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新車プロファイル2026

KAWASAKI Z1100/Z1100 SEの発売日が決定





KAWASAKI Z1100 車両解説

 Z1に始まるカワサキのビッグバイクの伝統は、’90年代に入ってジャンルごとに細分化、先鋭化していったが、それも行きつくところまで行った感があり、現在は原点回帰の動きが強まってきている。そんな時代のビッグバイクの代表が「21世紀のZ」Z1000/Ninja 1000シリーズだ。

「21世紀のZ」は、2002年のインターモトで印象的なスタイルをもってデビューを飾ったZ1000に始まるといっていいだろう。翌2003年モデルとして市販開始された。2006年、インターモトでフルモデルチェンジされたZ1000が発表。エンジンは発展型で、最高出力は若干アップの92kW、最大トルクも98.7N・mに向上し、完全新設計のフレームに搭載された。マフラーは左右2本ずつを合体するタイプのややおとなしい形状に変更されていた。この2代目は、2009年モデルまで続き、2010年にZ1000の3代目(D型)へとモデルチェンジ、さらに2014年のフェイスリフトを経て2017年の春、国内にも導入。 Ninja 1000と共通の、最高出力104kW(141PS)、最大トルクは111N・m(11.3kgf・m)ショートストロークエンジンを高剛性のアルミニウム製ツインチューブフレームに搭載。基本構成は海外向け2014年モデルの発展型で、リフレクターレスタイプのLEDヘッドランプが採用された新しいフロントフェイスをはじめとするスタイリングの一新を図った。2018年、2019年、2022年モデルでカラーを変更。

 2026年モデルは特徴あるZスタイルは継承しながらモデルチェンジ。兄弟モデルのNinja1100SXと同様の1099cc水冷4気筒エンジンは各部の徹底的な見直しや、ギア比の最適化などで低中速レスポンスや燃費なども向上。マフラーは右1本出しのニュータイプとなった。ハンドルはワイド化と前方に移動してライディングポジションも改良、さらにIMU(ボッシュ製慣性計測装置)、シフトアップ/ダウン対応の KQS(クイックシフター)、KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)、 5インチTFTディスプレイなども装備、スマホアプリRIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLEにも対応する。上級バージョンのSEはブレンボ製フロントブレーキキャリパー、スチールメッシュホース、オーリンズ製S46リアサスなどを採用。カラーと価格はZ1100がエボニー×メタリックカーボングレー、1,584,000 円。Z1100 SEはメタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックマットカーボングレー、1,760,000 円。

 


 

Z1100 SE メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックマットカーボングレー(GY1)

 

 

Z1100 エボニー×メタリックカーボングレー(BK1)

 

★カワサキ ニュースリリースより (2025年12月18日)

Z1100/Z1100 SE 国内販売予定のご案内

 

●モデル情報
車名(通称名) Z1100/Z1100 SE 
マーケットコード ZR1100GTFNN/ZR1100HTFAN
モデルイヤー 2026 年
型式
型式指定・認定番号
●発売予定日

2026年2月14

●メーカー希望小売価格
1,584,000/1,760,000 円
(本体価格 1,440,000/ 1,600,000円、消費税144,000/160,000 円)
●カラー(カラーコード)
エボニー×メタリックカーボングレー(BK1)/メタリックマットグラフェンスチールグレー
×メタリックマットカーボングレー(GY1)
※メーカー希望小売価格は消費税を含む参考価格です。価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※当モデルはABS装着車です。
※ETCは標準装備しておりません。(アクセサリー設定もございません)
※当モデルの販売はカワサキプラザのみとさせていただきます。
※当モデルは「カワサキケアモデル」です。
【Z1100/Z1100 SE】
あふれ出す SUGOMI と機能美の融合:カワサキ スーパーネイキッド最大排気量を誇る Z

「Z1100」は、カワサキのスーパーネイキッドの中で最大排気量を誇る Z として誕生しました。オリジナルの”Sugomi”を受け 継いだ直系の Z であり、その“凄み”あふれるパフォーマンスを求めるライダーにとって、まさに頂点に位置する一台で、独自の パフォーマンスとスタイリングを凝縮した、大排気量 Z の集大成と言えるモデルです。 獲物を狙い、身をかがめ、跳びかかる捕食者のような気迫を漂わせる Sugomi スタイリングの Z1100。その躍動感は、ボデ ィワーク全体やエンジンカバー、そして迫力あるフロントフェイスに見られる鋭いラインと力強い曲面によって生み出され、野性 味あふれるスタイリング、ダイレクトなハンドリング、そしてリニアなスロットルレスポンス。この 3 つを融合することで、Z1100 なら ではの走りの世界を創り上げています。
“Sugomi” (凄み) とは、カワサキスーパーネイキッドに共通する性能とスタイリングのコンセプトです。凄みは、偉大な人物 やモノから感じられる、強烈なオーラやエネルギーを表します。凄みを持つものは威風堂々とし、敬意の念や忘れがたい印象 を人々に与えます。凄みという言葉は、Z1100 の持つ強烈なデザインとエキサイティングなパフォーマンス性を表現していま す。 さらに、現代のスーパーネイキッドとして、KCMF、KTRC、KQS、KIBS、そしてインテグレーテッドライディングモードなど、高度 なライダーサポートテクノロジーを搭載することで、幅広いライディングシチュエーションに対応しています。加えて、エレクトロニッ ククルーズコントロールやスマートフォン接続対応の 5 インチ TFT インストゥルメントなどが、快適なライディング体験を提供しま す。
「Z1100 SE」は、フロントにラジアルマウントモノブロックキャリパーを備えたブレンボ製 M4.32 フロントブレーキキャリパーを採 用し、繊細かつ優れた制動力を発揮します。リヤにはしなやかなストローク性能と、ライダーの感覚に応える調整機構を備え たオーリンズ製 S46 リヤショックアブソーバーを装備。このブレーキとサスペンションの組み合わせが、より洗練されたオンロード 走行性能を引き出します。

 

主な特長
■ スタイリング・デザイン
• 迫力あるフロントフェイスに見られる鋭いラインと力強い曲面によって生み出される Sugomi スタイリング
• 獲物を射抜くような鋭い眼差しを演出し、フロントまわりの存在感を際立たせている LED ヘッドライト
• サイド部分を延長し、インナーフォークチューブの保護性能を高めたフロントフェンダー
• エンジン周りを包み込むスリムで先進的なデザインのシュラウド
• アグレッシブな印象を強調させるフィンを備え、1 本出しサイレンサーと調和したデザインに仕上げたアンダーカウル
• 従来モデルからシリンダヘッド部のエンジンフィンデザイン変更
 
■ ライディングフィール・走行性能
• ハンドル位置をワイドかつ前方に設定し、コントロール性を高めるライディングポジション
• IMU(ボッシュ製慣性計測装置)、シフトアップ/ダウン対応の KQS(クイックシフター)など新たなライダーサポー
ト技術の搭載
 
■ エンジン・排気系
• 低中速域のパフォーマンスを向上させた 1100cc クラス水冷 4 ストローク並列 4 気筒エンジン
• ETV(電子制御スロットルバルブ)と最適化された ECU セッティングにより、低〜中回転域での鋭いスロットルレスポンスを獲得し、スポーツライディングのポテンシャルを向上させたエンジンフィール
• 排気量の増大に伴う重量増を抑えるため採用された 1 本出し式のエキゾーストシステム
 
■ シャーシ・足回り
• マスの集中化を高い次元で実現し、シャープな旋回性能と安定感のあるハンドリングに貢献している高剛性アルミツインチューブフレーム
• 快適性とスポーツ性能を両立しているショーワ製 SFF-BP フロントフォークとホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション
• ラジアルマウントモノブロックキャリパーとラジアルポンプ式フロントブレーキマスターシリンダ
• 従来モデルからエキセントリック式からリヤアクスルアジャスターに変更となり、メンテナンス性を向上させたチェーン調整機構
• ブレンボ製 M4.32 フロントブレーキキャリパーとオーリンズ製 S46 リヤショック(SE モデル)
 
■ ライディングポジション
 
• ダイレクトなスロットルレスポンスと従来モデルよりハンドル位置をワイドかつ前方に設定し、コントロール性を高めたアグレッシブなライディングポジション
 
■ 電子制御・テクノロジー
• クラッチ操作無しでシフトアップ/ダウンが可能な KQS(カワサキクイックシフター)
• スロットルを操作しなくても自動でスピードを維持するエレクトロニッククルーズコントロール
• KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KIBS(カワ
サキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)などを装備
• KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)などを装備
• 「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の使用により、ターンバイターンナビゲーションを表示する 5 インチ
TFT インストゥルメント(スマートフォン接続機能対応)
• スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の「音声コマンド」、「ナビ機能」が利用可能※
 
※「音声コマンド」「ナビ機能」は有償ライセンスが必要になりますが、このモデルを新車でご購入いただいたお客様には、納車 時にお渡しする二次元バーコードにより 1 年間無償でご利用いただけます。
※無償ライセンスの有効期間終了後に継続して利用される場合は、ライセンスの購入が必要となります。
・「RIDEOLOGY THE APP」について詳しくはこちら
https://www.global-kawasaki-motors.com/kawasaki_connect/jp/mc.html
※主要諸元などにつきましてはカワサキモータースジャパンのホームページをご覧ください。
安全・安心なモーターサイクルライフをサポートするため、1ヶ月目点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償でお受けいただけるモデルです。
https://www3.kawasaki-motors.com/after-service/kawasakicare/

■アクセサリーパーツ一覧表

項目 車名 車名 備考
  用品名 カラー 用品・部品番号 希望小売価格(税込) 取付時間 備考
1 シュラウドスライダー   99994-0400 ¥20,900 0.2h  
2 ホイールリムテープ グリーン 99994-0932 ¥9,438 一台分※
2 ホイールリムテープ シルバー 99994-0933 ¥9,438 一台分※
3 フロントアクスルスライダー   99994-1277 ¥11,110 0.1h  
4 インジケーターカバー シルバー 99994-1016 ¥25,630 0.1h  
4 反射防止フィルム   99994-2150 ¥3,960 0.1h  
5 クランクケースリングキット   99994-2329 ¥14,300 0.1h  
6 USBソケット(タイプC)   99994-2330 ¥14,300 0.4h Z1100 SE標準装備
7 グリップヒーター   99994-2331 ¥47,190 1.7h  
8 シングルシートカバー(エボニー) BK1/GY1 99994-2332-H8 ¥36,960 0.1h  
9 メーターカバー(ラージ)   99994-2333 ¥15,070 0.1h  
10 タンクパッド   99994-2334 ¥10,010 0.1h  
11 ニーパッド   99994-2335 ¥10,010 0.1h  

※ホイールリムテープは別売りのRIM STRIPE APPLICATOR(57001-1752)を使用して貼り付けてください。

主要諸元

車名型式 8BL-ZRT10G
Z1000/Z1100SE
発売日 2026年2月14日
全長×全幅×全高(mm) 2,055×825×1,085
軸間距離(mm) 1,440
最低地上高(mm) 125
シート高(mm) 815
車両重量(kg) 221
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 -(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)
18.6(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※2
登坂能力(tanθ)
最小回転小半径(m) 3.3
エンジン型式 ZXT10HE
水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 1,098
内径×行程(mm) 77.0×56.0
圧縮比 11.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 100[136]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 113[11.5]/7,600
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフスターター
点火方式 バッテリー&コイル(トランジスタ点火)
潤滑油方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量(L) 4.0
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.600(39/15)
2速 1.950(39/20)
3速 1.600(24/15)
4速 1.389(25/18)
5速 1.217(28/23)
6速 1.069(31/29)
減速比1次/2次 1.528(81/53)/2.800(42/15)
キャスター(度) 24.5°
トレール(mm) 101
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C (58W)
190/50ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式 φ310mm油圧式デュアルディスク
φ260mm油圧式シングルディスク
懸架方式 倒立テレスコピック式(インナーチューブφ41㎜)
スイングアーム式(ホリゾンタルバックリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
 ※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
 ※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。





 
 
 
 

■装備内容一覧

装備内容 Z900RS(新) Z900RS(従来)
ETV(電子制御スロットルバルブ)  
KQS(カワサキクイックシフター)
※シフトアップ/ダウン対応
 
エレクトロニッククルーズコントロール  
IMU(ボッシュ製慣性計測装置)  
KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)  
ABS
※新型は IMU 搭載により強化
KTRC(トラクションコントロール)
スマートフォン接続機能  
サウンドチューニング
アシスト&スリッパ―クラッチ
エルゴノミクス
※ERGO-FIT ローシート(標準シート)、ERGO-FIT ハイシート
ヘルメットロック
インターナルカットキー  
USB Type-C 電源ソケット
※新型 Z900RS SE のみ搭載
 
GPS 対応前後 2 カメラドライブレコーダーシステム
※新型 Z900RS SE のみ搭載
 
 
※主要諸元などにつきましては、後日ご案内いたします。

 

主要諸元

車名型式 8BL-ZR902A
Z900RS CAFE
発売日 2026年2月14日
全長×全幅×全高(m) 2.100×0.865×1.150
軸間距離(m) 1.470
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.800
車両重量(kg) 215
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 28.5(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
18.8(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転小半径(m) 2.9
エンジン型式
水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 948
内径×行程(mm) 73.4×56.0
圧縮比 10.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 82[111]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 98[10.0]/6,500
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 エレクトリックスターター
点火方式 バッテリー&コイル(フルトランジスタ点火)
潤滑油方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量(L) 4.2
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.916(35/12)
2速 2.058(35/17)
3速 1.650(33/20)
4速 1.409(31/22)
5速 1.222(33/27)
6速 0.966(29/30)
減速比1次/2次 1.627(83/51)/2.800(42/15)
キャスター(度) 25.0°
トレール(mm) 98
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C 58W
180/55ZR17M/C 73W
ブレーキ形式 φ300mm油圧式デュアルディスク
φ250mm油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式(インナーチューブ径41㎜)
スイングアーム式(ホリゾンタルバックリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
 ※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
 ※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。





2024/12/19掲載