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ホンダがダカールラリー2024で1‐3フィニッシュ

 今回で第46回目を迎えた「ダカール・ラリー」。戦いの舞台を南米から中東・サウジアラビアに移して5年目となる総走行距離7,967kmにおよんだ世界一過酷なモータースポーツは、1月19日の最終第12ステージで幕を下ろし、二輪車部門は2位に10分53秒差をつけたリッキー・ブラベック(Monster Energy Honda Team)が総合優勝を果たした。ブラベックはダカール・ラリーで2020年以来自身2度目の優勝、ホンダにとっては2021年以来3年ぶりの優勝(通算7勝)となった。ダカール・ラリー最多の19勝を誇るKTMはケビン・ベナビデスが4位だった。  

リッキー・ブラベックのコメント
「今シーズンの初戦を勝利で飾ることができました。本当にタフなコースでしたし、競争相手も強豪でした。2位のロス(ロス・ブランチ選手)や自分のチームメートが、油断させてくれませんでしたが、同時に我々も他のチームにプレッシャーをかけていたと思います。全員にとって、最後まで気の抜けない戦いだったのは間違いありません。ここに無事に戻ってこれたことが本当にうれしいです。前回とは少し違って、今回はかなりタフな戦いでしたので、より多くのものを得られたような気がします。2020年のときは、最初から大きな差がありました。今回、僕とロスは2、3秒差で3日間戦いました。全員にとってタイトなレースでした。このラリーでは10分という差は大きくありません。2日間ほど調子のいい日があり、そこでプッシュするチャンスがありましたが、第11ステージは、ロスが僕の後ろから18分遅れでスタートするので、彼に捕まったら終わりだと思っていました。ハードなステージでしたが、集中力を切らさずにゴールまで行けましたし、タイムもそれほど落としませんでしたので、自分にとってだけでなく、チームにとってもいい走りができました。2週間を通して自分もチームも素晴らしい仕事ができました。これからはゼッケン9番が僕のラッキーナンバーになると思います」

●2024年ダカール・ラリー 総合順位(二輪車部門)
1位 リッキー・ブラベック(Monster Energy Honda Team)
2位 ロス・ブランチ(Hero Motosports Team Rally)
3位 エイドリアン・ヴァン・ベバレン(Monster Energy Honda Team)

●ホンダの主なダカールラリー戦績(最高位)
1986年 優勝 シリル・ヌブー
1987年 優勝 シリル・ヌブー
1988年 優勝 エディー・オリオリ
1989年 優勝 ジル・ラレイ
2013年 7位 エルダー・ロドリゲス
2014年 5位 エルダー・ロドリゲス
2015年 2位 パウロ・ゴンサルヴェス
2016年 4位 ケビン・ベナビデス
2017年 5位 ジョアン・バレーダ
2018年 2位 ケビン・ベナビデス
2019年 5位 ケビン・ベナビデス
2020年 優勝 リッキー・ブラベック
2021年 優勝 ケビン・ベナビデス
2022年 2位 パブロ・キンタニラ
2023年 4位 パブロ・キンタニラ
2024年 優勝 リッキー・ブラベック
※1990~2012年までダカールラリー参戦休止。マシンは1986~1989年がNXR750、2013~2024年はCRF450 RALLY







2024/01/21掲載