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快挙! 小川友幸が10年連続・通算12回目のチャンピオン獲得


 2022 MFJ 全日本トライアル選手権シリーズの第8戦、東北大会がスポーツランドSUGO(宮城県)にて10月23日に開催された。最高峰クラスとなる国際A級スーパークラスでは小川友幸(TEAM MITANI Honda)が優勝。自身の記録を更新する10年連続、全日本トライアル選手権では新記録となる通算12回目(2007・2010・2013~2022年)のチャンピオン獲得となった。

 小川は1976年生まれの今年46歳。3年ぶりに大阪にて開催され、今シーズンから公式戦となったCity Trial Japanで古傷を痛める影響もあったが、序盤戦の圧勝によりランキング首位を維持。最終戦となった今回、5位以上で終えればチャンピオンが確定する状況の中、RTL300Rを駆り、危なげない走りで見事V12を達成した。


小川友幸のコメント
「今回の年間チャンピオンは10連覇で通算12回となりましたが、MFJの記録である12回にタイで並んだので、来年は是非とも更新したいと思います。今年の前半戦はブッチギリの勝利で良い大会もありましたが、後半戦になるにつれけがや色々なトラブルがあり、なかなか勝てない大会が続きジレンマもすごくありました。最終戦でも大会直前のギリギリまで、トラブル対応に追われましたが、そんな中でチームや関係者の誰もが見捨てずに、最後の最後までバックアップしてくれたことが、この結果につながっており、感謝の一言に尽きます。これまで12回のタイトルで、色々な勝ち方をしてきましたが、“感謝”と言う言葉が一番に出るのは、この2022年シーズンだったと思います。お世話になった皆様に“ありがとうございます”と改めて伝えたいです」

TEAM MITANI Honda 三谷知明 監督のコメント
「今シーズンの目標であった、全日本トライアル選手権で新記録のV12を見事に達成してくれました。これも小川選手がトライアルというスポーツに真摯に向き合い続けた努力の結晶だと思います。次は全日本選手権での記録更新となる13回目のタイトル獲得に向けて、邁進して欲しいと思っています。これからも小川選手にはトライアルだけでなく、日本のモータースポーツをリードしていってほしいと思います。最後になりましたが、いつもチームを支えてくれているスポンサーをはじめ、大勢のトライアルファンに深く感謝いたします。来シーズンも変わらず応援をお願いいたします」







2022/10/24掲載