KAWASAKI Z500 車両解説
2008年4月に発売を開始した初代Ninja 250Rは250フルカウル・スポーツを復活させた。それだけで終わらせずNinja 250をベースに兄弟モデルといえる“ストリート・ファイター”Z250を開発。フルカウル・スポーツに続き、Z1000やZ750/800でイメージを築いた“アグレッシブ・ストリート・ファイター”を250でも展開、Ninja 250のエンジン、フレームをベースに、イメージだけではなく、実際にZ800のマルチリフレクターヘッドランプを流用してしまうなど、“アグレッシブ・ストリートファイター”のDNAをキッチリ受け継いでいた。
その流れを受け2018年2月、満を持してZ250の発売と同時にラインアップされたのがZ400。トレリスフレームの採用などにより軽量化された車体に、250と外形サイズはほぼ同一というコンパクトな400ツインを搭載。250と共通する部分が多いが、よりスポーティな走りに注目が集まった。
今回新たに投入されるニューモデルZ500はこのように受け継がれるスーパーネイキッドシリーズのさらに上級バージョンといえる。搭載するエンジンはZ400をベースに排気量を拡大、バランサーシャフト、クラッチなどを適正化し日常での扱いやすさを向上。車体は250クラスをベースとすることで軽量スリムな構成に。デザインはZシリーズを象徴する「Sugomi」コンセプトを取り入れた精悍ながらフレンドリーさも併せ持つ。ABSはもちろん、、アシスト&スリッパークラッチ、LEDの灯火類、多機能LCDメーターなどを装備し、スマホアプリRIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLEにも対応する。車体色はメタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックフラットスパークブラック。
★カワサキ ニュースリリースより (2026年2月5日)
Z500 新発売のご案内(カワサキプラザ専売モデル)
- モデル情報
- 車名(通称名) Z500(カワサキケアモデル)
- マーケットコード ER500ETFNN
- 型式 8BL-EX500G
- モデルイヤー 2026 年
- 型式指定・認定番号 21572(認可通知日:令和 7 年 12 月 10 日)
- メーカー希望小売価格 847,000円(本体価格777,000円、消費税77,000円)
- カラー(カラーコード) メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックフラットスパークブラック(GY1)
- 発売予定日 2026 年 2 月28日
- ※メーカー希望小売価格は消費税を含む参考価格です。価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含 まれません。
- ※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
- ※当モデルはカワサキモータース株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand)Co.,Ltd(KMT)において 日本向けに生産された車両です。
- ※当モデルはABS装着車です。
- ※当モデルの販売はカワサキプラザのみとさせていただきます。
- ※当モデルは「カワサキケアモデル」です。
- ※ETC2.0は標準装備しておりません(アクセサリーパーツの設定もございません)。
- 【Z500】
- LIGHT, FUN, EASY:ライト・ファン・イージー パワフルさと扱いやすさ、そして洗練されたスタイリングを宿す新世代 Z
カワサキのスーパーネイキッド Z シリーズに、新たに Z500 が加わりました。行き交う人の視線を奪うスタイリッシュなルックスと 扱いやすさを両立したこのモデルは、日常の移から週末のツーリングまで、ライダーは爽快感あふれる走りを味わうことができ ます。
スタイリング面では、現代の Z シリーズを象徴する「Sugomi」を取り入れたボディワークを採用。精悍かつアグレッシブな佇ま いでありながら、ライダーに寄り添う扱いやすさも兼ね備えた形状としています。
Z500 に跨がれば、そのルックスにふさわしいパフォーマンスを実感することができます。451cm3並列 2 気筒エンジン、 250cc クラスベースの軽量シャーシ、リラックスしたライディングポジション、LED ヘッドライト、スマートフォン接続機能など、パ ワーと実用性を高い次元で両立しています。
Z500 は、パワフルさと扱いやすさ、そして「Sugomi」を宿す新世代のライトウェイト Z として、幅広いライダーに心が躍るライ ディング体験を提供します。
※“Sugomi” (凄み) とは、カワサキスーパーネイキッドに共通する性能とスタイリングのコンセプトです。凄みは、偉大な人 物やモノから感じられる、強烈なオーラやエネルギーを表します。凄みを持つものは威風堂々とし、敬意の念や忘れがたい印 象を人々に与えます。凄みという言葉は、Z500 の持つ強烈なデザインとエキサイティングなパフォーマンス性を表現していま す。
- ■主な特⻑
- ▼ スタイリング・デザイン
- • Z シリーズに共通する、身をかがめ獲物を狙うようなクラウチングスタンス、低く構えたフロントフェイス、跳ね上がるテー ルといった「Sugomi」のデザイン要素により、カワサキのスーパーネイキッドであることがひと目で分かるシルエットを実 現
- • 力強く引き締まったデザインのボディワークが、Z500 の優れたパフォーマンスを視覚的に表現
- • トラス構造で設計され、振を抑えて後方視認性を向上させたミラーステー
- ▼ エンジン・排気系
- • ベースとなる Z400 からエンジン排気量を 53cm3 拡大
- • クラッチ容量を拡大、クラッチスプリングレートやプレート材質も排気量増加に合わせて最適化
- • 従来モデルの Z400 から 35kW(48PS) から 39kW(53PS) に増加、全回転域にわたって性能が向上
- • 低中回転域のトルクが増加したことにより低速域からの加速力が向上し、日常走行でよく使用する回転域での力強いレスポンスと扱いやすさに貢献
- ▼ シャーシ・足回り
- • 250cc クラスをベースに設計されており、軽量でスリムな車体構成を実現するとともに、高い剛性と耐久性を備え るトレリスフレーム
- • スーパースポーツスタイルのショートホイールベースとロングスイングアームのシャーシレイアウトを採用
- • 拡大した排気量と重量に合わせて最適化されており、ブレーキングや加速時のピッチングを適切に抑えるように調整されたフロント・リヤサスペンション
- ▼ ライディングポジション
- • リラックスしたライダートライアングルは様々なライダーの体格やライディングシチュエーションに適応し、Z500 の扱いや すい特性に貢献
- • ワイドなハンドルバーは、ライダーによるダイナミックなコントロールを可能にし、Z500 の優れた操縦性に貢献、低速 域での取り回し性を向上
- • 低反発ウレタンを使用し優れた乗り心地を提供するシート
- ※パッセンジャーのシートは Z400 と同様のデザイン
- ▼ ライディングフィール・走行性能
- • 日常走行からスポーツライディングまで幅広いシーンで爽快な走りを楽しむことができる、全回転域でバランスに優れ た出力特性と軽量シャーシ
- • 手の疲労を軽減、軽くて分かりやすいクラッチフィールで高いコントロール性を提供
- ▼ 電子制御・ライトユニット
- • 小型で軽量ながら、精密な制御を実現しているニッシン製 ABS コントロールユニット
- • Z7 Hybrid や Z900 に採用されているトリプル LED ヘッドライト
- • 洗練された外観を演出している LED テールライト
- • ライダーを高揚させるバースタイルのタコメーターとハイコントラストフル LCD インストゥルメントを採用
- • メーター内はカワサキオリジナルのフォントを使用し、走行時の視認性を向上
- • メーター表示内容:
- オドメーター、バースタイルタコメーター、ギヤポジションインジケーター、燃料計、デュアルトリップメーター、航続可能 距離、瞬間/平均燃費、水温、時計、デバイス通知(スマートフォン接続機能・メール・電話)、サービスインジケ ーター、エコノミカルライディングインジケーター
- • 左ハンドルスイッチボックスにハザード機能追加
- スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の「音声コマンド」、「ナビ機能」が利用可能
- ※主要諸元などにつきましてはカワサキモータースジャパンのホームページをご覧ください。
- ※「音声コマンド」「ナビ機能」は有償ライセンスが必要になりますが、このモデルを新車でご購入いただいたお客様には 納車時にお渡しする二次元バーコードにより 1 年間無償でご利用いただけます。
- ※無償ライセンスの有効期間終了後に継続して利用される場合は、ライセンスの購入が必要となります。
- ■「RIDEOLOGY THE APP」について詳しくはこちら
- https://www.global-kawasaki-motors.com/kawasaki_connect/jp/mc.html
- ■カワサキケアモデルとは
- 安心・安全なモーターサイクルライフをサポートするため、1ヶ月目点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償でお受けいただけるモデルです。
- https://www.kawasaki-motors.com/after-service/kawasakicare/
| 装備内容 | Z500 | Z400 | Z650 |
|---|---|---|---|
| ABS | ● | ● | ● |
| KTRC(トラクションコントロール) | ● | ||
| スマートフォン接続機能 | ● | ● | |
| アシスト&スリッパ―クラッチ | ● | ● | ● |
| エルゴノミクス ※ERGO-FIT ローシート(標準シート)、アクセサリーパ ーツ:ERGO-FIT ハイシートを含む |
● | ● | ● |
| ヘルメットロック | ● | ● | ● |
| インターナルカットキー | ● | ● | ● |
主要諸元
| 車名型式 | 8BL-EX500G | |
|---|---|---|
| Z500 | ||
| 発売日 | 2026年2月28日 | |
| 全長×全幅×全高(mm) | 1,995×800×1,055 | |
| 軸間距離(mm) | 1,375 | |
| 最低地上高(mm) | 145 | |
| シート高(mm) | 785 | |
| 車両重量(kg) | 167 | |
| 乾燥重量(kg) | – | |
| 乗車定員(人) | 2 | |
| 燃費消費率(km/L)※1 | -(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時) | |
| 25.2(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※2 | ||
| 登坂能力(tanθ) | – | |
| 最小回転小半径(m) | 2.5 | |
| エンジン型式 | EX500GE | |
| 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ | ||
| 総排気量(cm3) | 451 | |
| 内径×行程(mm) | 70.0×58.6 | |
| 圧縮比 | 11.3 | |
| 最高出力(kW[PS]/rpm) | 39[53]/1,0000 | |
| 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 43[4.4]/7,300 | |
| 燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
| 始動方式 | エレクトリックスターター | |
| 点火方式 | バッテリー&コイル(フルトランジスタ点火) | |
| 潤滑油方式 | ウェットサンプ式 | |
| 潤滑油容量(L) | 2.3 | |
| 燃料タンク容量(L) | 14 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 2.929(41/14) |
| 2速 | 2.056(37/18) | |
| 3速 | 1.619(34/21) | |
| 4速 | 1.333(32/24) | |
| 5速 | 1.154(30/26) | |
| 6速 | 1.037(28/27) | |
| 減速比1次/2次 | 2.029(69/34)/3.071(43/14) | |
| キャスター(度) | 24.3° | |
| トレール(mm) | 92 | |
| タイヤサイズ | 前 | 110/70R17M/C 54H |
| 後 | 150/60R17M/C 66H | |
| ブレーキ形式 | 前 | シングルディスク 310mm(外径) |
| 後 | シングルディスク 220mm(外径) | |
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック式(インナーチューブ径41㎜) |
| 後 | スイングアーム式 | |
| フレーム形式 | トリレス | |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
※2:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。



