高山農園便り
タイトルのひとつになっている「晴耕雨読」について少し紹介させていただきます。
埼玉県の片隅で25年ほど前から自称「高山農園」で野菜や果実を栽培しています。きっかけは、かみさんの一言「畑で美味しい野菜をつくりたい」。近所の家庭菜園で作業している人に相談しますと、地主さんを紹介してくれました。地主さん曰く「もう畑として貸し出せる土地は残っていないけど、昔茶畑だった所がある。ただし、笹竹が生い茂っているから、開墾するくらいの気構えがないとね。やるんだったら使っていいよ」「ありがとうございます。開墾してみます」という流れでした。竹の根っこというものは大変やっかいで、50センチ以上掘らないと取ることができません。1畳くらいを耕すのに1時間以上もかかりました。かみさんと二人でひたすら鍬を振るう日が続きました。努力が実り、1年目からトマトやきゅうりなどを収穫できました。少しずつ開墾して今では150平米くらいの段々畑にすることができました。
では、四季折々の様子を収穫物と一緒にご覧ください。
【春】収穫よりも種まきと苗の植え付けがほとんどです。
【夏】収穫に追われる季節です。
【秋】柚子の収穫は一大イベントになります。
畑には、柚子と梅の木があります。柚子は300個くらい採れます。凶器のような棘がありますから、毎年悪戦苦闘なのです。柚子のマーマレードつくりの過程です。果汁の一部は凍らせて1年中使えます。自宅で消費するのは100個くらいで、残りは近所におすそ分けです。
【冬】春に向けた準備の季節。
【雨読】なかなか進みません。
高山正之(たかやま まさゆき)
1955年山形県庄内地方生まれ。1974年本田技研工業入社。狭山工場で四輪車組立に従事した後、本社のモーターレクリエーション推進本部ではトライアルの普及活動などに携わる。1994年から2020年の退職まで二輪車広報活動に従事。中でもスーパーカブやモータースポーツの歴史をPRする業務は25年間に及ぶ。二輪業界でお世話になった人は数知れず。現在は趣味の高山農園で汗を流し、文筆活動もいそしむ晴耕雨読の日々。愛車はホーネット250とスーパーカブ110、リードのホンダ党。
1955年山形県庄内地方生まれ。1974年本田技研工業入社。狭山工場で四輪車組立に従事した後、本社のモーターレクリエーション推進本部ではトライアルの普及活動などに携わる。1994年から2020年の退職まで二輪車広報活動に従事。中でもスーパーカブやモータースポーツの歴史をPRする業務は25年間に及ぶ。二輪業界でお世話になった人は数知れず。現在は趣味の高山農園で汗を流し、文筆活動もいそしむ晴耕雨読の日々。愛車はホーネット250とスーパーカブ110、リードのホンダ党。