CBR600RRのレースベース車は、2010年モデルでブレーキ周りの改良を受けた後、翌2011年、’12年モデルは継続販売、そして2013年モデルでは、新たに空力特性に優れたニューデザインのカウル、作動性に優れたビッグ・ピストン・フロントフォークにさらにレース専用セッティングを施し、操作フィーリングを向上させるという新デザインの12本スポークホイールの採用などが行われた。2014年モデルは継続販売。CBR1000RRと同時発表された2015年モデルでもメカニズム等に変更はなく、継続販売となっていた。
今回久々に発売されたCBR600RRのレースベース車は、2021年にモデルチェンジした公道仕様のCBR600RRから不要な保安部品等を外し、HRC KITパーツのECU、ハーネス、前後サスペンション、フロントブレーキキャリパー、板厚ブレーキディスクを装着し、さらにサービスショップが独自開発したレース走行に必要なパーツ(カウル、ステップ等)を組み込み、レース用コンプリート車としてサービスショップより発売するモデルだ。また、HRCではCBR600RR用のレーシングKITパーツも引き続き販売するとしている。
★HONDA ニュースリリースより (2022年10月15日)
●サーキット走行専用モデル
「CBR600RR レースベース車」の
予約販売受付を開始
(株)ホンダ・レーシング(以下HRC)は、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「CBR600RRレースベース車」の予約販売の受付を開始致します。
2021年にモデルチェンジした公道仕様の「CBR600RR」から不要な保安部品等を外し、HRC KITパーツのECU、ハーネス、前後サスペンション、フロントブレーキキャリパー/板厚ディスクを装着し、さらにサービスショップが独自開発したレース走行に必要なパーツ(カウル・ステップ等)を組み込み、レース用コンプリート車としてサービスショップより発売しております。
また、HRCではCBR600RR用のレーシングKITパーツも引き続き販売いたします。
※「CBR600RR レースベース車」は、サーキット走行専用車であり、一般公道での走行はできません。
※台数限定販売となりますので、受付台数を超えた時点で予約受付の終了させて頂きます。
※登録してナンバープレートを取得することはできません。
※保証の対象外製品となります。
※価格にはリサイクル費用が含まれています。
※レースに参加される際には、各レースのレギュレーションに合わせた仕様に変更のうえ、ご利用ください。