初代のGSX-R750の発売から40周年、シリーズ累計で120万台以上を生産しているGSX-RシリーズのフラッグシップモデルであるGSX-R1000とGSX-R1000Rの最新モデルが発表された。
インジェクター、シリンダーヘッド、カムシャフト、バルブ、ピストン、クランクシャフト、カムチェーンなどエンジンの内部パーツを全面的に改良により、排出ガス規制や騒音規制に対応しつつ、高いパフォーマンスを実現した。また、電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)も、加速時のフロントアップを抑止するリフトリミッター、コーナリングから最適な加速ができるようトルクを制御するロールトルクコントロールを追加した。
フロントカウルは昨年の鈴鹿8耐においてチームスズキCNチャレンジのレーサーが装着したものと同タイプのカーボンファイバー製のウィングレットをオプションとして設置した。販売は2006年から欧州、北米などを予定している。