東京モーターサイクルショーでは二輪用品メーカーをはじめとする関連各社・団体のブースがこれまでより多く感じたのは気のせいではないはず。3年振りの開催だけに、これまで多くの来場者にお披露目できなかったものが一気に溢れ出たような熱気に包まれていた。
特に目立ったのはウェア関連。新作お披露目の場がMCショーに集中したような百花繚乱ぶり。カスタム関係ではスーパースポーツ系が定番だが、2020年の発表・発売以来ずっとコロナ過にあったホンダの爆発的ヒットモデル・CT125ハンターカブの用品装着車の姿がやはり目立った。
3年ぶりの開催とはいえ、家族一緒に楽しめるブースも健在。ただし、今回は感染拡大防止策として飲食のブースは出展ゼロであった。
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日本を代表する世界のレーシング・コンストラクター、ヨシムラジャパンのブースではZ900RSやハンターカブといった話題のモデルに多種多様なオリジナルパーツを組み込んだ車両他を展示。カムやキャブなど、ヨシムラならではのアイテムもディスプレイ。
アライヘルメットのブースの目玉はラパイドNEOに個性的なグラフィックが施されたコラボモデル。クーリー・レプリカなど、クラシックなデザインも目を引いた。東単オリジナルモデルも展示。
住友ゴム工業のダンロップ・ブースではオンロードラジアルのコンセプトタイヤを中心としたSPORTMAXシリーズ、EVバイク向けのコンセプトタイヤ、ダンロップワンメイクのMoto2参戦車両、電動モトクロッサー(コンセプト車両)などを展示。
ブリヂストンのブースでは二輪車用プレミアムタイヤブランド・BATTLAXのタイヤと車両などを展示。シミュレーター体験も。
昨年、水冷式アンダーウェアなどで話題をかっさらったアールエスタイチではRSS013ドライマスターアローシューズをはじめ最新ウェア、HJCヘルメットなどを展示。
BS11のバイク専門番組・MOTORISEのブースではトークショーも。番組ナビゲーター・中野真矢率いるアパレルブランド・56designのブースもドッキング。
Silkoleneオイル&ケミカルなどを扱う阿部商会のブース。
オーリンズのサスペンションでお馴染み、カロッツェリアジャパンのブース。
ワックスをはじめとするケミカルでお馴染み、シュアラスターのブース。
クロスカブ/CT125ハンターカブなどの純正装着タイヤを手掛けるIRCブランド、井上ゴム工業のブース。
オレンジ色のイタリア老舗ツール・Betaを取扱うベータジャパンのブース。
4miniカスタムの老舗、スペシャルパーツ武川、キタコのオリジナルパーツを装着したCT125ハンターカブ。
東単ブースで展開するモリワキエンジニアリング、ビートジャパンのパーツ装着車。
CBX400Fのような絶版車に最適、ハロゲンに似た発光色と省電力を特徴とするLEDランプをリリースするSPHERE LIGHTのブース。
モーターサイクル向けのコンチネンタル・タイヤを取扱うウインズジャパンのブース。
elfはじめ各種ブランドのウェア類を取扱うFLAGSHIPのブース。
レッカー車で二輪車をけん引できるアタッチメントを国内で初めて開発したJAFのブース。
ドライブチェーンなどでお馴染み、大同工業のブース。
CB400SFをCBX400Fへ変貌させるキットを出展したドレミコレクションのブース。
フルレストアのZ1をはじめとする車両を展示したピーエムシーのブース。
女性向けブランド・ROSSO Style Labを全面に出したジェーアンブルのブース。
ドライブチェーンで刀を作ってしまったアールケー・ジャパン&エキセルリムのブース。
モンキー125やグロムといった4miniカスタムも展示するオーヴァーレーシングプロジェクツのブース。
コンプリート車両からカスタムアイテムなど幅広く取扱うプロトのブース。
幅広くライダーに愛されるウェア類をリリースするコミネのブース。
MotoGPを戦う中上貴晶が纏うブランド・iXONを取扱うイクソンジャパンのブース。
各種カスタムアイテムからBELLヘルメットなどを扱うアクティブのブース。
ウェア類からバッグ、小物まで幅広く展開するラフアンドロードスポーツのブース。
日本を代表する世界のブランド、NGKスパークプラグのブース。
プレミアムヘルメットを展開するSHOEIのブース。
二輪パーツの総合メーカー、デイトナのブース。創業50周年記念商品としてセブンスターキャストホイールを再開発。
世界GPライダーもヘルメットを愛用、オージーケーカブトのブース。
かゆいところに手が届く二輪パーツの総合メーカー、キジマのブースでは人気のハンターカブやGB350の用品装着車も。
ホーンやETC機器といった電装パーツで知られるミツバサンコーワのブース。
二輪ウェア類の老舗・クシタニのブースは大型モニター!
バイク王のブースではつるの剛士愛用のZ900RSを展示。CMに登場したホーネット250プレゼント企画の贈呈式も。
エンジンオイルやヘルメットなど、二輪関連用品を扱うTEITOのブース。
千里浜を目指す今年のSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は5月21~29日開催、日本ライダーズフォーラムのブース。
MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)のブースではモータースポーツ参戦車両の展示、レースマシン体験コーナーなど展開。
屋上展示場ではお馴染み、警視庁クイーンスターズによるドリル走行。
専門学校もブース出展、各校の取り組みをアピール。(左から)ホンダ テクニカル カレッジ関東、学校法人 小山学園 東京工科自動車大学校、関東工業自動車大学校、埼玉自動車大学校。 CB750Fourは埼玉自動車大学校の生徒がレストアしたもの。
他にもウエルカムライダーズおがの、三宅島スポーツ振興会といった団体、出版社などのブースも出展。スペースの都合で残念ながらすべてを紹介することができませんでしたが、いずれもバイク好きの目を引くブースでいっぱいでした。
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