世界ロードレース選手権(MotoGP)のMoto2クラス・チャンピオンとなったディオゴ・モレイラ(イタルトランス・レーシングチーム)が受賞した「トライアンフ・トリプル・トロフィー」は、Moto2での際立ったパフォーマンスを称える賞として位置づけられ、単なるレース勝利だけでなく、粘り強さや安定した走りも評価の対象となる。今年はシーズンを通じて86万1000人以上のファンが毎週末の投票に参加した。
そんな中、史上初のブラジル人チャンピオンとなったモレイラはシーズンを通じて最多ポイントを獲得、マヌエル・ゴンザレス、ジェイク・ディクソンを抑えて年間首位獲得となった。ちなみに昨年は小椋藍が同賞を獲得している。
尚、2026年シーズンはLCRホンダより最高峰・MotoGPクラスを戦うモレイラには、Moto2クラスのマシンに搭載される765ccトリプルエンジンをベースにしたロードスター「Street Triple 765 RS」の特別カスタムリバリー仕様が贈られる。
ディオゴ・モレイラのコメント
「このトライアンフ・トリプル・トロフィー Street Triple 765 RSを獲得できて、本当に嬉しいです。今シーズンは私にとって最高のシーズンであり、とても誇りに思っています。今年私を応援してくれたすべてのファンの皆さんに感謝します。これほど多くの票が寄せられたと知り、本当に心強く感じています。まずは運転免許を取得しなければならないのですが、取得後にはこのバイクで少し走りを楽しみ、その後は家に大切に保管したいと思います」
