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2024年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA YZF-R1M/YZF-R1が、新色にモデルチェンジ

YZF-R1M/YZF-R1が、新色にモデルチェンジ




YAMAHA YZF-R1M ABS/YZF-R1 ABS 車両解説

 1997年のミラノショーでのデビュー以来、常にヤマハのスーパースポーツの顔として進化を続けてきたYZF-R1シリーズ。最近ではMotoGPマシン“YZR-M1”からの技術的フィードバックも受けて、チャンピオン獲得の鍵となった“クロスプレーン”型クランクシャフトまで導入する徹底ぶり。

 2009年6月には国内仕様も発売され、2012年モデルへのマイナーチェンジでは、昨今のスーパースポーツでは“標準装備”となったトラクションコントロールをいち早く採用。また同時に、ヤマハのロードレース世界選手権参戦50周年を記念した特別モデルも用意され、こちらは、2012年の2月28日に120台の限定で販売されている。

 2012年8月のモデルチェンジでは、クロスプレーン型クランクシャフト採用の水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ、997cm3エンジンをさらに進化させ、アルミ製デルタボックスフレーム+マグネシウム製リアフレームの車体と組み合わせている。

 主な特長としては、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)、ライダーに伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティングした前後サスペンション、EBM(エンジンブレーキマネジメント)とBC(ブレーキコントロール)を加え、全てを見直した電子制御システムなどを採用。外観でもエアロダイナミクス特性を高めた新設計のカウリング、“R”デザインを主張するLEDデュアルヘッドランプ&新作ポジションランプなどで新世代のR1シリーズを特徴づけている。
 上級モデルのYZF-R1Mでは、ベースとなるYZF-R1にオーリンズ社製電子制御サスペンションやアルミにバフがけを施したタンクやリアアームに加え、新たにカーボン素材の軽量カウルを採用している。

 今回のモデルチェンジでは、YZF-R1M ABSが、カーボンとブラックを基調にした質感の高いニューカラーに、ロゴにはヤマハのレースイメージ色であるブルーを採用。YZF-R1Mのアイコンとも言える、バフ掛けした上からクリア塗装を施したアルミ製燃料タンクを継続。

 YZF-R1 ABSでは、トーンの異なるブルーを組み合わせ、レーシングイメージを強調して印象づける”ブルー”と、メタリックとマットのダークトーンのコンビネーションで造形美を際立たせ、スポーティでありながらカジュアルさも兼ね備えた”ブラック”の2色を用意。

YZF-R1M ABS。「ブラックメタリックX」(カーボン/新色)。
YZF-R1 ABS。「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー/新色)。

 

YZF-R1M ABS。「ブラックメタリックX」(ブラック/新色)。

 
 

★ヤマハ ニュースリリースより (2023年11月21日)

「YZF-R1M ABS」「YZF-R1 ABS」の新色を発売
~フラッグシップモデルにふさわしい質感をより高めたカラーを採用~

 
 ヤマハ発動機株式会社は、クロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・4バルブ・997cm3エンジンを搭載したスーパースポーツ「YZF-R1M ABS」および「YZF-R1 ABS」のカラーリングを変更し、2024年1月12日に発売*します。

 「YZF-R1M ABS」の新色は、カーボンとブラックを基調にした質感の高いもので、ロゴにはヤマハのレースイメージ色であるブルーを採用。「YZF-R1M」のアイコンとも言える、バフ掛けした上からクリア塗装を施したアルミ製燃料タンクは継続し、素材感を強調します。

 「YZF-R1 ABS」は2色を採用。トーンの異なるブルーを組み合わせ、レーシングイメージを強調して印象づける”ブルー”と、メタリックとマットのダークトーンのコンビネーションで造形美を際立たせ、スポーティでありながらカジュアルさも兼ね備えた”ブラック”です。

 「YZF-R1」は、1998年欧州仕様の販売を開始、以後スーパースポーツ市場を牽引してきた当社モーターサイクルのフラッグシップモデルで、2009年より国内仕様を発売しています。「YZF-R1M」はカーボン素材の軽量カウルなどを採用した上級モデルです。

※ 本モデルは、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売する「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」です。ご購入については当社Webサイト掲載の取扱店までお問い合せください。
■「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」取扱店
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/yzf-r1/

<名称>
「YZF-R1M ABS」
<カラーリング>
・ブラックメタリックX(カーボン/新色)
<発売日>
2024年1月12日
<メーカー希望小売価格>
3,190,000円(本体価格2,900,000円/消費税290,000円)
 
<名称>
「YZF-R1 ABS」
<カラーリング>
・ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー/新色)
・ブラックメタリックX(ブラック/新色)
<発売日>
2024年1月12日
<メーカー希望小売価格>
2,365,000円(本体価格2,150,000円/消費税215,000円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
 
<販売計画>
250台(年間、国内)

 

YZF-R1M ABS/YZF-R1 ABS 主要諸元

車名型式 8BL-RN65J
YZF-R1M〈YZF-R1〉
発売日 2024年1月12日
全長×全幅×全高(m) 2.055×0.690×1.165
軸距(m) 1.405
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.860〈0.855〉
車両重量(kg) 202〈201〉
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 21.6(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
15.2(WMTCモード値 クラス3 サブクラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m)
エンジン型式 N534E
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 997
内径×行程(mm) 79.0×50.9
圧縮比 13.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 147[200]/13,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 113[11.5]/11,500
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.(トランジスタ式)
潤滑油方式 ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 4.9
燃料タンク容量(L) 17L
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.600
2速 2.176
3速 1.842
4速 1.578
5速 1.380
6速 1.250
変速比 1.634/2.562
キャスター(度) 24°00′
トレール(mm) 102
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C 58W
200/55ZR17M/C 78W〈190/55ZR17M/C 75W〉
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム(リンク式)
フレーム形式 ダイヤモンド

※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
 





2023/11/21掲載