春の静岡ホビーショーと共に、模型ファン秋のお楽しみが、東京ビッグサイトで開催される全日本模型ホビーショー。しかしコロナ禍もあって一昨年、昨年は開催されませんでした。ということで3年振りの開催となりました。
今回の会場は南棟です。正面入口から入って右手にある2019年に開業したばかり（というほどでもないか）のあまりなじみのない場所で、入口からそこそこ歩きます（動く歩道があります）。
今回のショーには組合員出展社、協力出展社、出版出展社、日本ラジコン模型工業会など約80社が出展し、9月30日（金）から10月2日（日）までの3日間の開催でした（30日は業者招待日）。
さて、気になるバイク関連の新製品ですが、予告を含め豊作の秋！ といってもいいでしょう。コロナ禍、台風、円高、物価高騰、政治不信、ウクライナ侵攻などなど明るい話題の少ない日々が続いておりますが、すべてを忘れてバイクプラモに集中する、ほんのひとときでも、そんなささやかな幸せを楽しみたいものです。まずは速報レベルでお伝えします。
※価格は特に表記のないものはすべて税込み価格です。
アオシマ
いきなりですが、来年登場の新製品2作品発表。1/12スケール完全新規金型でCB750FOUR K0を発表。2023年発売予定で価格等の詳細はまだ未定。
1/12完成品バイクシリーズはRZ250を発表。ニューヤマハブラック、ニューパールホワイト、YSPカラーの3色を2023年発売予定。価格は未定。
定番の1/12ザ☆バイクシリーズはNo.52ホンダMC18 NSR250R SP カスタム`89(4180円）、No.29カワサキZX900A GPZ900R Ninja`85(2860円)、 No.14ヤマハ1JR SR400｀98（3080円）、No.45カワサキKZ750D Z750FX `79カスタム（3300円）、No54.ヤマハ4HM XJR400S`94カスタムパーツ付き（3300円）、No.55カワサキZR400C ZEPHYRχ `03カスタムパーツ付き（3300円）、No.43カワサキZ2 750RS`73 カスタムパーツ付き（3300円）の一部パーツの更新などをおこないリニューアル。
1/12完成バイクシリーズは、KAWASAKI GPz900R赤/灰、ライムグリーン、黒/金(各3960円）を10月発売予定。
さらに静岡ホビーショーでテストショットが発表されたKAWASAKI ZX-25Rはライムグリーン×エボニー、メタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト、メタリックスパークブラックを2023年発売予定で公開。
ハセガワ
1/12スケールのYZR500、NSR500、RS250RWのレーサーやTZR250、RG400Γ、GT380、KR250と2ストシリーズ（とGSX-R750も）を続々リリースして、絶版車ファンを狂喜乱舞させてくれたハセガワの新製品はRZ250（4L3）！細部までこだわりのつまったRZファン待望の完全新規金型で11月16日発売。(3400円)。
1/12GT380Bの特別再生産も決定。買い逃した方お早めに。11月28日発売(3740円)。
1/12スケールバイクと並べて遊べる、レトロ自販機シリーズの第6弾はアイス自販機。11月11日発売(1400円)。
BEEMAX
静岡ホビーショーで製作が発表された同ブランド初のバイクプラモとなるRGV-Γ（XR79)。ここまで製作が進行しました。来年のホビーショーにはきっと製品化？？
さらにYZR-M1の製品化も発表。発売時期など詳細は不明ですが2007〜2008年あたりの仕様で製品化？？
マニアックな製品を輸入販売するプラッツ。今回はイタレリ1/9ヤマハテネレ660 1986パリダカールラリー(11330円)を発売。日本語の組み立て解説書も付属する特別版。さらに1/9ミリタリービークル WWⅡ アメリカ陸軍 軍用バイク WLA750(6600円)も好評発売中。
LCDモデルズ
1/12スケールの完成品ダイキャストモデル GSX-R1000(2020)、Honda Gold Wing(2020)は発売時期、価格とも未定。
KYOSHO
ラジコンでおなじみの京商が扱うWELLY製の1/10スケール完成品はKAWASAKI 2009 NINJA650R(予価3300円）、YAMAHA 2008 YZF-R1(予価3850円）、HONDA 2009 CBR1000RR(予価3850円）、HONDA CB500F(予価3300円）など参考出品。
海洋堂
あの海洋堂がついにバイクに進出！？ アニメのゆるキャン▲1/24志摩リンとバイクセットを会場で先行販売(2000円）。このキットは主にイベントなどで販売されるもので、一般流通はしないそうです。
タミヤ
おまたせしました。今回はタミヤから新製品出ます！実車を買うどころか、見ることすらなかなか困難なドゥカティ史上最高の公道モデルといわれる世界500台限定車、ドゥカティ スーパーレッジェーラV4が1/12オートバイシリーズに加わります。今回もさすがのタミヤクオリティはいうまでもありませんが、あらたなこだわりも。カウルはネジで脱着可能ですが、フロント部のネジを隠すためウイングに磁石を内蔵して取り外し可能とし、そのウイングでネジを隠すという小技が。今回から採用された左右分割となって再現されたチェーンローラー部や前作のCBR1000RR-Rから採用されたキレイに開けられたディスクの穴など、見どころに作り応え満載！とはいえ言葉で説明しても解らない（説明ヘタなので）ので、ぜひ購入して感心してください(4620円)。さらに昨年末に発売された1/12 チーム スズキ エクスター GSX-RR ’20が、早くも完成品のマスターワークコレクションに。18480円といいお値段ではありますが、自分でここまで組める人は別として、このクオリティなら安いくらいです。スズキファンならMotoGPの想い出にぜひどうぞ。
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