーの共同開発で進められた。
#CB1000GT
実車は撮影のみだったが、アップハンドルと上下調整式スクリーンで快適なクルージングが可能なりそうなパッケージだった。クイックシフターも標準装備。

#CB1000GT
#CB1000GT
片手で5段階、最大上下81mmの高さ変更が可能なスクリーン。樹脂には植物由来の材質を使用するなど、環境面にも配慮している。


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2026/02/23掲載