レーサーレプリカの一番手
新設計アルミシリンダーの水冷エンジンを、クラス初の高張力鋼管角形パイプを使用したダブルクレードルフレームに搭載。ANDF、フルフローターサス、スリット入りの油圧ディスクブレーキ、エアプレーンタイプタンクキャップなど最新の装備を満載して登場した、ガンマシリーズの1番手。テールカウルには初期型ガンマの特徴となった通称奴凧タイプのテールランプを内蔵。オプションで設定されたセンターカウル、アンダーカウルを装着すれば、さらに気分は高まった。カタログを飾ったのは1982年にRG-ΓでWGP500のチャンピオンを獲得したフランコ・ウンチーニ。
速度リミッターを装着
最高速度規制に対応してリミッターを追加。最高出力は7.2psと変更ないが、発生回転数が8000rpmから7200rpmに、最大トルクは0.66kg-m/7500rpmから0.72kg-m/7000rpmにアップしている。車体色はグラフィックが変更となりスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックと半分のカラーラインアップに。
フロントカウルを小変更
フロントカウルのデザインを小変更し、ウインカーを小型に変更。車体色はスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックと変更ないがグラフックを変更。価格、主要諸元に変更はない。
車体色を変更
車体色はスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックと変更ないが、グラフックを大きく変更。タンクの上部にストライプが追加された。価格、主要諸元に変更はない
WW仕様が登場
カラーリングをホワイト×ブルー、ブラック×レッドに変更。価格、主要諸元に変更はない。フルカウルを装備したウォルターウルフカラーが218000円でラインアップに加わったので、3色体制は維持。
フルカウル仕様をラインアップ
特徴的な奴凧タイプからテールカウルのデザインを変更。ANDFも廃止されてリニューアル。車体色はブルー×ホワイトとレッド×ホワイト(写真なし)。6月にブラックのフルカウル仕様(ブラックのみ)が追加された。価格は変更なし。
ネイキッドバージョンが登場
3本中空アルミスポークキャストホイール、、ニューパターン扁平タイヤ、チャンバータイプのマフラーなどでモデルチェンジした新型RG50Γに丸目ヘッドライトネイキッドバージョンが登場。同年の東京モーターショーでお披露目された。ツインチューブに見えるがフレームはΓと同じ角パイプのダブルクレードルで、ツインチューブ風のカバーを装着している。車体色はマーブルピュアレッド、キャンディラスターブルー、ライトチャコールメタリック、スペースブラックの4色。
3本スポークのニューホイールに
新たに登場したネイキッドバージョンのウルフ50と同様の、中空3本スポークのアルミキャストホイール、ニューパターン扁平タイヤ、チャンバータイプのマフラーを採用しモデルチェンジ。リアは18インチから17インチに。フルカウル仕様のみとなった。車体色はブルー×ホワイト、アーバングレーメタリック。
カラーを変更
ワークス風のカラーリングであったブルー×ホワイトから、派手な蛍光色ストライプのブラックピンクツートンへ車体色を変更。アーバングレーメタリックは変更なく継続。価格は235000円にアップ。主要諸元は変更なし。
ファイアーパターンも登場
グラフィックを小変更しスペースブラック、マーブルピュアレッドは継続され、新たに大胆なファイアーパターンのスペースブラック+炎ラインが追加された。価格は217000円にアップ。主要諸元は変更なし。
ブラックのみに
グラフィックが小変更され、車体色はブラックのみになってしまった。価格は223000円にアップ。主要諸元は変更なし。
車体色を変更
車体色をレーシーイメージのダイナミックブルーNo.4と落ち着いたブラックに変更。主要諸元、価格は変更なし。
最終型は左ミラーを標準装備
ウルフ50の最終型は、ヘッドライトが常時点灯式となり、左側のバックミラーも標準装備に。価格は1000円アップの224000円。車体色、主要諸元に変更はない。
ついに最終型に
ダイナミックブルーNo.4はスペシャルホワイトNo.3×ダイナミックブルーNo.4に、ブラックはブラック×アーバングレーメタリックに呼称は変更されたが、見た目は同じ。このモデルから左ミラーが標準装備となり、価格は1000円アップ。主要諸元は変更なし。これがRG50ガンマの最終型となった。
[青春のゼロハンスポーツ図鑑Vol.5 SUZUKIその1(空冷編)|Vol.6 SUZUKIその2(水冷編)|Vol.7 Kawasaki編]