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海外ツーリングの醍醐味は、実際に走らないとその魅力を理解することは難しいと思う。マドリードからセビーリャまでアンダルシアの大地を800kmに渡り走り抜け、ツーリングも後半戦に突入。ヨーロッパの西の果てポルトガルのリスボンを目指し、イベリア半島を駆け抜けるドイツ製の鉄馬は疲れを知らない。大航海時代のコロンブス、バスコ・ダ・ガマになった気分でイベリア半島を走破。引き続き素晴らしいイベリア半島のツーリングを紹介しよう。

■文・写真:泉田陸男

MAP

■ポルトガルへの道

 
ツーリングも3日目を迎えスペイン南西部、スペイン第4の都市セビーリャの朝、街中のスタンドで燃料を満タンにして高速A49号線に乗り西を目指す。A49号線はスペインの南部を突っ切る高速道で、西に向かうとポルトガルの高速A22号線に繋がっている。スペイン側の街「アヤモンテ」とポルトガル側の街「カストロ・マリン」の間の国境を流れる「グアテアナ川」を超えたところに「アルガブ・ウェルカム・ポイント」という高速上の国境兼料金所が設けられている。と言っても、高速道路上に料金所らしき施設は見当たらない。
セビーリャからリスボンに向かう道
セビーリャからリスボンに向かう道すがらの景色は南国の風情だ。

あるのはパーキングスペースと簡易ゲート、それもゲートバーは無い。アルガブ・ウェルカム・ポイントの数十メートル手前に「turismo foreigners」↘︎の表示が出ているだけで、矢印に従って右側のパーキングスペースに入ると、一番右の路上が1mほどの幅でオレンジ色に塗装されている。

パーキングスペース
高速A22号線国境のEasy Toll System登録のためのパーキングスペース。

レシート
システムに登録すると出て来るレシート。クレジットカードナンバーと車両ナンバーが記載されている。

塗装された路上を進むと、その先に停車位置の指定と料金徴収機のようなものが設置されている。停車指定位置にバイクを止め、徴収機もどきに自分のクレジットカードを挿入して操作をするとレシートのようなものが出てきた。レシートらしき紙を確認するとクレジットカード番号とバイクのナンバーが記載されている。実はポルトガルの高速は有料なのだけれど、新しくできた道路は日本のETCのように自動料金徴収システム(ポルトガルではVia Verde)になっていて、しかもトールゲート(料金所)が無いのだ。
スペイン国境から高速A22号線をポルトガル南西部まで進んだ所にある料金所。
スペイン国境から高速A22号線をポルトガル南西部まで進んだ所にある料金所。

発券されたチケット
発券されたチケット。

ヨーロッパの場合シェンゲン協定を結んでいる国々の車は入出国が自由なのでVia Verdeの車載器を積んでいない車は無課金で走れてしまう。そこで簡易的に走行できるようにナンバープレートを読み込んでクレジットカードで徴収するEasy Toll Systemが採用されているのだ。

今回のツーリングではポルトガル入国を計画していたので、この事をインターネットで調べてあり無事手続き完了。これを知らないとそのまま通過してしまうだろう。登録しないで走ると後で罰金が請求されるそうだ。登録を済ませ、自然の中にオレンジ色の屋根と白壁が美しいポルトガルの家々が映える風景の続く高速A22号線をかなり走ると、国境をこえてからリスボンまでの半ばぐらいだろうか、突然トールゲートが出現する。ここではゲートバーのあるラインでチケットを発券してポケットにしまう。従来からあるルートは発券システムのままなのでリスボン近郊の料金所で料金を払う。そのまま進むと「4月25日橋」の料金所があって料金を払いゲートをくぐると、すぐに断崖絶壁に架けられたような橋梁の上に出るから、高所恐怖症の私にとっては地獄のようだった。妙な名前の「4月25日橋」の全長は約2,278mもの長さで地上からの高さが190mもあるテージョ川の河口に架かる、リスボンと対岸の街アルマダを結ぶ自動車、鉄道専用橋で、吹抜ける海風も恐怖感を倍増させる。橋を渡りきるとループ状にリスボンの市街地へと下り入っていく。

4月25日橋
リスボンの街並み
(左)テージョ川河口から「4月25日橋」を望むとその長さが際立つ。(右)鮮やかなオレンジ色の屋根が南欧を象徴するリスボンの街並み。

■坂とトラムの街リスボン

ポルトガルは歴史的に日本との長い交流の歴史があり、馴染みのある人も多いかもしれない。そのポルトガルの首都であるリスボンは、訪れる観光客がヨーロッパでも7番目に多いという観光都市だが、今回のツーリングでも全行程の中間地点にあたる事もあり、休息も兼ねバイクを降りて観光で1日街歩きをした。リスボンは別名「7つの丘の街」とも呼ばれ、テージョ川の河岸沿いの起伏のある丘や谷に広がっている坂の多い街だ。数多くの名所、観光ポイントがあり街歩きには公共交通機関が威力を発揮する。中でもリスボンのトラムは、それ自体が観光の目玉になっているほどの超人気アイテムで、観光スポットに行くには絶好の移動手段でもある。トラムの中でも観光客にとりわけ人気なのがトラム28で、マルティン・モニス広場からカンポ・デ・オウリケまでを運行、魅力的な景色や観光スポットが多い路線として常に混雑している。また、観光客目当てのスリもいるらしいので要注意だそうだ。トラムに乗り降り自由なチケットがあるというのでカイス・ド・ソドレという地下鉄の駅に購入しに行ったら、日本人らしき二人連れがチケット売り場でなにやらもめている。後ろから眺めていたら、自分が購入しようとしているチケットと同様のものにチャージをしてもらおうとしているようなのだが、駅員さんが以前にチャージした分が残っていて、残額を使い切らないとチャージできないと言っているのが分からないらしく、そのことを説明してあげたら「わっ、日本人だ、ありがとう!」って驚かれてしまった。俺って日本人離れしてたかな?

ケーブルカー・ビカ線
ビカ線のある地域の路地裏
(左)坂の街リスボンでトラムと並んで有名なケーブルカー・ビカ線。(右)ビカ線のある地域の路地裏も急な坂道だらけ。パステルカラーに塗られた壁が美しい。
人気のトラム
路地も我が物顔で走る
(左)リスボンの市民の足でもある人気のトラム、歴史ある街並みを走る姿はどこかノスタルジックだ。(右)人が避けなければ走れないような路地も我が物顔で走る。

トラムに乗っているとビックリするのが、歴史的な街並みゆえの道の狭さだ。彼方此方の狭い路地の入り口には信号機が設置されていて、狭い路地の一方通行の向きを規制している。しかも特定の車両しか通行できない路地もあり、その入り口には地面に太い鉄のポールが設置されていて、許可された車両はIDカードをセンサーにかざし鉄のポールを下げて通行するのだ。トラムと車はどちらが優先なのかと思いながらトラムの運転席の後ろで見ていたら、やはりトラムの方が優先らしいが、実際走っていると1車線の道でトラックが荷物の積み下ろしもしているし、タクシーの乗降停車は日常茶飯事、乗用車の路上駐車もトラムとギリギリに駐車している。これでよくトラムの運転手はストレスを溜めないものかと感心した。トラム路線でも新しい車両の走るトラム25に乗ると歴史遺産のあるベレン地区に行くことができる。ベレンにはポルトガルの全盛期大航海時代に由縁の歴史建築やモニュメントがあり、ポルトガルの歴史を垣間見ることができる。発見のモニュメントは1960年に建てられたもので、ポルトガル大航海時代の重要人物エンリケ航海王子の没後500年を記念してつくられたそうだ。モニュメントの近くにはポルトガル大航海時代のヒーロー、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見、マゼランの世界一周の偉業をたたえて作られた「テージョ川の貴婦人」とも呼ばれるリスボン港に出入りする船を監視する要塞を兼ねた建築物「ベレンの塔」がある。ベレンの塔と併せて世界遺産に登録されたのがジェロニモス修道院でトラムのベレン駅の前に建っている。というよりジェロニモス修道院の前にベレンの停留所があるといった方が正しい。

発見のモニュメント
ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院
(左)テージョ川に向いて帆船の先端に33人の偉人が立っている「発見のモニュメント」、ポルトガル語では「パドラオン・ドス・デスコブリメントス」というそうだ。(中)ジェロニモス修道院とその構成資産として世界遺産リストに登録されている「ベレンの塔」、16世紀にマヌエル1世によって作られた。(右)ジェロニモス修道院は、マヌエル様式建築の最高傑作と言われている。中にはバスコ・ダ・ガマの遺体が安置されている。

リスボンの街を歩いていると、いくら時間があっても足りないと感じてしまう。訪れたい場所は、観光スポットだけでなく何気ない裏路地から市民の憩う公園まで、インスタ映えのする場所が彼方此方に散在しているのでついつい時間が過ぎるのを忘れてしまう。更に時間を費やしてしまうのが現地を味わう食探し、美味しいものを探す時間は旅の楽しみの一つでもある。とは言え現地で其のようなスポットを探し出すのは難しいもので、前もってネットなどで探しておくにしても敷居の高いレストランや、常に混雑している老舗のバルだったりして一人で尋ねるにはなかなかハードルが高いことも現実だ。こういった時に私が使う手段がホテルやゲストハウスの人にオススメのところを教えてもらう方法。宿泊施設のスタッフは地元の人が多いので、良い場所を教えてくれることが多い。今回もゲストハウスの女性スタッフにオススメの場所を聞いたところ、トラムのチケットを購入した地下鉄カイス・ド・ソドレに近い場所にある「タイム・アウト・マーケット」というところが良いと教えてくれたので、早速行ってみた。いろいろな店のある中から、リスボン名物のグリルサーディンを食したのですが「まいうー」、でも量がトゥ・マッチだった。ここは地元の人も行くところで、一言で説明するならばフードコートなのだが、美味しくておしゃれな店が市場に集まったといった場所だ。ここは、帰国してから分かったのだがインターネットでも紹介される人気スポットのようだ。

タイム・アウト・マーケットの飲食スペース
マーケット内の生ハム専門店
(左)タイム・アウト・マーケットの飲食スペースは地元の人や観光客で満杯、席の確保に苦労する。(右)マーケット内の生ハム専門店、ワイン片手の客が列を成していた。
スイーツの店
ワインの専門店
(左)スイーツの店も数軒出店されていて、スイーツのポルトガルも体験できる。(右)ワインの専門店にはチェックしきれないほどの銘柄が並んでいた。

■再びのスペインへ

リスボンの魅力に後ろ髪を引かれる思いを断ち切って、サマランカを尋ねるためにBMWを走らせ後半のツーリングをスタート、再びスペインを目指した。リスボンから高速A1でポルトガルの中部まで走り高速A23からA25を経由してスペイン国境を目指す。高速A23・A25を走って見える景色はA22のものとは違ってスペインの風景に近いものだ。ポルトガル内陸部は昔からスペインの影響を受けていたのだろうか。A25を走っていると目の前に忽然と低地が出現し、ここがポルトガルとスペインの国境で、低地を超え高台に登ったようなところにパスポートコントロールが出現する。現在は入国検査が実施されていないので施設の建物が残っているだけなのだが、施設脇の駐車場にマシンを停めてみると国境にいるのだという実感を感じることができた。

ポルトガルとの国境
高速A62号線
(左)スペイン側A62号線上にあるポルトガルとの国境パスポートコントロール跡。(右)国境を超えた後にスペイン中部へと続く高速A62号線の風景。
スペイン中西部
サラマンカに向かう途中スペイン中西部は、南西部のようなオリーブ畑ではなく牧草地や畑が広がる農業大国の様相。彼方まで続く広大さは南西部と変わらない大陸の景色。

サラマンカでは旧市街に近いロケーションの良いところの宿泊施設は値段も高いので、旧市街から少し離れたところのホテルを予約しておいた。ゲストハウスだとそれなりに部屋が狭かったり、シャワーが共同であったりと身体が休まらないため、サラマンカではちょっと奮発してホテルにした。また、ホテルの場合は駐車場が併設されているケースが多いのでマシンの駐車も安心できるので其の分便利だ。それでもサラマンカIBBホテルは税込54ユーロとかなり安くて、しかも快適で広い部屋が用意されており、十分に休息がとれた。スペインの古都であるサラマンカの旧市街全体が世界遺産に指定されていて、ホテルから観光スポットへの移動が不自由だったことは、割り引かなければならないかもしれない。

マヨール広場
サン・エステバン修道院線
(左)スペインで最も美しいとも言われるサラマンカのマヨール広場は地元の人々の憩いの場でもある。(右)コロンブスがサラマンカ大学に通っていた頃に滞在していたと言われる、旧市街にある世界遺産サン・エステバン修道院。

次に向かったところはヨーロッパ(スペイン限定ではありません)で一番美しい城壁に囲まれた街アビラです。サラマンカから110kmあまり、マドリードの西北西、直線距離で87kmほどの位置にある城塞都市でイスラム教徒との攻防のために城壁が造られた街だ。旧市街の範囲は東西約900m南北約450mで、城壁は全長約2.5km高さ平均12m厚さ約3mローマ帝国時代の石塀の跡に沿って建てられているそうだ。城外からの風景は中世にタイムスリップしたようで圧巻だった。

サービスエリア
サラマンカとアビラを結ぶ高速A50をアビラで降りると、すぐにサービスエリアとミラドール(展望台の意)・アビラがあり城壁と街が一望できる。
サンタ・テレサ修道院
城壁内外をつなぐ門
(左)サンタ・テレサ修道院、聖地として巡礼する人が後を絶たない人気の観光スポット。(右)城壁内外をつなぐ門は九つあり、各地からツアラーもやってくる。

アビラの次に向かったのがセゴビアの街だ。旧市街は長く狭い高台の上にあり、大聖堂、古代ローマの水道橋、ディズニーの名作「白雪姫」の城のモデルとなった古城アルカサル(スペイン語で城の意)などがあり、世界的にも有名な街だ。マドリードから約87kmの距離にあり、マドリードからの日帰り観光地としても人気が高く、私が訪ねた日も多くのライダー達がツーリングで訪れていた。私はここでも一泊したのだけれど、予約をしてあったホテルがアルカサル近くの旧市街の中にあり、通行制限された細い石畳の道沿いだったため、たどり着くまでに苦労した。Google NAVIに従って走るのだけれど、行き着くところすべてに通行規制のフェンスが設置されているのだ。何回かフェンス前で折り返すものの、キリがないのでフェンスの横に掲示されている注意書きをよく読んでみると、何のことはない居住人とホテルゲストを除くと書かれており、フェンス脇をすり抜けて無事ホテルにたどり着いたというオチ。

ローマ水道橋
アルカサル
(左)スペインで最大規模を誇るローマ水道橋。驚くのは、接着剤などを使わない石積みだけの巨大構造物ということと、10km以上先の川から少しずつ水路と橋を傾斜させて水を引くという緻密さだ。(右)三方を断崖に囲まれたアルカサルは天然の要塞。しかし、その容姿は美しいお姫様が住むメルヘンチックなお城だ。

ツーリングもいよいよ最終日、マドリードへと帰る日を迎え、あっという間に過ぎた日々を惜しみながら最後の悪あがきで、セゴビアからマドリードに向かう高速AP6号線の途中にあるエル・エスコリアル修道院を訪ねることにした。朝10時過ぎに高速AP6に乗りマドリード方面に向かうと前方に高い山並みが見えてきた。その日の天気は快晴なのに妙に寒さを感じる。それもそのはずで、セゴビア自体1000mの標高にあり、そこから更に高度を上げているのだから当然だ。それでも山並みのトンネルをくぐると下りになり徐々に気温も上がってきた。身体も温まった頃にエル・エスコリアル修道院に到着。

エル・エスコリアル修道院
エル・エスコリアル修道院は複合施設ですが、中でもその図書館が絶賛されているそうで、訪れる者が映画の世界にいると間違えるほど美しい空間だそうだ。

ここは教会、王宮、神学校、図書館などの複合施設で1984年に世界遺産に登録されたそうだ。建物の壮大さもさることながら、地下には歴代スペイン国王が埋葬されている厳粛な場所だ。残念ながらマドリードへの帰着時間も迫り修道院内の見学はできなかったのだが、内部装飾など見るべきところは多く、それを目当てにツーリングで訪れる地元ライダーも数多くいた。振り返れば数え切れないほどの驚きと感動の風景を見てきたが、まだまだ走っていたい気持ちを抑えながらスタート地点のマドリードへとアクセルを開けた。マドリードのHertz RideにBMW G310GSを無事返却した時に今回のツーリングが成功裡に終わったのだという実感が湧いてきた。

■マドリードのMOTOトレンド

レンタルバイクを返却した翌日に、マドリードの街を散策してみて気になったのが街中のバイク事情だった。よく観てみると大型バイクも走り回っているのだけれど、圧倒的に多いのがスクーターだった。車種は圧倒的にピアジオが多くて、そのデザインはマドリードの街並みに溶け込んでいた。また、マドリードには電動レンタルスクーターが多く走っていて、彼方此方で見かけられた。マドリード市内でのバイクの駐輪はほとんどが歩道上で、専用スペースの無い場所でも勝手に停められているようだ。
エル・エスコリアル修道院

ピアジオのスクーター
電動レンタルスクーター
バイクを歩道上に停める
(左)ピアジオのスクーターはマドリードの街によくマッチする。(中)マドリードの街中でよく見かける電動レンタルスクーター(右)バイクを歩道上に停めるのがマドリードのトレンド。

旅のメモ(かかったお金の概算)

旅のメモ
✭旅のスケジュール:10泊13日(機中2泊) ◾全走行距離2,131km(7日間)
◾飛行機代:成田〜マドリード往復110,530円(燃油サーチャージ込)
◾バイクレンタル料:343€(7日間)走行超過料金(31km)11.16€、 合計354.16€
◾高速代:自動徴収登録費0.6€、A22号線自動徴収区間4.21€、A22号線チケット支払区間20.95€、4月25日橋料金1.65€、A23号線チケット支払区間6.35€、A23号線自動徴収区間15.71€、合計49.47€ 
◾燃料代:81.85€(約56ℓ)

◾駐車場代:グラナダ_7€、セビーリャ_15€、リスボン_30€、マドリード_32.5€(夜間のいたずら、盗難防止の安全のために利用)、 合計84.5€
◾宿泊費:マドリード(ゲストハウス4泊)116€、グラナダ(ホテル1泊)56.7€、セビーリャ(ゲストハウス1泊)27€、リスボン(ゲストハウス2泊)124€、サラマンカ(ホテル1泊)53.76€、セゴビア(ホテル1泊)75€、 合計452.46€
◾地下鉄・トラム料金:マドリード地下鉄(基本カード)2€、(空港線追加料金往復)6€、
(10回分チャージ料金)12.2€,リスボン(1日券)6.9€、 合計27.1€
◼︎総合計110,530円プラス1049.54€(ユーロ):237,525円(1ユーロ=121円で計算)
※渡航中の飲食代は含んでいません。 ※2019年10月17日時の金額です。

 


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2019/11/25掲載