「1984日本グランプリ・オートバイレース」
時はバイクブーム真っ只中の1984年、全日本ロードレース選手権の最終戦が「日本グランプリ」と呼ばれていた頃の映像がDVDとして蘇る。
舞台は鈴鹿サーキット。ヤマハ平忠彦、ホンダ木下恵司のランキングが僅か２ポイント差という状況で迎えた最終戦の500ccクラスは、フレディ・スペンサーの代役として世界GPランキング３位のレイモン・ロッシュも出場。決勝では序盤をリードした木下が転倒、２位をつけていた平がその後独走で優勝、500ccクラスのタイトル２連覇を達成した。
この年から排気量が750ccとなったTT-F1クラスにはグレーム・クロスビーがヨシムラより出場。国際B級ながらも勢いのあるモリワキのチームメイト宮城光を抑え、前年ノンタイトルながらも同クラスのポイントリーダーだった八代俊二が初のTT-F1タイトルを獲得している。
特典として、当時このレースに出場していた八代俊二、辻本聡が全日本の状況や、今だから話せる貴重なエピソードを副音声として収録。1984年制作、収録時間58分。書店、バイク用品店、メーカー直販にて12月23日先行発売。2,800円（税別）。
ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp
「SOB ♯013」
“キング・ケニー”の表紙が鮮烈な「SOB（Son of Bike）MAGAZINE」は、アメリカのレースシーンやレーサーの日常など独特の視点で撮影するミスター・バイクOBの“てっぺーさん”こと中尾省吾氏 が“編集短”を務めるフォト・マガジン。
その最新号・第13弾はモトクロスライダー・平田優さん、そして全日本ロードレースやデイトナで活躍した五味淵安彦さんの赤裸々な作文他、価格以上の濃い内容に。200円。
