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2021年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA “Ultimate Purely Bobber”BOLT Rスペック ABSがカラーチェンジで2021年モデルに

“Ultimate Purely Bobber”BOLT Rスペック ABSがカラーチェンジで2021年モデルに




YAMAHA BOLT Rスペック ABS 車両解説

「Star original Bobber, Best for Urban Fun Ride!」(スターシリーズならではのボバースタイルと市街地走行の楽しさ)をコンセプトに掲げて開発された、シンプルな外観に都市近郊でのショートライドでの快適な走行性を備えたモデル、というのが2013年12月にヤマハのクルーザーシリーズに加わったBOLTだ。

 エンジンは、XVS950Aに搭載されていた挟み角60度のV型2気筒をベースに開発された空冷ツインで、バランサーを廃して3軸をコンパクトに配置する最新エンジン技術によるマスの集中化なども行われ、シンプルで扱いやすいパワー特性となっている。このエンジンを搭載するのはこれまたコンパクトでシンプルなダブルクレードルフレームで、XVS400シリーズ同様エンジンを車体の強度材としても活用するリジッドマウント方式を採用している。

 本格的なクルーザースタイルのXVS950Aに対して、スポーティーなボバースタイルを取り入れたXVS950CU BOLTシリーズ。都市部の若者を惹きつけ、強力なライバルの牙城を突き崩すことができるのかか注目されたモデルだった。

 2014年7月には、BOLTシリーズの中でもゴールドリザーバータンク付きリアサスペンションなどを装備してアップグレードモデルとしたBOLT-Rをベースに、オリジナルのグリーンのタンクを採用したYSP誕生30周年記念モデルも登場している。

 2015年3月には、BOLTの本体シリーズがカラー設定を変更するのに合わせて、ハンドルやシート形状、フットレストの位置などを変更し、スポーティなポジションとし、フロントフォークブーツを採用するなどでクラシックイメージも高めたバリエーションモデル、XVS950CU BOLT-C、およびXVS950CU BOLT-C(A)(いわゆるBOLT Cスペックシリーズ)がラインアップに加わった。

 このBOLT-C/BOLT-C(A)は、ヤマハが2013年から推進している“中期経営計画”のなかで「基本プラットフォームをベースにしたバリエーション展開の拡大」を行う取り組みの第二弾(第一弾はMT-09 TRACER)でもあった。

 2016年3月には、このボルト CスペックのABSモデルに、ヤマハの創業60周年記念カラーが登場している。イエロー地にブラックの“スピードブロック”のタンク、イエローステッチのシート、ブラック仕上げのヘッドライトリム、メーターリング、テールライトユニットを装備した限定販売モデルだった。

 BOLTシリーズとして初のモデルチェンジは2017年5月。フランジレス燃料タンクが新たに採用され、同時にタンク容量が1リットル増え、13リットル入りとなった。溶接跡の処理が目立たない位置に設定できるフランジレス燃料タンクの採用でクオリティアップを図ったといえる。また、BOLT ABSではスポークホイールが新たに採用された。

 2019年5月には、カラーリングの変更のみで’19モデルを発売。ベーシックなBOLT ABSでは、「ブラックメタリックX」をベースに、燃料タンク天面にシンプルなBOLTのロゴマークを採用、上級モデルのBOLT Rスペック ABSでは、「マットシルバー1」をベースカラーに赤いストライプを燃料タンクサイドに配し、それぞれのイメージを強調するカラーリングが採用されていた。

 2020年6月にはマイナーチェンジが行われ、BOLT ABS、BOLT Rスペック ABSともにポジションランプが追加された新型ヘッドランプに変更。またBOLT Rスペック ABSでは、質実剛健をテーマにした「ダークパープリッシュブルーメタリックU」(ブルー)のカラーを採用、落ち着きのある上質な雰囲気に仕上げている。BOLT ABSの方は「ブラックメタリックX」(ブラック)が継続して販売された。

 今回は、BOLT Rスペック ABSのみの変更で、新色2色のラインナップとなった。“ブルー”は、親しみやすくカジュアルな中にもヘリテージテイストを感じさせ、シンプルなグラフィックとともに上質感漂うカラーリング。“ブラック”は、定番色でありながら、ダークトーンのグラフィックを採用することで金属パーツの質感を際立たせ、力強い存在感をアピールしている。
 

BOLT Rスペック ABS。「グレーイッシュブルーメタリック4」(ブルー/新色)。
BOLT Rスペック ABS。「ブラックメタリックX」(ブラック/新色)。

 

★YAMAHA ニュースリリースより (2021年4月20日)

クルーザーモデル「BOLT Rスペック ABS」 2021年モデルを発売
~カジュアルで上質な“ブルー”とシンプルで力強い“ブラック”の2色を新設定~

 
 ヤマハ発動機株式会社は、ボバ―スタイルの走りと“シンプル”を追求したクルーザーモデル「BOLT Rスペック ABS」のカラーリングを変更し、2021年モデルとして6月8日に発売します。

 2021年モデルは2色を新設定しました。“ブルー”は、親しみやすくカジュアルな中にもヘリテージテイストを感じさせ、シンプルなグラフィックとともに上質感漂うカラーリングです。“ブラック”は、定番色でありながら、ダークトーンのグラフィックを採用することで金属パーツの質感を際立たせ、力強い存在感をアピールしています。

「BOLT Rスペック ABS」は、“Ultimate Purely Bobber”をデザインコンセプトとするシンプルなスタイルと都市近郊での快適な走行性を兼ね備え、2013年の発売以来、多様なライフスタイルにフィットするモデルとして支持されています。また、ゴールドリザーバータンク付きリアサスペンションや切削加工を施したキャストホイールは従来モデルから継続採用し、スポーティーで上質な仕上げとしています。

●名称

BOLT Rスペック ABS

●発売日

2021年6月8日

●メーカー希望小売価格
1,045,000円(本体価格 950,000円/消費税 34,500円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 360台
●カラー
・グレーイッシュブルーメタリック4(ブルー/新色)
・ブラックメタリックX(ブラック/新色)

 





2021/04/20掲載