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エンタメ


第98回「カメラ増殖!?の秋」

新しいiPhone、人気があるらしいですねー
でもね、ちょっとこれはどうなんでしょう。(ルックス的に)

いままでシンプルデザインが売りだったと思うのですが、なんだかいやな予感。
ちなみに3つのカメラですが、1200万画素×3で
 F1.8, 26mm (広角)
 F2.0, 52mm (望遠) 光学2倍ズーム
 F2.4, 13mm (超広角)
となっています。
これらのレンズは必要に応じて切り替わるのが便利なのかもしれませんが、見た目がどうにも賑やかになったものです。
そして、値段も上昇を続けており、今回のモデルは12万円くらいします。
型落ちしたiPhone8が58000円くらいなのを考えると、ちょっと勇気が要りますね。

思えば、スマホ登場以来、カメラ機能に特化したモデルがいくつも出てきたのですが、カメラ好きとしては、こんなモデルが大好きでした。
残念ながら絶版になってしまったものもありますが、いくつかご紹介しましょう。

◆本格LEICAに通信機能搭載

デジカメにLTE通信できるAndroid端末が合体したモデル。
F2.8、28mmのライカレンズと2000万画素の1.0型という大型MOSセンサーはスマホ的デジカメ機能としては圧巻でした。

◆Zeissレンズをスマホにぶら下げたり、分離撮影できる新スタイル

スマホにデジカメの本格レンズをぶら下げるだなんて、当時は斬新な新機種でした。
F1.8-4.9、28-100mm、光学3.6倍ズームのZeissレンズに2000万画素の1型CMOSセンサー、これに、通信モジュールとバッテリー搭載で、スマホと連携し、ファインダーとシャッターと画像蓄積を離れて担当。デジカメの本格レンズが使えるだけでなく、分離して自由に移動できるので、高所や低所など、想像を超えたアングルで撮影ができるため、ワクワクしたものです。

◆HASSELBLADにスマホが背面合体

こちらはMotorolaのスマホと完全合体するもので、まんまデジカメという外観です。
このサイズにも関わらず、F3.5-6.5、25-250mm、光学10倍ズーム、光学手ブレ補正、1/2.3型有効1,200万画素のCMOSセンサーだなんて、ヨダレが出たものです・・・。

という、歴史があったわけですが、

今年はこんなモデルが登場、カメラ的には先端を走っており、今後こういう構成が増殖する予感がしなくもありません。

◆VIVO V17 Pro(発売中)

ともかく、カメラが多すぎて二の句が継げません。

メインカメラ×3(とセンサー×1)
4800万画素、F1.8、26mm (広角)
800万画素、F2.2、16mm (超広角)
1300万画素 (望遠)、2倍光学ズーム
200万画素、F2.4、深度センサー

セルフィーカメラ×2
自撮り用としてはレンズが二個、電動ポップアップする模様。
3200万画素 (広角)、800万画素 (超広角)

◆Nokia 9 PureView(発売中)

デザインがお洒落っぽいだけでなく、全部Zeissっていうのに惹かれますね。
5つカメラ的なものが配置されていますが、カラーセンサーは1200万画素、F1.8、28mm (広角) ×2個であと3個がモノクロセンサーです。
その他、フラッシュと深度センサー的なものがあり、合計7個のモジュールがきれいに並んでいるというもの。
国内モデルではこういうユニット構成のものは無いので、カメラ機能や画質が気になりますね。

ということで今後、カメラモジュールが増殖しそうな予感をお伝えしたのですが、とりあえず、本体の値段はあまり上昇しないでもらいたいですね。

それではまたー。


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2019/10/29掲載