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ホンダ創立75周年 特別展示リポート =ホンダウエルカムプラザ青山で7月4日(火)から7月31日(月)まで開催=

 ホンダウエルカムプラザ青山では、「Honda Around The World -世界に広がるHonda-」をテーマに特別展示を開催中です。2023年9月24日、本田技研工業は創立75周年を迎えます。

 特別展示では、創業の原点となった自転車用補助エンジン「ホンダA型」をはじめ、ホンダ発展の原動力となったスーパーカブC100など、二輪車、四輪車、パワープロダクツ製品など約20機種を一堂に見ることができます。

 主な展示製品をご紹介します(※製品の紹介年と展示車の製造年が異なる場合があります)。

■1947年 ホンダA型
ホンダの名前が初めて付いた自転車用補助エンジンです。ホンダ創業の原点と言えます。
戦後の混乱期に、荷物を迅速に運ぶことができる身近な乗り物として登場。さまざまな自転車に取り付けられる構造によって広く普及しました。本田技研工業設立の前年、本田技術研究所として開発・販売しました。
●エンジン:空冷2ストローク単気筒 50cc ※展示車は1948年製造
■1958年 スーパーカブC100
当時から環境にやさしい乗り物にこだわり、燃費や耐久性に優れた4ストロークエンジンを搭載。女性にも乗りやすいスタイリングや、クラッチ操作を必要としない機構を採用するなとで、大ヒットしたモデル。日本はもとより海外でも広く愛用されているロングセラーモデルです。
●エンジン:空冷4ストロークOHV単気筒 最高出力 4.5馬力 ※展示車は1959年製造です
■1963年 T360
日本で四輪車の最後発メーカーであるホンダが初めて市販したのは、軽自動車のトラックでした。水冷4ストロークDOHC4気筒という、スポーツカー並みの高性能エンジンは、30馬力を発揮しました。フロントにHマークを大胆に施したスタイリングは、今見ても新鮮です。同年、2シーターオープンスポーツ「S500」を発売し、スポーティーなメーカーイメージを確立しました。※展示車は1965年製造です
■1953年 汎用エンジン H型    
ホンダ初の汎用エンジン。農業の背負い式噴霧器の動力などで活躍しました。エンジンは2サイクルです。※展示は1954年製造です(写真右)

■1954年 汎用エンジン T型
汎用エンジンの第2弾は、4ストロークエンジンを採用しました。このエンジン以降、「4ストロークのホンダ」としてさまざま汎用製品を世の中に出していきました(写真左)。

■1997年~  タイ Wave125i
タイで人気のスーパーカブシリーズWave125i。機動性を活かした移動型の店舗です。スーパーカブシリーズは、世界各地で生活を支える重要な乗り物として活躍しています。
■2022年~  インド 電動三輪タクシー(リキシャ) 着脱式バッテリーで、迅速なサービスを可能にしました。インドならではのスタイリングに見とれてしまいます。
■2014年~  ブラジル Pop 110i
ブラジルのファミリーバイクとして支持されているユニークなモデルです。スーパーカブ系の110ccエンジンを採用し、自由で楽しい移動を叶えてくれます。
■2019年~  アメリカ オフロードスポーツバギー Talon 1000X
力強い出力特性の4ストローク2気筒1000ccエンジンを搭載し、オフロード走行で威力を発揮するバギーです。
■2023年秋から販売予定  ヨーロッパ 電動四輪車 e:Ny1
今年の秋にヨーロッパで販売予定の電動四輪車です。75年のその先に登場する先進の製品も見ることができます。
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■地域紹介展示
世界各地で展開してきた活動をダイジェストにして紹介しています。こちらは、日本を含むアジア・オセアニアの例です。興味深い映像も見られます。
■記念映像の上映
ホンダを支えてくれた多くのお客様に感謝の気持ちを込めて制作した映像です。製品開発やモータースポーツへの挑戦など、75年の歩みを紹介しています。映像には、創業者の本田宗一郎氏も登場しています。


ホンダウエルカムプラザ青山
〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1 Honda青山ビル1階
入場料:無料
開館時間:10:00~18:00 ※混雑時は入館制限を行う場合があります
最寄り駅:東京メトロ銀座線、東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線→「青山一丁目」駅 下車5番出口すぐ
休館日:年末年始等
ホームページ:https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/

(レポート・写真:高山正之)







2023/07/06掲載