Facebookページ
Twitter
Youtube

名車図鑑

青春のゼロハンスポーツ図鑑Vol.5 SUZUKIその1(空冷編)

RGシリーズの末弟

1977年1月 RG50

当時としては珍しかった250専用設計の車体とエンジンで人気となったRG250。スズキライトウエイト2ストスポーツの代名詞的存在となったRGシリーズの一番手として登場したのがRG50であった。RG50登場前のゼロハンスポーツは1973年に登場したGA50で、水平置きのロータリーディスクバルブエンジンは6馬力とハイパワーであったが、実用車然としたプレスバックボーンフレームであり、車両重量は84kgもあった。RG50は専用設計となったパイプフレームに、パワーリードバルブの6.3馬力新エンジンを搭載。重量も76kgと軽量化された。スポーティーなデザインで、機械式ながらディスクブレーキも装備されたRG50は、人気車となった。

1977年1月 RG50 イーグレットホワイト
1977年1月 RG50 イーグレットホワイト
1977年1月 RG50 ストレートブルー
1977年1月 RG50 ストレートブルー
1977年1月 RG50 スカーレットメジアム
1977年1月 RG50 スカーレットメジアム
●エンジン︰空冷2ストローク単気筒パワーリードバルブ ●総排気量︰49cc ●内径×行程︰41.5×37.8mm ●最高出力︰6.3PS/8500rpm ●最大トルク︰0.53kg-m/8000rpm ●圧縮比:7.2 ●変速機︰5段リターン ●全長×全幅×全高︰1815×685×955mm ●軸距離︰1170mm ●燃料タンク容量︰8.5L ●車両重量︰76kg ●タイヤ前・後︰2.50-17-4PR・2.75-17-4PR ●車体色:イーグレットホワイト、ストレートブルー、スカーレットメジアム●発売当時価格︰119000円

ブラックを追加

1978年4月 RG50

新色のブラックを追加。イーグレットホワイト、ストレートブルー、スカーレットメジアムは継続され4色のラインアップに。価格、主要諸元ともに変更なし。

1978年4月 RG50 ブラック
1978年4月 RG50 ブラック

グラフィックを小変更

1978年10月 RG50

車体色はイーグレットホワイト、ストレートブルー、スカーレットメジアムで変更はないが、グラフィックを小変更。ブラックのみ変更なく、そのまま継続販売。価格、主要諸元ともに変更なし。 

1978年10月 RG50 イーグレットホワイト
1978年10月 RG50 イーグレットホワイト
1978年10月 RG50 ストレートブルー
1978年10月 RG50 ストレートブルー
1978年10月 RG50 スカーレットメジアム
1978年10月 RG50 スカーレットメジアム

キャストホイール仕様を追加

1979年2月 RG50E

当時の運輸省からの通達によって1978年4月1日から解禁(125cc以下はもう少し後から解禁)となったキャストホイール。スズキは星形と呼ばれたキャストホイールを採用し、各車両への装着を開始した。ゼロハンスポーツはRG50に星形キャストホイールを装着したRG50Eを追加。メーターデザインもそれまでタコメーター内にハイビーム、ニュートラル、ターンの警告灯が配置されていたものから、ターン、オイル、ニュートラルインジケーターが中央に独立配置となり、メーター盤も段差の付いたニューデザインに一新された。スポークホイールモデルのRG50は、しばらく従来モデルが併売された後、1979年10月にRG50Eと共通のニューメーター、新カラーにマイナーチェンジして価格は123000円にアップ。

1979年2月 RG50E ブラック
1979年2月 RG50E ブラック
●エンジン︰空冷2ストローク単気筒パワーリードバルブ ●総排気量︰49cc ●内径×行程︰41.5×37.8mm ●最高出力︰6.3PS/8500rpm ●最大トルク︰0.53kg-m/8000rpm ●圧縮比:7.2 ●変速機︰5段リターン ●全長×全幅×全高︰1815×710×965mm ●軸距離︰1170mm ●燃料タンク容量︰8.5L ●車両重量︰76kg ●タイヤ前・後︰2.50-17-4PR・2.75-17-4PR ●車体色: イーグレットホワイト、マーブルピュアレッド、ブラック●発売当時価格︰149000円

グラフィックを変更

1979年10月 RG50

子持ラインのニューグラフィックに変更。ストレートブルーは廃止されイーグレットホワイト、ブラック、スカーレットメジアムの3色に。価格、主要諸元も変更はない。

1979年10月 RG50 イーグレットホワイト
1979年10月 RG50 イーグレットホワイト
1979年10月 RG50 ブラック
1979年10月 RG50 ブラック
1979年10月 RG50 マーブルピュアーレッド
1979年10月 RG50 マーブルピュアーレッド

ニューデザインにモデルチェンジ

1980年4月 RG50E

それまでの曲線主体のデザインから、GSX400Eをイメージしたような直線基調のデザインとなり、前後18インチホイールでやや大柄になってフルモデルチェンジ。エンジンは空冷パワーリードバルブと基本設計は同一だが、アルミシリンダーを採用し、圧縮比をアップ、マフラーやエアクリーナーなど吸排気系も一新され7.2馬力へとパワーアップしている。機械式だったフロントディスクブレーキも油圧式へとアップグレードされた。車体色はブラック、イーグレットホワイト、マーブルピュアレッドの3色。スポークホイールのRG50は、特に変更なく旧モデルがしばらく併売された。

1980年4月 RG50E ブラック
1980年4月 RG50E ブラック
●エンジン︰空冷2ストローク単気筒パワーリードバルブ ●総排気量︰49cc ●内径×行程︰41.5×37.8mm ●最高出力︰7.2PS/9000rpm ●最大トルク︰0.58kg-m/8000rpm ●圧縮比:8.1 ●変速機︰5段リターン ●全長×全幅×全高︰1930×715×990mm ●軸距離︰1205mm ●燃料タンク容量︰9.5L ●乾燥重量︰73kg ●タイヤ前・後︰2.50-18-4PR・2.75-18-4PR ●車体色:ブラック、イーグレットホワイト、マーブルピュアレッド●発売当時価格︰139000円

ANDFを追加

1981年2月 RG50E

当時大流行したフロントフォークのアンチノーズダイブシステムANDFを追加し、車体色もパールブラック、マーブルピュアレッド、レーシングブルーに変更。主要諸元に変更はない、価格は145000円に。

1981年2月 RG50E ブラック
1981年2月 RG50E ブラック

ビジネス快速のT

1981年3月 RG50T
RG50Eをベースにリアキャリアを標準装備し、タコメーターやANDFを省略、ややアップしたハンドル形状、スポークホイール、ドラムブレーキ、メッキマフラー等に変更されたビジネス仕様のRG50Tが追加された。パワフルなエンジンとシンプルな構成で、平日は商用車、週末はスポーツ車というコンセプトであったが、まだまだイケイケの時代であり、どっちつかずの中途半端な存在になって早々に消滅してしまった。車体色は写真のパールブラックとマスタードシルバーメタリック。
1981年3月 RG50T パールブラック
1981年3月 RG50T パールブラック
●エンジン︰空冷2ストローク単気筒パワーリードバルブ ●総排気量︰49cc ●内径×行程︰41.5×37.8mm ●最高出力︰7.2PS/9000rpm ●最大トルク︰0.58kg-m/8000rpm ●圧縮比:8.1 ●変速機︰5段リターン ●全長×全幅×全高︰1855×735×1000mm ●軸距離︰1205mm ●燃料タンク容量︰9.5L ●乾燥重量︰73kg ●タイヤ前・後︰2.50-18-4PR・2.75-18-4PR ●車体色:パールブラック●発売当時価格︰123000円

点火系を改良

1982年3月 RG50E

点火方式をメンテナンスフリーの無接点のPEI方式に変更し、ガソリンコックも負圧式のオートコックに。車体色はパールブラック、マーブルピュアレッド、スーパーホワイト。主要諸元に変更はないが、価格は149000円にアップ。

1982年3月 RG50E パールブラック
1982年3月 RG50E パールブラック
●エンジン︰水冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブ ●総排気量︰49cc ●内径×行程︰40×39.7mm ●最高出力︰7.2PS/9000rpm ●最大トルク︰0.65kg-m/8000rpm ●圧縮比:8.2 ●変速機︰6段リターン ●全長×全幅×全高︰1875×600×1025mm ●軸距離︰1250mm ●燃料タンク容量︰10L ●乾燥重量︰83kg ●タイヤ前・後︰80/90-16 43P・90/90-17 49P●車体色:ホワイト×ファインレッド、ヤマハブラック●発売当時価格︰269000円

[青春のゼロハンスポーツ図鑑Vol.4 YAMAHAその2(水冷編)|Vol.5 SUZUKIその1(空冷編)|Vol.6 SUZUKIその2(水冷編)]

2018/02/05掲載