Facebookページ
Twitter
Youtube

新車詳細

新車プロファイル2020
2020年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA 原付二種スクーター、CYGNUS-Xがカラーチェンジで2020年モデルに

原付二種スクーター、CYGNUS-Xがカラーチェンジで2020年モデルに

YAMAHA CYGNUS-X 車両解説

 2003年7月の発売以来、ヤマハの原付二種スクーターの顔として定着してきたシグナス Xシリーズ。ちなみに2004年8月からシリーズに加わっているスポーティな“SR”の方が目につく存在かもしれない。それはともかく、2005年10月には、ヤマハの50周年を記念した“50th Anniversary”モデルの発売なども行われ、今もヤマハの原付二種スクーターの“顔”的存在として人気を博している。

 2007年10月には、シグナス Xシリーズ初の本格的なモデルチェンジが行われて2代目に発展。平成19年国内排出ガス規制に対応するためのF.I.化や、ポジションランプ一体型ヘッドライトを採用、シートの快適性アップを含むボディスタイルの変更、そして新型メーターパネルの採用などが行われた(SRは若干遅れて12月発売)。

 2011年2月には、SRがマイナーチェンジ。アナログ式タコメーターと、ホワイト、オレンジ、グリーンから液晶画面の照明色を選べるデジタル式スピードメーター、タンデムステップ、そして新立体エンブレムなどが採用されている。また台数限定で“ヤマハ・ファクトリー・レーシング”の伝統カラーを纏ったSRのロードレース世界選手権参戦50周年記念モデルも2012年2月に発売された。

 2013年2月には、3代目シグナス Xシリーズとなるモデルチェンジが行われ、より大型化されたヘッドライト、そしてその左右には、LEDポジションライトも追加され、テール回りはLED化が行われた。ボディの基本構造は変わらないものの、トランク容量も約31.0リットルへと増加されるなど、使い勝手の面でも熟成が行われた。2014年4月には、YSP誕生30周年を記念した限定カラー&グラフィックモデルが発売されている。2015年2月には、ビビッドなカラーリングの“SHOW OFF SPORTY”系3色と、都会的な落ち着いたセンスの“URBAN SPORTY”系2色の計5色のラインナップとカラー設定の変更で2015年モデルとなっていた。

 2015年11月にシグナス Xは、4代目に発展。“クリーン・ダイナミック・テクノロジー”をキーワードにスタイルが一新されたのを始め、新型フレームに新型前後サス、新型5本スポークホイール等が採用された。エンジン面でも実用域のトルクを強化、加速性能を向上させながらも実用燃費をアップした新型となっている。コンセプトは“ダイナミック・シグナス X”だった。

 2017年の2月には、この新型シグナス Xにスピードブロックのワンポイントをアレンジしたサイドカバーや、ヤマハレーシングブルーとシルバー、ツートーンのボディカラーを採用したSPECIAL EDITONが700台の限定で発売されている。また2017年8月には、シリーズ本体のシグナス X XC125SRのモデルチェンジと合わせて、MotoGPで活躍するレーシングマシン、YZR-M1のカラーリングイメージを取り入れた特別仕様が1,300台の台数限定で発売された。

 2018年2月には、シグナス X SRに「マットダークブルーイッシュグレーメタリック2」と「マットブラック2」の新色2色が追加設定され、継続色のホワイト系、ガンメタ系、ブルー系、イエロー系と合わせて全6色のラインナップとなっている。

 2018年11月には、シリーズ本体のシグナス Xのマイナーチェンジが行われ“新しい顔”が与えられた。LEDの採用によりヘッドランプが小型化され軽快なデザインに変更。テールランプも導光タイプのLEDテールランプが採用された。また、メーターにフルデジタルの液晶マルチファンクションタイプが採用されたほか、USB対応の12V・DCジャックの装備など使い勝手の向上なども行われている。

 2019年9月には、2017年のスペシャルエディションと同様、MotoGPで活躍するレーシングマシン、YZR-M1のイメージを再現した“CYGNUS-X Monster Energy Yamaha MotoGP Edition”を設定し、1,300台の台数限定で発売している。

 今回は、カラーリングの設定を変更して2020年モデルとして発売する。
 

CYGNUS-X。「ディープパープリッシュブルーメタリック C」(ブルー/新色)。
CYGNUS-X。「ブルーイッシュホワイトカクテル 1」(ホワイト/新色)。

 

CYGNUS-X。「ビビッドレッドメタリック 5」(レッド)。
CYGNUS-X。「ブラックメタリックX」(ブラック)。

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2020年3月10日)

「CYGNUS-X」2020年モデルを発売
~よりスポーティなカラーラインナップに変更~

 ヤマハ発動機株式会社は、空冷・4ストローク・SOHC・4バルブ・124cm3エンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS-X」(シグナス X)のカラーリングを変更し、2020年モデルとして4月10日に発売します。

「CYGNUS-X」のスポーティイメージをより強調するため、新たに“ブルー”と“ホワイト”を設定しました。“ブルー”は当社のレースマシンをイメージしたカラーリングでアクティブさを演出。“ホワイト”は洗練されたスポーティスタイルを表現しました。なお、“レッド”と“ブラック”は継続販売します。

「CYGNUS-X」は、精悍なフロントフェイスや導光タイプのLED テールランプといったスポーティかつ先進的なスタイルに加え、市街地の実用域でパワフルな出力特性を発揮し、優れた走行性と利便性を兼ね備えたモデルです。
 なお、本製品の製造は、当社のグループ会社ヤマハモーター台湾で行います。

●発売日
2020年4月10日
●メーカー希望小売価格
CYGNUS-X 335,500円(消費税抜き本体価格305,000円/消費税30,500円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
●販売計画
(国内・年間) 6,000台
●カラー
ディープパープリッシュブルーメタリック C(ブルー/新色)
ブルーイッシュホワイトカクテル 1(ホワイト/新色)
ビビッドレッドメタリック 5(レッド/継続販売)
ブラックメタリック X(ブラック/継続販売)

 

2020/03/10掲載