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中上、来シーズンもMotoGPクラス参戦へ

 2018年よりロードレースの世界最高峰・MotoGPクラスへの参戦を開始したLCR Honda IDEMITSU(エルシーアール・ホンダ・イデミツ)の中上貴晶。今シーズンは通算9回のトップ10フィニッシュを達成、自身ベストリザルトである5位を獲得するなど、昨年に対し倍以上のポイント(第15戦終了時点)を稼ぐ活躍を見せる彼、週末に地元・日本GPを控えた1015日にホンダ・レーシングより2020年シーズンも同チームから引き続き参戦することが発表された。

 尚、中上は日本GPに参戦後、シーズンを通じて苦しんできた肩の故障を治療するため手術、残り3戦を欠場。来年27日にセパン(マレーシア)で行われる2020年シーズン初テストでの復帰を目指す。

中上貴晶のコメント
「LCR Honda IDEMITSUから引き続き参戦できることを喜んでいます。Hondaには手厚いサポートと競争力のあるマシンの提供を行ってもらい、シーズンを通して成長することができました。2020年シーズンも引き続き協力して、いい走りをしていきたいです。第8戦オランダGPでの接触後、肩に痛みを感じ、うまく力が入りませんでした。故障を抱えたまま走行を続けてきましたが、望むような走りができず、LCR Honda IDEMITSUやHondaと相談して手術することを決断しました」

ホンダ・レーシング 桒田哲宏 取締役レース運営室室長のコメント
2020年シーズンも引き続き中上貴晶選手のMotoGPクラスへの参戦をサポートすることを誇りに思います。中上選手は2019年シーズンを通して成長を続けてきました。彼の努力は日本を始めとしたアジア地域の若者の手本になっています。故障の治療が上手くいき、2020年シーズンさらに活躍してくれることを願っています」

2019/10/16掲載