- ■文・撮影:高山正之 ■主宰:カフェカブ運営事務局
2025年9月28日(日)、神戸市の六甲アイランド・イベント広場で、第20回カフェカブパーティーin関西が開催されました。このイベント広場でオートバイ愛好家のミーティングを行うのは初めてとの事です。当日は、372台、約400名の参加者で賑わいました。では、イベントの様子をお伝えいたします。
【気になったカブファミリー】
スーパーカブシリーズで初めてOHCエンジンとなったC65が数台参加していました。今では、貴重なモデルとなりましたが、元気で働いています。
【恒例のバイクフォーラムは年の差50歳】
スーパーカブでバイク文化を語るバイクフォーラムは、ゲストに作家でスーパーカブの研究者でもある中部 博さん。そして私、元本田技研広報スタッフの高山正之 (筆者)も参加しました。司会は、父親の影響でバイクの楽しさにはまったハンターカブのオーナーでもある19歳の成瀬ひとえさん。
司会者とゲストの年齢差は50歳以上ですが、年齢をあまり気にしないで語り合えるのが、スーパーカブならではの魅力です。
中部さんは、スーパーカブの生産工場取材で世界各地を訪れていますが、カブのオーナーが一堂に集まって交流しているのは日本独自の文化なので、このような場所や機会を大切にして欲しい。と語ってくれました。
成瀬さんは、父親が運転するハンターカブで初めてタンデムした時に感じた風や、走りながら見た景色が強く印象に残ってことを明かしてくれました。初めてバイクと接した時の感動は、会場に集まったすべてのカブファンが記憶している事だと思います。
あらためて、バイクの魅力を再確認したフォーラムになりました。
【特別賞】
カフェカブパーティー恒例の特別賞の発表です。
【参加者が選ぶ人気投票】
個性的でアイデアを駆使して仕上げられたカブファミリーが多く選出されました。
カフェカブパーティーの締めくくりは、豪華賞品をかけたじゃんけん大会です。今回のカフェカブパーティーin関西も、まさに老若男女が集う交流の場になりました。参加者は帰路の交通安全と、再会を誓ってそれぞれ家路につきました。
カフェカブパーティーは、来年も九州、北海道、関西会場で開催される予定です。