「絶版道カレンダー2024」付録、ミスター・バイクBG 2024年1月号は12月14日発売！

特集

バイクとクルマに

こだわる生き方

世界は便利なモノで溢れている。

スマホさえあれば、世は全て事もなし。

そんな世界に満足できない、

ライダーがいる。

ミスター・バイクBG的、6 Wheel Life。

「貴方は思うように生きていますか？」

市川　仁が絶版車を斬る
SUZUKI GSX-R250（1988）

1980年代のレーサーレプリカブームは、ほぼ全クラスに及びました。4サイクル250ccクラスでは、４気筒DOHCエンジンのモデルが当たり前に。その中で先駆者と言えたのがスズキでした。1983年にいち早く水冷のGS250FWを出し、続いてGSX-R250が1987年にデビュー。エンジンは何と４バルブ。そのルックスや車体構成は、兄貴分であるGSX-R750と並べて見ても遜色のないものでした。ある意味とても贅沢な時代のニーゴースポーツ。その走りも、とても楽しいのです。

マニアックバイクコレクション

バイクにももちろん流行はあるもので、メーカーはニーズに応えてニューモデルを出します。原付以外のスクーターで言えば、1990年代は250ccのビッグスクーターが大流行。時が経ち、現在は150cc辺りのコンパクトなスクーターが主流となっています。ビッグスクーターブームとは、何だったのでしょうか。今見ると名優ばかりの個性派モデルを紹介しながら、時代を振り返ります。　

Nitty Gritty 現行車ニチギチレポート
「The New Era SCREEAMER」
Kawasaki ZX-4R SE

直列４気筒エンジンモデルはコストがかかるのか、現在現行車で採用されるのは650cc以上のモデルが中心で、中型車では次々と生産終了となり、あまり見かけなくなてしまいました。その中で気を吐いているのがカワサキ。250に続いて400ccクラスでも、ZX－４Rを2023年にデビューさせたのです。スペックという数値上では、1990年代モデルとあまり変わらず。しかし最新技術が投入されたその中身は、走りの質が全く違います。今、400cc４気筒モデルの存在意義とは？　STDモデルを公道で堪能します。