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2024年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA フロント2輪の「TRICITY155/125」に2024年ニューカラーを発売

フロント2輪の「TRICITY155/125」に2024年ニューカラーを発売




YAMAHA TRICITY 125/TRICITY 155 ABS 車両解説

 2013年の東京モーターショーでジャパンプレミアされ、大きな関心を集めた125ccオートマチックコミューター「トリシティ MW125」。翌2014年4月からは、実際にタイ市場で市販が開始され「ショーのためのコンセプトモデルではなかったのか!」と驚かれた方も多かった。そのトリシティ MW125が国内でも発売開始されたのは2014年9月で、その時点での販売価格は356,400円。本体価格で33万円というプライスは、話題性、メカニズム、そして所有する満足度などからすると、かなりのお買い得なプライス設定だった。

 トリシティ MW125の最大の特徴といえるヤマハ独自の「LMW」(Leaning Multi Wheel)メカニズムは、旋回時にフロント二輪を車体と同調させて傾斜(Leaning)させるもので、軽快でスポーティなバイクのハンドリングに、「より安心感を与える」メカニズムと説明されていた。フロントのロアーフォークブリッジ近くに配置されたハンガー状のアームがリーン機能を実現する2本の“パラレログラムリンク”と呼ばれるもの。そして左右のフロントホイールは、それぞれ片持ち式のテレスコピックサスで独立して懸架されている(フォークは片側2本ずつの計4本)。これらのメカニズムにより、リーンを実現する機能と、サスペンションの機能をそれぞれ独立させ、スムーズな動作と現実的なバンク角、ハンドル切れ角を確保している。

 2015年4月にはABSを標準装備したタイプを追加ラインアップ。2015年12月には発売から1年経過ということで気分一新、“エレガント&スマート”をキーワードとした「マットブルーメタリック3(マットブルー)」の新色を追加した。

 2016年3月1日には、トリシティ 125/トリシティ 125 ABSに、新たにトップケースとナックルバイザー等を標準装着し実用性と利便性を高めたトリシティ 125“快適セレクション”もリリースされている。LMWの更なる普及を目指してユーザーの実用性と利便性を高めた新たな選択肢を追加した、と発表されていた。

 トリシティの利便性を高めるため、余裕の走りを裏付ける155㏄エンジンを搭載した“軽二輪”バージョンが登場するのは2017年1月。高速道路の利用も可能となり、LMWの活躍のフィールドはさらに大幅に広がったといえる。

 “軽二輪”バージョンのトリシティ 155 ABSに搭載された「VVA」(Variable Valve Actuation:可変バルブシステム)採用の新型“BLUE CORE”エンジンは、155㏄から11kW(15PS)/8,000rpmの最高出力と、14N・m(1.4kgf・m)/6,000rpmの最大トルクを発生。またフレームもこの“ハイパワー・エンジン”を搭載するにあたって再設計され、剛性バランスの向上や足元スペースの拡大なども行われた。

 ちなみにこのトリシティ 155 ABSは、ヤマハの成長戦略のひとつ“広がるモビリティの世界”を推進するLMWの第2弾でもあった。

 2019年3月には“原付二種”版のトリシティ 125がカラーチェンジを行ったのに合わせて、“軽二輪”版のトリシティ 155もカラーチェンジ、と同時に従来モデル比でシート高が約15mm低く、フィット感に優れたシートが新たに採用された。

 2020年5月には、「ビビッドパープリッシュブルーメタリック1」カラーに換えて、スポーティな印象の「ブルーイッシュグレーソリッド4」を追加。ホイールにブルーのアクセントを配してフロント2輪を強調しつつ、軽快に街中を駆け回るアクティブなイメージのカラーリングとしている。その他の「ホワイトメタリック6」と「マットグレーメタリック3」カラーは継続販売された。
 そして同じ年の9月にミドルクラス版LMWモデル、トリシティ 300 ABSも発売開始された。
 TRICITY300 ABSは、“The Smartest Commuting Way”をコンセプトに開発されたモデルで、旋回時の優れた安定感や自然なハンドリングを生み出すLMWテクノロジーやパワフルで環境性能に優れる“BLUE CORE”エンジンなどにより、日常的な通勤・通学や都市の移動に安心感と快適性をもたらし、また、車両の自立をアシストする「スタンディングアシスト」をヤマハの市販モデルで初採用されている。

 今回は、TRICITY 155 ABSおよびTRICITY125のカラーリングを変更し、2024年モデルとして4月11日に発売する。
 新色は、いずれも「マットライトグリーン」で、”静寂の中にある奥深さ”をコンセプトに、日本の侘び寂びをも連想させる色調で、日常に馴染み幅広いシーンで受け入れられるカラーとして設定したという。なお、「マットグレー」と「ホワイト」は継続して販売され、それぞれ全3色での展開となる。

 

TRICITY155 ABS。「マットライトグリーン」。
TRICITY125。「マットライトグリーン」。

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2024年3月7日)

フロント2輪の「TRICITY155/125」2024年モデルを発売
~”静寂の中にある奥深さ”をコンセプトとした”マットライトグリーン”を新採用~

 
 ヤマハ発動機販売株式会社は、フロント2輪のLMW※1モデル「TRICITY(トリシティ)155 ABS」および「TRICITY125」のカラーリングを変更し、2024年モデルとして4月11日に発売します。

 新色は、いずれも”マットライトグリーン”です。”静寂の中にある奥深さ”をコンセプトに、日本の侘び寂びをも連想させる色調であり、日常に馴染み幅広いシーンで受け入れられるカラーとして設定しました。なお、”マットグレー”と”ホワイト”は継続して販売し、それぞれ全3色で展開します。

 「TRICITY155 ABS」「TRICITY125」は、水冷・4ストローク・SOHC・単気筒・4バルブ・155cm3/124cm3″BLUE COREエンジン※2″を搭載し、LMWテクノロジーによる安定感のあるコーナリングと上質な巡行性能を兼ね備えたモデルです。特に「TRICITY155 ABS」は、高速道路も走行可能なことから、通勤・通学だけでなく週末のツーリングまで幅広いシチュエーションで、ライディングの楽しさを味わえます。
※1 LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。商標登録第5646157号
※2 BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、”走りの楽しさ”と”燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より”BLUE CORE” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「TRICITY155/125」のエンジンもこの”BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号
 

名称
TRICITY155 ABS
 

カラー
・マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(マットライトグリーン/新色)
・マットグレーメタリック3(マットグレー)
・ホワイトメタリック6(ホワイト)
発売日
2024年4月11日
メーカー希望小売価格
566,500円(本体価格515,000円/消費税51,500円)
販売計画
1,100台(年間、国内)
 
名称
TRICITY125
 

カラー
・マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(マットライトグリーン/新色)
・マットグレーメタリック3(マットグレー)
・ホワイトメタリック6(ホワイト)
発売日
2024年4月11日
メーカー希望小売価格
495,000円(本体価格515,000円/消費税51,500円)

販売計画
800台(年間、国内)
 

※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
※本モデルはカタログの製作を行っておりません。製品情報はWEBサイトよりご確認ください。
■製造事業者:Thai Yamaha Motor Co.,LTD
■製造国:タイ ■輸入事業者:ヤマハ発動機株式会社





2024/03/07掲載