特集
輝きは永遠
いまだに好きな、
未練のバイク
CB400FOUR
Super Cub C50
GSX1100S
650RS W3
GSX1300R HAYABUSA
バイクとの付き合いは、恋愛に少し似ている。
「生涯付き合っていこう」「もういい」
「思いは叶わなかった」
出会いとは、すなわち運命。
もちろん運命には本人の意志も絡むが、
逆らえない事実もある。
「あの日見かけた横顔がキレイな彼女は、
今何をしているのだろう」
「もし、あのバイクを手に入れていたら、
自分はどんな人生だったろう」
人は流れる時間の中を生きる。
あの日、あの思いは、もう二度と戻ってはこない。
幸い、機械でもあるバイクは、
変わらず現存してくれる。
別の物語りとして、これから付き合うことも、
不可能ではない……。
今回は、プライベートな思いを綴った特集です。
いまだに好きで忘れられないバイク。
貴方にも、ありますよね。
市川 仁が絶版車を斬る
YAMAHA FZR600R (1994)
日本では免許制度も関係して、600-650ccクラスは人気ナンバー1とはならなかった経緯があります。が、大型免許が教習所で取得できる今、自分に合うジャストフィットなバイクとして選ばれるケースも増えました。元々1980-1990年代前半の400スポーツモデルは、海外では600ccの排気量で販売される事が多く、今回のFZR600Rは何と最高出力100PS。コンパクトな車体に強力なエンジン。果たしてどんな走りを見せるのか、検証です。
THE〝FACTORY STOCK〟
1975 KAWASAKI Z1 Z1B
フルオリジナルの絶版車が特に人気となって久しいです。なぜなのか。そのモデルが持つ本来の性能・テイストを堪能したい、ノーマルの姿が美しいという理由が挙げられます。そして「誕生してから長年経過したからこそ生まれる、風合いは代え難いものがある」もありますよね。今回登場するZ1Bの外装は、通称「青玉」と呼ばれるキャンディトーンスカイブルー。なのですが、フューエルタンク上部の色は……。純正ならではの塗装工程と50年近くの時間が折りなって生まれた、決して真似できない表情。オーナーが微笑んでしまうのも、分かります。
マニアックバイクコレクション
昭和生まれのライダーは、必ずと言っていいほど「ファーストバイク」は原付50だったはず。原付はバイク登録台数の大部分を占めていて、メーカーも凄く力を入れていました。だからとてもバラエティに富んでいて、皆バイクの面白さをこのクラスで知り「生涯ライダー」を生んだといえます。今回はそのオフロードモデル編。「今もラインナップされていればいいのに」と思うことしきり。
「雨は これから」東本昌平 第69話「無頼の風」
町から離れた、1本道のワインディング。その途中にある「灯り」に、今日も彼らはやってくる。何の気なしに。
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