SUZUKI DR-Z50 車両解説
2008年4月に発売開始された“子供用オフロードバイク”、DR-Z50がグラフィックを変更して発売された。
2000年代に入ってオフ・マシンが続々と、それまでの2ストローク・エンジンから、環境対応の4ストローク・エンジンへと変身する中で、最底辺オフロードモデルも4ストローク・モデルへと切り替わることとなった。登場時のコンセプトは「二輪車操作の基本が学べて子供が気軽に楽しめる、軽量・コンパクトな車体のオフロードバイク」。
クラス唯一だったセルスターター(キックも併設)を採用し、ミッションもボトムニュートラル式3速リターンと子供にも扱いやすい内容となっていた。また、スロットル開度を調節できるスロットルリミッターも装備するなど、初めて二輪車に跨る子供への配慮も行われていた。
2010年10月のモデルチェンジでは装備、諸元に変更はなく、シュラウドのグラフィックデザインをよりアグレッシブなイメージに変更した新グラフィックに。カラーはチャンピオンイエローNo.2、1色の設定だった。
今回のモデルチェンジでも諸元に変更は無く、同社のモトクロッサー“RM-Z”シリーズのイメージを踏襲するスポーティーなグラフィックと「チャンピオンイエローNo.2」のカラーで発売される。
★スズキ ニュースリリースより (2020年6月12日)
子供用オフロード入門バイク
「DR-Z50」のグラフィックを変更して発売
スズキ株式会社は、4ストローク49cm3エンジンを搭載する子供用オフロード入門バイク「DR-Z50」のグラフィックを変更して、6月30日(火)より発売する。
「DR-Z50」は、扱いやすい49cm3エンジンと軽量・コンパクトな車体を採用し、子供※1がバイク操作の基本を学べ、気軽にモーターサイクルを楽しむことができるオフロードバイクである。スタイリングには、モトクロッサー「RM-Z」のイメージを踏襲するスポーティーな黄色のカラーリングを採用。またクラス唯一※2のセルスターター・キック併用のエンジン始動方式や、ボトムニュートラル式3速リターンを装備するなど、使い勝手を追求したモデルである。
※1 対象年齢7才以上 重量制限40㎏以下
※2 国内50cm3クラス オフロードバイク
- ●主な変更点
- ・グラフィックデザインの変更
- ※主要諸元に変更は無い
- ●主な特長
- ・4ストロークならではの中低速トルク特性に加え、大口径キャブレター(MIKUNI VM13)採用により高速域での快適な出力特性を実現
- ・エンジン始動方式は、セルスターターとキックスターターの両方式を採用
- ・キャブレターのチョークをケーブルとし、チョークレバーを手元に配置する事により、始動時の操作性を向上
- ・接触時の火傷低減に配慮し、エキゾーストパイプ部分にカバーを装備
- ・クラス※唯一、こどもの手の大きさに合わせて握り幅が調整可能なフロントブレーキレバーを採用 ※国内50cm3クラス オフロードバイク
- 商品名
- DR-Z50(DR-Z50M1)
- メーカー希望小売価格
- 231,000円(消費税抜き 210,000円)
- 発売日
- 2020年6月30日
- 車体色
- 1色:チャンピオンイエローNo.2 (YU1)
- ※公道走行ならびにナンバー登録はできません。
- ※メーカー希望小売価格(消費税込み)は、消費税率の変更により変更されます。