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試乗・解説

DAX125登場
3月19日から開催される大阪モーターサイクルショー、そして3月25日から開催される東京モーターサイクルショーに出展されるホンダの市販予定車「ダックス125」が、ヨーロッパで発表された。
■文:河野正士 ■写真:HONDA https://www.honda.co.jp/motor/






「ダックス125」は、かつてラインナップされていたダックスがそうであったように、新たに開発したプレス鋼鈑を用いたバックボーンフレームを採用。そこにモンキー125と同系の、OHC空冷2バルブ124ccエンジンを搭載している。体格は、旧ダックスよりもたくましくなっているが、ダックスらしいディテールは継承されている。
 

 

 
 フロントにはφ31mmの倒立フォーク、リアにはツインショックを採用。前後12インチホイールに1チャンネルのABSを装備している。シート高は775mm、ホイールベースは1020mmで、装備重量は107kg。ボア×ストロークはモンキー125と同じ50×63.1mm、最高出力は6.9kW(7,000rpm)、最大トルクは10.8Nm(5,000rpm)。
 欧州の資料を見ると、2人乗りでも90km/hの巡航速度が可能となっている。ギアボックスは、クラッチレバーを必要としない遠心クラッチ式の4速ユニット(一番下にニュートラル)を採用。静止状態では左側のフットレバーで必要なギアを選択し、スロットルを開くと自動的にクラッチが作動する。燃料タンク容量は3.8Lで約240kmの航続距離を実現している。
 

 

 

 

 

 

●DAX125 主要諸元
■エンジン種類:空冷4ストローク単気筒/SOHC 2バルブ ■総排気量:124cc ■ボア×ストローク:50.0mm×63.1mm ■圧縮比:10.0 ■最高出力:6.9kW/7,000rpm ■最大トルク:10.8N・m/5,000rpm ■全長×全幅×全高:1,760 x 760 x 1,020mm ■ホイールベース:1,020mm ■最低地上高:180mm ■シート高:775mm ■車両重量:107kg ■燃料タンク容量:3.8L ■変速機形式:常時噛合式4段リターン ■タイヤ(前・後):120/70-12M/C 51L・130/70-12M/C 56L ■ブレーキ(前/後):油圧式ディスク/油圧式ディスク ■懸架方式(前・後):テレスコピック式・スイングアーム式




2022/03/15掲載