1980年代の熾烈な世界GP最高峰レースの様子をうかがい知ることができる作品「GRAND PRIX総集編【新価格版】DVDシリーズ」。その第7弾となる1989年シーズン版が、モータースポーツや二輪関連映像でお馴染みのウィック・ビジュアル・ビューロウよりリリースされた。
ガードナー、ホンダに移籍のローソン、復帰を遂げたスペンサーら強豪がひしめく中、シュワンツ、レイニーのヤングアメリカン2人が善戦、チャンピオンライダー達を苦しめる。15戦中ローソン4勝、レイニー3勝、ガードナー1勝、キリ1勝に対し、シュワンツはポール獲得9回・6勝と驚速ぶりを発揮するも、DNFも多くランキングは4位に止まる。レイニーはランキングトップを守りつつも、終盤にローソンからのプレッシャーに屈し転倒。王者ローソンはオーストラリアとボイコットしたネイションGP以外の13戦で表彰台登壇という安定感を発揮し、異なるメーカーのマシンを乗り継ぎ2年連続自身4度目となるタイトルを獲得した。
本編約100分。2,530円。
ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp
「GRAND PRIX 1989 総集編【新価格版】」