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第99回「気乗りしない〇〇ペイ」

先日、ランチで入った店でクレジットカードでおカネを払ったレシートをよく見てみたら、メニューに書かれていた金額より安かったので、なんだか得した気分。

あー、これがお国のアレか。と思った次第です。
アレというのは、お国が掲げるキャッシュレス拡大の目標は「2025年までにキャッシュレスの比率40%」ということで、このところ、どこのお店の店頭にも〇〇Pay(なんとかぺい)使えます。みたいな表示が増えまくっている気がします。

キャッシュレス決済とは、要するにお札とか小銭以外で払うことなので、大きく分けるとこのような3種類くらいですかね。

(1)クレジットカード(あとで銀行引き落とし)
(2)電子マネー(Edyとか交通系とかコンビニ系とかの専用カードにお金を入れておく)
(3)バーコード系(決済アプリにお金を入れておく)

で、今増えまくっているのが(3)のバーコード系。
スマホで専用アプリのバーコードを表示させてお店のリーダーでピッ、とやって支払う方法です。

どんなのがあるかというと、有名なのはこちら。

そもそもココのおかげでバーコード決済が広がった印象ですね。
結構広がってから言うのも恐縮ですが、最初にこの名「ぺーぺー」を聞いた瞬間、印象最低でしたよ。誰このネーミング決めたの。って。
日本語の意味:地位が低い者、技量が無い者、下っ端、未熟者、などなど・・・。
英語だとしても賃金、支払い、ですもんね。

これに対し、こちらはD社ブランドのサービスですが、

先ほどの悪印象に対し、こちらのネーミングは何て日本的なんだとの印象さえありました。

その他、それぞれのユーザが使ったらそれなりにお得なペイは、数え切れないくらいたくさんありますね。
メルペイ https://www.merpay.com/
 →メルカリな人
au PAY https://aupay.wallet.auone.jp/
 →auな人
LINE Pay https://pay.line.me/portal/jp/main
 →LINEな人
楽天ペイ https://pay.rakuten.co.jp/
 →楽天な人

その他、こちらは名前がなんとかペイですが、いろんなペイをまとめて収納できる機能です。
いわばお財布です。
Google Pay https://pay.google.com/intl/ja_jp/about/
Apple Pay https://www.apple.com/jp/apple-pay/

ということで、広がりを見せる〇〇ペイですが、使う側としてはなんだか決定的な意義が見あたらない気がするのです。

クレカの場合
給料 → 銀行 → クレカ → お店
これ、キャッシュレスなので便利ですよね。カード出すだけですし。

ところが〇〇ペイだと、
給料 → 銀行 → クレカ → 〇〇ペイ(お金を入れておく) → お店

って、買い物の前に、いちいちお金を移動させてから使うの?
しかも電話番号とかメアドなどの個人情報に加え、都度の利用状況まで提供しないと使えないです。
つまり、この謝礼がポイントか~。と思ってしまうわけです。

しかしながらどんどん拡大している〇〇ペイ、お店の方には多大にメリットな模様。
たとえば、
・新たな読み取り機の設置不要!
 →お店の機材はバーコードリーダーのまま、店員も迷わない。
・手数料が安い(想像ですが)
 →手数料安い順に バーコード > 交通系 > クレカ
・ポイント好きな人の集客が見込める

これはなるほどと思いました。
それにしても、今はサービスが乱立しすぎで、クレカのように一枚持っていればどこでもというわけにもいかず、
・対応してしているアプリを選ばないといけない
・アプリごとにお金を入れておかないといけない
これが全然イケてないと思いませんか。

来年くらいになったらちょっと集束されるでしょうか?
そうしたら、一番便利なのを使ってみましょうかね。

それではまた。


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2019/12/05掲載