5月19日(日)、滋賀県草津市の「矢橋帰帆島(やばせきはんとう)公園で第19回カフェカブパーティーin関西が開催されました。
　昨年は、大津市のなぎさ公園市民プラザで行いましたが、商業施設建設のために使用できなくなりました。主宰者が滋賀県側と交渉してスーパーカブユーザーのために新たなミーティング会場を用意しました。
　この公園でオートバイ愛好家のミーティングを行うのは初めてとの事です。当日は曇りから小雨になりましたが、157台167名のナイセストピープルが参加しました。

　では、イベントの様子をお伝えいたします。
　前日に広大な芝生エリアに組み上げられたイベントステージ。このステージは、各カフェカブパーティー会場(北海道、関西、九州)に設置されます。美しい緑の背景です。
　

参加者を迎える受付スタッフ。公園内のキャンプ場を利用したカブユーザーは、わずか50メートル先が受付です。

到着したカブ達がステージの前に、続々と並べられます。

この公園では、芝生の上にバイクを停めてOK。このような光景はなかなか見られません。

　
　カフェカブパーティーでは、恒例のバイクフォーラムが行われています。テーマはカスタマイズの楽しみや、スーパーカブの歴史など様々です。今回は、作家の中部博氏をゲストに迎え、「スーパーカブは日本を変えた」というテーマで行われました。
　スーパーカブの大ヒットにより、ホンダが鈴鹿サーキットを建設したり、F1レースに挑戦し四輪車の生産にも参入するなど、ホンダの経営基盤をつくり日本のモータースポーツの普及にも寄与した経緯などが語られました。
　そして、世界のさまざまな所で使われている実態を紹介しながら、地球にやさしく人々の生活を豊かにする乗り物として進化していってほしいとのコメントで締めくくられました。
　

中部博さん(右)とMCを務めた渡邊さん。

小雨が降りしきる中でしたが、参加者は熱心に聞いていました。

キッチンカーとモリワキエンジニアリングさんのPRブースです。

　
■参加者のスーパーカブ(Honda製4ストローク横型エンジンを搭載した原付モデルも参加OKです)はどれも個性的で、オーナーの拘りを聞くと溜息が出るほどです。
　ほんの一部ですが紹介いたします。
　

親子でキャンプのトレーラーカブ。

荷物満載仕様の110プロは、カラーも特別。

スポークまでカラーコーディネートされた110。

モッズがモチーフのリトルカブ(前輪は大径)

ジョルカブのグループ。

ジョルカブをベースにジョーカー風に仕上げ。

サドルバッグとカブラシートが決まってます。

ホワイトリボンタイヤが似合うクロスカブ。

実用性とファッション性の高いクロスカブ。

ジャズのフレームを移植した異色のカブ

　
■カフェカブパーティー恒例の各賞の発表を紹介します

最年長賞は75歳のオーナー。

最年少賞は17歳の高校生。トレーラーを外すと通学用に。

レディース賞は2名に贈呈。

ゲストの中部 博賞はCT110のオーナー。

協賛社IRC賞はもちろんタイヤです。

モリワキ賞のカブはブラックでコーディネート。

参加者が選ぶ人気投票3位に輝いた3名と参加車両。ジョルカブのボディはアルミを叩いて製作したものです。

人気投票2位のオーナーと参加車両。さまざまなアイデアが盛り込まれています。

人気投票1位は、CT125・ハンターカブをよりシンプルにしたオーナーが獲得。

　
■カフェカブパーティーは、7月14日(日)に北海道洞爺湖町の有珠山噴火記念公園で開催予定です。エントリーについては、カフェカブ運営事務局のサイトに掲載されますのでご確認ください。風光明媚な会場で、カブ談義を楽しんでください。
http://cafecub.net/

　

2023年のカフェカブパーティーin北海道より。