「丑年の巳の月の巳の日に弁財天に参拝すれば、悪運が払われ、運が向いてくるでしょう」
このコラムで何回も書いているのですが、ワタシは占いが趣味なのでありまして、ずいぶん大昔に読んだその占い本の文章を覚えていて、ずっと楽しみにしていたのです。
で、今年はその丑年だし、巳の月は5月。そして巳の日は9日と21日の二日だけしかないのです。そう、この日を逃せば、次に巡ってくるのは12年後なんです。
これはもう絶対にお参りしなくては、と、ネットで調べてみたら、「鎌倉の銭洗い弁天」、江ノ島の「江ノ島弁財天」、そして千葉県柏市にある「布施弁天」が関東三大弁天様ということでした。
江ノ島と銭洗い弁天は以前参拝したことがあるので、21日に休みを作って、千葉県柏市へと開運ツーリングに出かけたのであります。
朝からどんよりとした曇り空、今日は一日降ったり止んだりという空模様らしいです。
高円寺のアパートを出発し、カンナナ(環状7号線)を走り、加平から常磐道へと入ります。
途中、雨が多少パラパラと来たのですが、柏インターで降りて少し走れば、あっという間に布施弁天に到着です。
正式名称は「紅龍山、東海寺」といいまして、大同2年(807年)に建立されたという、1200年の歴史を持つところだそう。
弁財天の眷属(お使い)は蛇なので、普段は巳の日にお参りする人が多いのですが、この日はガラガラ。これもコロナのせいなのでしょうか?
ワタシ自身、もうここ何年もの間ホントにツキのない暮らしをしているもので、弁天様に必死に手を合わせ、開運成就をお願いしたのでした。
境内には小さな茶店もありました。ちょうどお昼時だし、おいしいおソバをいただきましょう。
食後は、すぐ近くにある「あけぼの山農業公園」でのんびりと過ごし、そして手賀沼の湖畔にある「道の駅しょうなん」でおみやげを買い求め、ときどき小雨を顔に浴びつつ、国道6号線をゆったりと下って、戻ってきたのでした。
コロナコロナと毎日呪文のように聞かされていたら、いつの間にかもう今年も半分が過ぎようとしています。
弁財天様にお参りできたことだし、これからの半年、何かいいことが起こることを期待しつつ、頑張って生きていこうって思っておるのです。
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