「MotoGPはいらんかね？」、「続・MotoGPはいらんかね？」、「行った年 来た年 MotoGP」などWEBミスター・バイクのレース関連記事でお馴染み、ジャーナリスト・西村 章氏の書き下ろし書籍が刊行された。
往年のレーシングマシンを深堀りする雑誌「RACERS」のノンフィクション・シリーズの第1弾としてスズキMotoGP チームが題材に。技術者、チーム関係者ら国内外でインタビュー取材、昨シーズン2勝を挙げるに至ったスズキが2011年の一時活動休止から復活するまでの1752日を追う。チームの舞台裏、そして2002年にMotoGPが始まる前に当時市販車のOEM供給関係にあったスズキとカワサキによるMotoGP共同開発プロジェクトが存在していたことなどにも触れられている。
ノンフィクション・シリーズとして以降の刊行にも期待膨らむ一冊。2,200円（税別）。
西村 章 著
「再起せよ スズキMotoGPの一七五二日」
「再起せよ スズキMotoGPの一七五二日」