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新車詳細

新車プロファイル2020
2020年に発売された新車の情報ページです

YAMAHA “Neo Retro”ロードスポーツのXSR900がポジションランプの追加などのマイナーチェンジ

“Neo Retro”ロードスポーツのXSR900がポジションランプの追加などのマイナーチェンジ

“Neo Retro”ロードスポーツのXSR900がポジションランプの追加などのマイナーチェンジ

新時代の“MT”シリーズとして開発された“MT-09”。水冷3気筒、846cc、DOHC4バルブF.I.エンジンを搭載する「ネイキッドとスーパーモタードの異種交配造形による個性的なデザイン」を持つマシンとして販売が開始されたのは2014年4月。ヤマハらしい先進的なデザインもさることながら、新世代MTのエンジンは、MotoGPマシン“YZR-M1”のヒューマンフレンドリーなハイテク技術“クロスプレーン・コンセプト”に基づいて開発されるなど、メカニズム面でも“ストーリー”を持つことで根強いファンを惹きつけている。

このMT-09シリーズに2015年2月、兄弟車のMT-09 TRACER ABSが登場している。

MT-09と基本部分を共有する車体は、アルミダイキャスト製ダイヤモンドタイプフレームに、外側締結リアアームの採用など最新テクノロジーを引き継ぎ、市街地での楽しい走りを狙いとしたもので、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)およびD-MODE、マスの集中に貢献する一体成型のエキゾーストパイプ&サイレンサー、アルミテーパーハンドル、ラジアルマウント式フロントブレーキキャリパー、アルミ鍛造ブレーキ&シフトペダルなどを採用。MT-09 TRACER ABS独自の特徴としては、レイヤー構造を取り入れたフロントカウルの採用があり、ロングツーリング指向のオンオフ寄りのイメージをさらに強めたデザインを採用していた。標準装備のハンドルカバーの造形などとともにツーリング時の快適性の向上を図っている。好みによりハンドル、シート、フロントスクリーンの調整が可能で、視認性の高い多機能メーターパネルや、十分な配光特性を備えたフルLEDヘッドライト、そしてトラクションコントロールの採用などなど、快適な“アドベンチャーツーリング”性能を備えたモデルだ。

ちなみに、このMT-09 TRACERは、ヤマハが2013年から進めている“中期経営計画”のなかで、二輪車事業の新たな取り組みとして“基本プラットフォームをベースにしたバリエーション展開の拡大”を狙ったモデルの第一弾でもあった。

そして2016年4月に、そのバリエーション展開の拡大をはかる計画の第二弾として発売されたのがこのXSR900だった。

開発コンセプトは“The Performance Retro-ster”。味わいのあるレトロな外観と、先進技術によるハイパフォーマンスを合わせもつモデル、と説明されていた。基本はMT-09で、水冷直列3気筒エンジンをダイヤモンドフレームに搭載。TCS(トラクションコントロールシステム)やA&S(アシスト&スリッパー)クラッチを新たに装備。車体は“CMFG(カラー、マテリアル、フィニッシュ、グラフィックの略称)”と呼ばれるデザイン手法を取り入れ、多彩な加工法による金属素材感を表現したものとしているという。

また、発売に合わせて、XSR900をベースに“スピードブロック”グラフィックを採用したアルミ製タンクカバー、ゴールド仕上げのフォークアウターチューブ、ブラック塗装のヘッドライトケース、イエローのコイルスプリングを採用したリアサスペンション、そして専用エンブレムが取り付けられ、ヤマハの創業60周年を記念した“60th Anniversary仕様車も、2月23日から9月末日までの受注期間限定で販売された。

2016年12月には、XSR900 ABS本体に「ブラックメタリックX」の新色が追加設定され、従来からの「マットグレーメタリック」、「グレーイッシュブルーメタリック4」の2色(「ライトレディッシュイエローソリッド1」はラインナップから外れた)と合わせて3色のカラーバリエーション展開に。さらに2019年3月には、新色の「ダルパープリッシュブルーメタリック X」を加えて、「マットグレーメタリック 3」「ブラックメタリック X」2色の継続色と合わせて3色のラインアップとなっていた。

今回は、「ラジカルホワイト」をベースに塗装塗り分けによるレッドとブラックの鮮やかなラインをあしらい、’80年代に人気を博したスポーツモデルのイメージを再現しニューカラーを追加するとともに、ヘッドランプにポジションランプを追加する改良が行われている。2色のラインナップのうち“マットグレー”はカラーリングを継続して販売となっている。
 

XSR900 ABS。「ラジカルホワイト」(新色/ホワイト)。

 

XSR900 ABS。「マットグレーメタリック3」(継続色/マットグレー)

 

★ヤマハ ニュースリリースより (2020年2月6日)

1980 年代スポーツモデルをイメージした新色を採用
「XSR900 ABS」をマイナーチェンジ

 ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・DOHC・直列3気筒・4バルブ・845cm3エンジンを搭載する“Neo Retro”※ロードスポーツモデル「XSR900 ABS」をマイナーチェンジし、2020年モデルとして2月25日より発売します。

 2020年モデルはポジションランプを追加したヘッドランプの採用に加え、カラーリングのアップデートを行い、新たに“ホワイト”を設定しました。「ラジカルホワイト」をベースに塗装塗り分けによるレッドとブラックの鮮やかなラインをあしらい、1980年代に人気を博したスポーツモデルのイメージを再現しています。なお“マットグレー”はカラーリングを継続して販売します。

 「XSR900 ABS」は、“The Performance Retro-ster”をコンセプトに開発しました。味わいあるレトロな外観と先端技術による走行性能を備え、所有する悦びや乗る楽しさを提供するモデルです。

※ Neo Retro:「スーパースポーツ」「ネイキッド」といった従来のカテゴリーを超え、レトロな外観やその背景の物語性を秘めながらも、先進技術に基づくエキサイティングな走りを楽しめるモデルのカテゴリー。

 

<名称>
「XSR900 ABS」
<発売日>
2020年2月25日
<メーカー希望小売価格>
「XSR900」 1,061,500円(本体価格965,000円/消費税96,500円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
<販売計画>
500台(年間、国内)
<カラーリング>
・ラジカルホワイト(ホワイト)
・マットグレーメタリック 3(マットグレー)

 

「XSR900 ABS」のフィーチャー(★新フィーチャー)
★丸型ヘッドランプ(ポジションランプ追加とリフレクターデザイン変更)
・アルミ製ライトステー
・3分割フェンダー(アルミ製フェンダーステー)
・ラジアルマウントキャリパー採用4ポット対向ピストン
・ABS
・アルミラジエーターサイドカバー
・A&S(アシスト&スリッパー)クラッチ
・トラクションコントロールシステム(モード2選択+オフ)
・水冷4ストローク・直列3気筒・DOHC・4バルブ、FI搭載エンジン
・鍛造ピストン、メッキシリンダー、FSコンロッド
・丸型メーター
・アルミ製タンクカバー
・ステッチ⼊りダブルシート
・アルミ製サイドカバー
・丸型テールランプ
・アルミ製リアフェンダー
・オフセットシリンダー、不等長吸気ファンネル
・潤滑系、冷却系パイプレス設計
・CFアルミダイキャスト採用軽量フレーム
・丸形サイレンサーカバー

 

主要諸元

車名型式 2BL-RN56J
XSR900 ABS
発売日 2020年2月25日
全長×全幅×全高(m) 2.075×0.815×1.140
軸距(m) 1.440
最低地上高(m) 0.135
シート高(m) 0.830
車両重量(kg) 195
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 29.4(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
19.7(WMTCモード値 クラス3 サブクラス3-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ)
最小回転小半径(m)
エンジン型式 N711E
水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 845
内径×行程(mm) 78.0×59.0
圧縮比 11.5
最高出力(kW[PS]/rpm) 85[116]/10,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 87[8.9]/8,500
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 TCI(トランジスタ式)
潤滑油方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量(L) 3.40
燃料タンク容量(L) 14
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.666
2速 2.000
3速 1.619
4速 1.380
5速 1.190
6速 1.037
減速比1次/2次 1.680/2.812
キャスター(度) 25°00′
トレール(mm) 103
タイヤサイズ 112/70ZR17M/C 58W
180/55ZR17M/C 73W
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム(リンク式)
フレーム形式 ダイヤモンド

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

2020/02/06掲載