CBR1000RR-R FIREBLADE/SP
2,486,000円/2,849,000円
★ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE/SP 車両解説
CBR1000RR-R FIREBLREAD/SPの仕様を変更し発売
CBR1000RR-R FIREBLEASD/SPといえば、まさにホンダのCBの名を冠した頂点モデル。そのCBR1000RR-Rがエンジン各部の熟成を図り、特に中速域の加速性能などパフォーマンスアップを狙った仕様変更が行われたという。
主な仕様変更点は、エンジン各部の熟成を図り、中速域の加速性能を向上、扱いやすさのさらなる向上に寄与する、Honda二輪車初の2モーター式スロットルバイワイヤ(TBW)の採用、フレームボディの構成部品を新設計するなど、車体の軽量化を実現、そしてウイングレット、ミドルカウル、アンダーカウルを新設計、など。
- 販売計画台数(国内・年間)
- 600台
- メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
- CBR1000RR-R FIREBLADE 2,486,000円(消費税抜き本体価格 2,260,000円)
- CBR1000RR-R FIREBLADE SP 2,849,000円(消費税抜き本体価格 2,590,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
★HONDA ニュースリリースより (2024年2月22日)
「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の仕様を変更し発売
Hondaは、大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の仕様変更を行い、Honda Dreamより3月1日(金)に発売します。
●エンジン各部の仕様熟成を図り、中速域の加速性能を向上
●扱いやすさのさらなる向上に寄与する、Honda二輪車初の2モーター式スロットルバイワイヤ(TBW)を採用
●フレームボディーの構成部品を新設計するなど、車体の軽量化を実現
●ウイングレット、ミドルカウル、アンダーカウルを新設計
- ■主な特徴
- CBR1000RR-R FIREBLADEは、高出力かつ扱いやすい出力特性のパワーユニットと、操縦性を追求した車体パッケージングを組み合わせ、スポーツライディングをサポートする先進の電子制御技術などを採用したCBRシリーズの最上位モデルです。
CBR1000RR-R FIREBLADE SPは、CBR1000RR-R FIREBLADEをベースに、OHLINS(オーリンズ)製の電子制御サスペンションのほか、Brembo(ブレンボ)製のフロントブレーキキャリパーを装備するなど、足まわりを専用化しています。また、より素早いシフトチェンジ操作を可能とするクイックシフターを標準装備し、さらにスポーツライディングの楽しみを視野に入れた仕様としています。
今回、「“TOTAL CONTROL” for the Track」のコンセプトをより進化させ、レーストラックにおける走行性能のさらなる強化と俊敏なハンドリングのさらなる向上を高次元で両立させるため、各部の仕様変更を行いました。 - パワーユニット
- ・カムシャフトのバルブタイミングおよびリフト量の変更、ピストン頭部形状変更による圧縮比アップなどを図り、中速域の加速性能のさらなる向上に寄与させています。Honda二輪車初となる、2モーター式スロットルバイワイヤ(TBW)を採用。スロットルバルブの開閉を2個のモーターで行うことで2気筒ごとの独立制御を実現し、加速時のスロットルグリップ低開度域のコントロール性や、減速時のエンジンブレーキ効力増加など扱いやすさのさらなる向上に寄与させています。
・クランクシャフトの形状変更や軽量化により慣性マスを低減し、スロットルグリップ操作に対するエンジン回転の鋭いレスポンスと、スムーズな追従性の実現に寄与させたほか、トランスミッションなどのギア比を変更することで、全車速域での駆動力のさらなる向上を図っています。 - 車体
- ・フレームボディーの構成部品を新設計し、軽量化と剛性バランスの最適化を図ることで、狙いとした旋回性と接地感の向上、より自由度の高いハンドリング性能を高次元でバランスをとっています。
・レースシーンで培ったエアロダイナミクステクノロジーを随所に反映し、ウイングレット、ミドルカウル、アンダーカウルを新設計。ウイングレットは、側面積を小さくすることでリフト抑制効果を確保しつつ、ヨーモーメントを約10%低減させ、軽快性の向上に寄与しています。 - 電子制御
- ・2モーター式スロットルバイワイヤ(TBW)の採用による出力特性とエンジンブレーキ特性の変更に伴い、ライディングモードの各パラメーターを再設定。幅広い走行シチュエーションで感じられる、バイクを操る楽しさや、さらなる安心感の実現に寄与しています。
・CBR1000RR-R FIREBLADE SPには、ライダーの体重をメーターに入力することで、体重に応じた前後サスペンションの推奨プリロード値を表示する機能を追加しています。 - カラーリング
- CBR1000RR-R FIREBLADEのカラーリングは、レーシングイメージあふれるトリコロールの「グランプリレッド」を設定。CBR1000RR-R FIREBLADE SPのカラーリングは、「グランプリレッド」と、ブラックを基調とした精悍なイメージの「マットパールモリオンブラック」の計2色を用意しています。
主要諸元
車名型式 | 8BL-SC82 | |
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CBR1000RR-R FIREBLADE 〈CBR1000RR-R FIREBLADE SP〉 | ||
発売日 | 2024年3月1日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.100×0.740×1.140〈2.105×0.750×1.140〉 | |
軸距(m) | 1.450〈1.455〉 | |
最低地上高(m)★ | 0.130 | |
シート高(m)★ | 0.830 | |
車両重量(kg) | 200〈201〉 | |
乾燥重量(kg) | – | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 22.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名〈1名〉乗車時)※2 | |
15.4(WMTCモード値★ クラス3-2 1名乗車時)※3 | ||
登坂能力(tanθ) | – | |
最小回転小半径(m) | 3.8 | |
エンジン型式 | SC82E | |
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 999 | |
内径×行程(mm) | 81.0×48.5 | |
圧縮比★ | 13.6 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 160[218]/14,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 113[11.5]/12.000 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-DSFI] | |
始動方式★ | セルフ式 | |
点火方式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式★ | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | – | |
燃料タンク容量(L) | 16 | |
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.461 |
2速 | 1.947 | |
3速 | 1.650 | |
4速 | 1.454 | |
5速 | 1.291 | |
6速 | 1.160 | |
減速比1次/2次 | 1.687×2.750 | |
キャスター(度)★ | 24°07′ | |
トレール(mm)★ | 102 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C 58W |
後 | 200/55ZR17M/C 78W | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立サス/ビッグ・ピストン・フォーク)〈NPX Smart EC〉 |
後 | スイングアーム式(プロリンク/バランス・フリー・リアクッション・ライト)〈TTX36 Smart EC〉 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
※〈 〉は、CBR1000RR-R FIREBLADE SP。
■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※3 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※4 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます