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新車詳細

新車プロファイル2022
2022年に発売された新車の情報ページです。

HONDA 並列2気筒、1,082cm3エンジンを搭載した新型スポーツモデル、“HAWK 11”を発売

並列2気筒、1,082cm3エンジンを搭載した新型スポーツモデル、“HAWK11”を発売




HONDA HAWK 11 車両解説

 余裕の超弩級ツアラーは欲しいが、普段の取り扱いを考えると二の足を…のユーザー待望の“スポーツツアラー”NT1100が誕生した! とのニュースをお伝えしたのはつい先日、2021年12月(発売は3月)のことだったが、今度は、同じAfrica Twin系のユニカム2気筒、1,082ccエンジンをベースにしたパワートレインをこれまたAfrica Twin同様のセミダブルクレードルフレームに搭載して開発するなどしてプライスも極力抑えた“リーズナブル・スポーツ”の登場をお伝えする。

 今年のモーターサイクルショーの目玉といえるモデルでもあったのですでに現車を見られた方も多いだろう。いわゆる“ロケット・カウル”を現代風にアレンジしたフェアリングを採用。ネオ・レトロ風味満載のスタイリングが「経験豊かなベテランライダーを中心としたお客様に、新たな価値観と充実したバイクライフを提案する日本市場向けの大型モーターサイクル」(ホンダのリリースより)なのだ。
 

HAWK 11。「パールホークスアイブルー」。
HAWK 11。「グラファイトブラック」。

 

★ホンダ ニュースリリースより (2022年9月29日)

新型ロードスポーツモデル「HAWK 11」を発売

 Hondaは、新型ロードスポーツモデル「HAWK 11(ホーク イレブン)」を、Honda Dreamより9月29日(木)に発売します。

●経験豊かなベテランライダーを中心としたお客様に、新たな価値観と充実したバイクライフを提案する日本市場向けの大型モーターサイクル
●水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒1,082cm3エンジンに、6速マニュアルトランスミッションと、ライディングをサポートする電子制御技術を搭載
●ゆったりと走るシーンから、軽快にワインディング走行を楽しむシーンまで、ライダーの充足感を追求した、扱いやすい車体パッケージ
●存在感ある一体成型FRP製のロケットカウルを装備。上質でモダンな佇まいの中に、軽快な走りを予感させる低く構えたスタイリングデザイン
●エンジンの鼓動とパルス感のある排気音を存分に感じながら軽快な走りを楽しむ、スペックのみにとらわれないスポーツバイクの楽しさや味わい深さを追求

●販売計画台数(国内・年間)
 1,200台
 
●メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
 1,397,000円(消費税抜き本体価格 1,270,000円)
 
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
【主な特徴】
■パワーユニット/制御・電装
・動弁系にユニカム形式を採用した、水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒1,082cm3エンジンを搭載。低速から豊かで幅広く使えるトルクと高回転までスムーズに回る特性とするとともに、スポーティーな走りに寄与する6速マニュアルトランスミッションを採用。
・スポーツモデルらしいダイレクトなスロットルレスポンスに寄与する「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」や、走行状況や好みに合わせてあらかじめ設定された出力特性を選択できる「ライディングモード」※1、前輪の浮き上がりと後輪スリップを緩和する「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」※2など、ライディングをサポートする先進の電子制御技術を搭載。
※1 パワー(P)、エンジンブレーキ(EB)、HSTC/ウィリーコントロール(T)の制御レベルを組み合わせた、「SPORT」「STANDARD」「RAIN」に加え、任意の制御レベルを選択保存可能な「USER」の各モードを採用
※2 Honda セレクタブル トルク コントロールはスリップやウィリー挙動をなくすためのシステムではありません。Honda セレクタブル トルク コントロールはあくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがってHonda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします
 
■車体/足回り
・セミダブルクレードルフレームに前後17インチホイールを組み合わせ、軽快なハンドリングに寄与する25度のキャスター角を設定。サイレンサーを上向きに配置しバンク角を確保しながら、セパレートハンドルによる前傾姿勢のライディングポジションとすることで、ワインディング走行を楽しめるディメンション。
・フロントフォークに倒立式のショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を、リアクッションにシングルチューブ分離加圧式を採用し、優れた路面追従性による上質な乗り心地に寄与。
・さまざまな走行状況で安心感のあるブレーキ操作を可能とする、ABS※3を標準装備。
※3 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なブレーキ操作を避け、安全運転をお願いします。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます
 
■スタイリング/カラーバリエーション
・「走りの楽しみを忘れない大人のバイク」であることの象徴と位置付けた、一体成型FRP製のロケットカウルを装備。
・「走りの楽しみを忘れない大人のバイク」であることの象徴と位置付けた、一体成型FRP製のロケットカウルを装備。
・ボディー前後方向にわたる水平方向のラインと、タンクとシートを分ける垂直方向のラインとの交差を基調としたパーツ構成により、ライダーの収まりの良いシルエット。
・カラーバリエーションは、陰影の深いブルーを基調にロケットカウルを縁取るシルバーのアクセントを施した「パールホークスアイブルー」と、硬質感のあるブラックを基調にロケットカウルをシルバーに塗り分け精悍な印象とした「グラファイトブラック」の計2色を設定。

主要諸元

車名型式 8BL-SC85
HAWK 11
発売日 2022年9月29日
全長×全幅×全高(m) 2.190×0.710×1.160
軸距(m) 1.510
最低地上高(m) 0.200
シート高(m)★ 0.820
車両重量(kg) 214
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※4 33.5(国交省届出値 定地燃費値※5 60km/h 2名乗車時)★
21.2(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※6
登坂能力(tanθ)
最小回転小半径(m) 3.4
エンジン型式 SC84E
水冷4ストローク直列2気筒SOHC(ユニカム)4バルブ
総排気量(cm3) 1,082
内径×行程(mm) 92.0×84.1
圧縮比★ 10.1
最高出力(kW[PS]/rpm) 75[102]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 104[10.6]/6,250
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI]
始動方式★ セルフ式
点火方式★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑油方式★ 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
燃料タンク容量(L) 14
クラッチ形式★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合い式6段リターン
変速比 1速 2.866
2速 1.888
3速 1.480
4速 1.230
5速 1.064
6速 0.972
★減速比1次/2次 1.717×2.470
キャスター★(度) 25°00′
トレール★(mm) 98
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C 58W
180/55ZR17M/C 73W
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式(倒立サス
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードルフレーム

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※4 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります※5 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※6 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます





2022/04/15掲載