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新車プロファイル2022
2022年に発売された新車の情報ページです。

SUZUKI “スポーツツアラー”GSX-S1000GTを発売

“スポーツツアラー”GSX-S1000GTを発売




SUZUKI GSX-S1000GT 車両解説

 2015年のモーターサイクルショーで国内デビューし、多くのバイクファンの注目を集め、その年の7月に発売開始されたスズキのスポーツモデル、GSX-S1000シリーズ。シリーズの中でもフルカウルを備えてツーリング性能をさらに高めた仕様だったGSX-S1000F ABSのポジションを受け継ぐのが今回発売のGSX-S1000GTだ。

 GSX-S1000シリーズは、スーパースポーツ、GSX-R1000をベースとしたエンジンを、これまたGSX-R1000をベースにさらに開発を進めたフレームに搭載したモデル。“GSX-R”というサーキット指向のスーパースポーツに対して、こちら“GSX-S”はストリートやワインディングを制する「高揚感のある加速と走りを楽しめる」ストリートスポーツとされていた。スズキが強調したのもズバリ「GSX-S1000 ABS/S1000F ABSは、ストリートでのエキサイティングな走りのために生まれました」ということだった。

 2021年8月にGSX-S1000が2代目にモデルチェンジされたが、よりスポーツツアラーの性格を持つGSX-S1000Fは変わらずのままだったことから一部に惜しむ声も聞こえたほど。しかしそんな心配も新型の登場で一気に吹き飛んだことだろう。

 しかも、今回のモデルチェンジによって欧州と同じ仕様、装備に加え(欧州で先行発売されていた)専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器を標準装備。また、電子制御システムS.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)や、スズキ初となるスマートフォン連携機能付の大画面フルカラーTFT 液晶メーター等を採用し、日常での扱いやすさと長距離のツーリングにおける快適性や高速安定性も追求されている。
 

GSX-S1000GT。「トリトンブルーメタリック(YSF)。
GSX-S1000GT。「リフレクティブ ブルーメタリック」(QT8)。

 

GSX-S1000GT。「グラススパークルブラック」(YVB)。

 
 

★スズキ ニュースリリースより (2022年2月8日)

 

スズキ、スポーツツアラーの大型二輪車
新型「GSX-S1000GT」を国内で発売

 スズキ株式会社は、大型二輪車新型「GSX-S1000GT」を2月17日より国内で発売します。
 新型「GSX-S1000GT」は、ストリートバイクの大型二輪車「GSX-S1000」をベースに、ツーリング性能を高めた全く新しいコンセプトのスポーツツアラーとして欧州をはじめ世界各国で販売を開始しています。

 国内で発売する新型「GSX-S1000GT」は、欧州と同じ仕様、装備に加え、専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0 車載器を標準装備しました。
 また、電子制御システムS.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)や、スズキ初となるスマートフォン連携機能付の大画面フルカラーTFT液晶メーター等を採用し、日常での扱いやすさと長距離のツーリングにおける快適性や高速安定性を追求しています。

 さらに、新型「GSX-S1000GT」専用開発品を含む豊富な純正用品をラインアップし、快適性、利便性の向上に加え、多彩なカスタマイズを可能としました。

●商品名
「GSX-S1000GT」
●メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
1,595,000円
※ 価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
●発売日
2022年2月27日
 
●年間目標販売台数
900台(日本国内)
車体色 3色
YSF : トリトンブルーメタリック
QT8 : リフレクティブ ブルーメタリック
YVB : グラススパークルブラック

主要諸元

車名型式 8BL-EK1AA
GSX-S1000GT(GSX-S1000TRQM2)
発売日 2022年2月17日
全長×全幅×全高(m) 2.140×0.825×1.215
軸距(m) 1.460
最低地上高(m) 0.140
シート高(m) 0.810
車両重量(kg)※1 226
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L) 21.2(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
16.6(WMTCモード値 クラス3-3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m) 3.1
エンジン型式 DTB1
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 998
内径×行程(mm) 73.4×59.0
圧縮比 12.2
最高出力(kW[PS]/rpm)※4 110[150]/11,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)※4 105[10.7]/9,250
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑油方式 圧送式
潤滑油容量(L) 3.4
燃料タンク容量(L) 19
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.562
2速 2.052
3速 1.714
4速 1.500
5速 1.360
6速 1.269
減速比1次/2次 1.553/2.588
キャスター(度) 25°
トレール(mm) 100
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C 58W
190/50ZR17M/C 73W
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク ABS
油圧式シングルディスク ABS
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

※平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応
※1:装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります
※:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や 運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※4:エンジン出力表示は、「ps/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。( )内は、旧単位での参考値です。





2022/02/08掲載