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新車詳細

新車プロファイル2025
2025年に発売された新車情報のページです

HONDA CL500が車体色とシートを変更





HONDA CL500 車両解説

 1962年のCL72に源流を持つホンダの“スクランブラー”CL250。スポーツモデルをベースにオフロード走行も考慮した新しいジャンルのスタイルとして根強いファン層を創り上げてきた。現在でいうところの“アドベンチャーマシン”のさきがけでもあった。
 CBと共に、バイクが生活の道具からスポーツの道具として、はたまた乗ること自体を楽しむための道具となる転換点に生まれた存在といえるだろう。

 そんなスクランブラーの代表作といえるのがホンダの“CL”シリーズなのだ。まさに“CB”と共に’60年代、’70年代をイメージづける存在といえるが、その後の市場は「オフも行ける」ではなく「オフを楽しむ」ためのモデルたちの台頭によって黎明期のスクランブラーは一旦役目を終えたといえるだろう。

 新世代のCLは、「力強さと軽快な走りをイメージさせるスクランブラースタイルの車体に、扱いやすい出力特性の水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒、249cm3エンジンを搭載した新型軽二輪スポーツモデル」とされている。

 多様なライフスタイルにあわせて気軽に楽しめることを目指したモデルで、市街地からアウトドアフィールドまで、さまざまなシチュエーションに映えるスクランブラースタイルを表現。アップライトなライディングポジションの車体に扱いやすい出力特性のエンジンを搭載した車体パッケージを採用した。

 CL250のキーワードは、「Express Yourself」。ライダー自身を引き立たせ、多様なライフスタイルにあわせて気軽に楽しめるモーターサイクルを目指し開発したというモデルだ。

 外観は、シンプルな佇まいに、CLのアイコンともいえる特徴的なアップタイプのマフラー。タンクパッド、ワディング加工を施したフラットタイプのシートを採用するなど、さまざまなシチュエーションに映えるスクランブラースタイルを表現している。

 車体は、剛性と重量バランスを最適化したダイヤモンドフレームに、余裕のあるストローク量を確保したサスペンションやセミブロックパターンのタイヤを採用。アップライトなライディングポジションとあいまって、舗装路からフラットダートまで幅広い走行状況に配慮。

 エンジンは、低回転域から高回転域まで扱いやすい出力特性とした、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒、249cm3エンジンを搭載。クラッチレバーの操作荷重軽減とシフトダウン時の後輪ホッピング軽減に寄与するアシスト&スリッパークラッチ※1などを採用している。

 そして2023年5月に登場したのがCL500。CL250が登場した時点で、あ、レブル500をベースにしたモデルも出るんだろうな、と予想した方も多かったのでは。シンプルで、トルクフルな水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒、471cm3エンジンを活かさない手はない。レブルの人気の一端はまさに“手の内にある”コントローラブルなエンジンなのだから。

 今回は登場以来初となる車体色の変更とシート形状と素材の変更、一部純正アクセサリーのカラー変更が行われた。

 

CL500 パールディープマッドグレー。

CL500 マットアーマードグリーンメタリック。

★HONDA ニュースリリースより (2025年8月22日)

スクランブラースタイルのスポーツモデル「CL500」の一部仕様とカラーバリエーションを変更し発売

 
 Hondaは、力強さと軽快な走りをイメージさせるスクランブラースタイルの車体に、扱いやすい出力特性の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒471cm3エンジンを搭載したスポーツモデル「CL500」の一部仕様とカラーバリエーションを変更し、Honda Dreamより10月20日(月)に発売します。
 今回、CL500は、メインステップをより足つき性に考慮した形状に変更するとともに、シート内部の素材を変更し、走行中の快適性に寄与しました。メーターは、構造を見直すことで太陽光の反射を抑え、日中の視認性により配慮しています。
 カラーバリエーションは、落ち着いた印象の「パールディープマッドグレー」を新たに採用し、継続色の「マットアーマードグリーンメタリック」との全2色設定としています。

 また、CL500の使い勝手や個性をより際立たせる、純正アクセサリー(別売り)の一部アイテムのカラーリングを変更しました。ラインアップは、ヘッドライトバイザー、ヘッドライトバイザーストライプ、リアサイドカバー、リアサイドカバーストライプ、ナックルガード、アップフェンダーなど、お客様のさまざまな嗜好に応じた幅広い設定としています。

 

●発売日

2025年10月20日

●メーカー希望小売価格
973,500円(消費税抜本体価格 885,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
 
●販売計画台数
(国内・年間) 1600台

    

CL500 純正アクセサリー ラインアップ

純正アクセサリー

メーカー希望小売価格※1

(消費税10%抜き価格)

ヘッドライトバイザー

29,260円

26,600円

ヘッドライトバイザーストライプ

440円

400円

ナックルガード

20,020円

18,200円

リアサイドカバー※2

7,590円

6,900円

リアサイドカバーストライプ

770円

700円

アップフェンダー

20,350円

18,500円

フラットシート

16,390円

14,900円

ラリーステップ

18,634円

16,940円

リアクッションカバー

4,961円

4,510円

タンクパッド(センター)

2,541円

2,310円

サドルバッグ

本体※3(ラージ)

25,047円

22,770円

本体※3(スモール)

21,417円

19,470円

サドルバッグサポート※4

23,595円

21,450円

トップボックス38L

ワン・キー・

システムタイプ

本体※5

38,720円

35,200円

トップボックスロック

10,527円

9,570円

ワン・キー・

インナーロックシリンダー

3,025円

2,750円

キャリアブラケット

10,527円

9,570円

バックレスト(トップボックス 38L用)

17,050円

15,500円

トップボックスインナーバッグ

(トップボックス38L用)

12,584円

11,440円

リアキャリア※6

32,670円

29,700円

アジャスタブルブレーキレバー

6,534円

5,940円

アクセサリーソケット

4,598円

4,180円

Honda二輪ETC2.0車載器キット※7

(アンテナ別体タイプ)

47,960円

43,600円

スポーツ・

グリップヒーター

本体※8

13,673円

12,430円

スポーツ・グリップヒーター

取付アタッチメント

13,431円

12,210円

アラーム

本体※9

14,520円

13,200円

アラーム取付アタッチメント

605円

550円

インジケーターランプ※10

1,452円

1,320円

※1 価格はメーカー希望小売価格で参考価格です。別途取付工賃が必要です
※2 リアキャリアおよびサドルバッグサポートとは同時装着できません
※3 取り付けには、サドルバッグサポートが別途必要です。左側のみの装着
※4 リアサイドカバーと、同時装着できません
※5 取り付けには、トップボックスロック、ワン・キー・インナーロックシリンダー、キャリアブラケット、リアキャリアが必要です
※6 リアサイドカバーと、同時装着できません
※7 Honda二輪車ETC車載器セットアップ店での取り扱いになります。別途、取付費用とセットアップ費用、決済用のETCカードが必要です
※8 取り付けには、スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメントが必要です
※9 取り付けには、アラーム取付アタッチメントが必要です
※10 インジケーターランプ単体では作動しません

 

主要諸元

車名型式 8BL-PC68
CL500
発売日 2025年10月20日
全長×全幅×全高(mm) 2,175×830×1,135
軸間距離(mm) 1,485
最低地上高(mm)★ 155
シート高(mm)★ 790
車両重量(kg)★ 192
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※11 43.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※12
27.9(WMTCモード値★ クラス3-2 1名乗車時)※13
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式 PC68E
水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 471
内径×行程(mm) 67.0×66.8
圧縮比★ 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 34[46]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 43[4.4]/6,250
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式★ セルフ式
点火方式★ フルトランジスター式バッテリー点火
燃料タンク容量(L) 12
変速機形式 常時嚙合い式6段リターン
変速比 1速 3.285
2速 2.105
3速 1.600
4速 1.300
5速 1.150
6速 1.043
減速比1次/2次 2.029/2.733
キャスター(度)★ 27°00′
トレール(mm)★ 108
タイヤサイズ 110/8019M/C 59H
150/70R17M/C 69H
ブレーキ形式 油圧式ディスク(ABS)
油圧式ディスク(ABS)
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社

※11 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※12 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※13 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます





2025/08/22掲載