ゴールデンウィークのはじまりは毎度おなじみモンキーミーティング。
初夏を思わせる、どころか暑かった日曜日の東京サマーランド駐車場に
なんと500台に迫るホンダ4ミニが集まりました!
とうとう500台が目前に!
コロナ禍が明けて3度目の開催となった第16回モンキーミーティング。ぐずついた天気が多かった週だったにもかかわらず、ミーティングの日はからりと晴れ上がり、初夏を思わせるどころか、日差しも強く、気温も30度に迫る陽気のなか、行なわれました。
昨年の第15回大会に引き続き、「聖地」東京サマーランド第2駐車場を舞台に行なわれたミーティングは、開催前から主催者側がざわざわ。実は、事前申し込みが400台を超え、当日参加も含めて500台をオーバーしてしまうんじゃないか、という不安があったのです。
そして、いざふたを開けてみると、9時オープンの会場に8時前からゲートオープン待ちの列ができ始め、事前申し込みのひとも、当日参加のひとも次々と会場入り。用意した通し番号のエントリーナンバー札が次々と配られ、アッという間に100番台、200番台、300番台と増えていき、最終的には500番近くまで用意されたナンバー札も配布終了。最終的に、参加台数は492台、参加者数は507人にもなったそうです。文句なし、過去最高の動員です!
2010年頃からのミーティングの舞台となっていることから、モンキーミーティングの「聖地」と呼ばれるサマーランド駐車場。もうご存知のように、ミーティング自体は「みんなで集まろう」的ミーティングで、特にイベント内容があるわけではないのですが、今年はスペシャルゲストとして、イノボーこと、井上ボーリングさんがブース出展。イノボーが研究開発を続けている水素エンジン車のお披露目とデモラン、さらに待望の4ミニ用「永久無償修理」のアルミメッキスリーブ、ICBMが展示発表されました。
さらにCB-FシリーズのプロショップとしておなじみのT.T.Rモータースもブース出展。さきの東京モーターサイクルショーで発表した、モンキー125用CB-Fレプリカルックキット「エフモン」が展示され、詳細や価格、購入方法も発表されました。下写真をご参照ください。
低く小さいローダウン系が人気です^^
時間が経つごとにどんどん増える、増え続けるイベント参加車は、もちろんモンキー50&125を中心に、イベント対象であるホンダ4ミニが大集合。ホンダの歴代50~125ccモデルならば参加OKなんですが、今年の参加車の傾向としては、これまでよりもスーパーカブ系が減り、今年はDAX125と、シャリイ系がどんと増えましたね! 数えきれないほどのモンキー改については、ローダウン系が目立っていた印象です。少しカテゴリー分けしてみましたので、そのあたりも、下の写真をどーぞ。
ローダウン系ってこんなです
誰がスタートしたか今となっては不明ですが、ミニサイズのモンキーなどの4ミニをさらに低く小さくしちゃおう、というのがローダウン系。ハンドルもがっちりシボって、こりゃ乗りにくいだろうなぁ、と思うけどそういう問題じゃないんですな、こりゃ。
こういう系は魔改造と呼びます
魔改造なんて正式な定義はないけれど、モンキーをベースに「え? これモンキー?」って思わせるカスタムのことです。モンキーをベースにZもナナハンも、とうとうドカまで! 一台混じっているCB1100RはT.T.Rモータースのデモ車です。
これが人気上昇中のシャリイです
72年発売のシャリイは、本来スクーター誕生以前に流行したお買い物バイク的ソフトバイク。なのに今なぜかブーム再燃、って感じになってきています。でも、前後10インチ、買い物カゴつきのシャリイが、こんなにイカツいカスタムバイクになるとは、母ちゃんも思うまい。
ここからは印象に残った参加車たち
天候が崩れることもなく、終日すごい日差しで、酷暑寸前のコンディションだった2024モンキーミーティング。会場を見ていて思ったのは、やはりホンダの「歴史と伝統」が集まっているミーティングだなぁ、ってこと。
筆者も、今年も埼玉県の自宅から会場まで往復約150km、愛車DAX125で取材にお邪魔しました。撮影機材が必要でもクルマじゃなく、次もDAX125で行きたいイベントなのです。
(取材・撮影:中村浩史)