KAWASAKI KX250X 車両解説
2020年8月にカワサキのオフ車系マシンのファンに嬉しいニュースが飛び交った。それは、カワサキのオフロードマシンの2021年モデルに新たなラインナップとしてクロスカントリーマシン、KX250XCがラインナップされるというものだった。
KXのパフォーマンスをクロスカントリーシーンにも満を持しての投入だった。ベースはもちろん世界各国のレースで勝利を挙げているモトクロッサー、KX250の強力なエンジンとシャーシ、そしてファクトリーマシン直系の装備を継承。さらにエンジン、サスペンション、ブレーキはXC専用のチューニングが施された。フロント21インチ、リヤ18インチのホイールにエンデューロタイヤの装着、サイドスタンドやスキッドプレートなど、クロスカントリーシーンで役立つ装備も採用という内容だった。
今回はKXシリーズに歩調を合わせて、カラー&グラフィックの変更が行われた。
★カワサキ ニュースリリースより (2021年6月17日)
KX250X 発売のご案内
- モデル情報
- 車名(通称名) KX250X
- モデルイヤー 2022
- マーケットコード KX252DNFNN
- 型式 –
- 発売予定日 2021年9月17日
- メーカー希望小売価格 858,000円
- (本体価格780,000円、消費税78,000円)
- カラー(カラーコード) ライムグリーン(GN1)
- ※KX250は公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
- ※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
- ※メーカー希望小売価格は消費税10%を含む参考価格です。
- 【KX250X】
KXブランドはもはやモトクロスシーンだけのものではありません。KX250Xは、KXのパフォーマンスをクロスカントリーシーンにももたらします。このクロスカントリーレーサーは、世界各国のレースで勝利を挙げているモトクロッサーKX250の強力なエンジンとシャーシの性能や、ファクトリーマシン直系の装備を継承。エンジン、サスペンション、ブレーキはX専用のチューニングが施されているほか、フロント21インチ、リヤ18インチのホイールにエンデューロタイヤを装着しています。さらにサイドスタンドやスキッドプレートなど、クロスカントリーシーンで役立つ装備が備わっています。
- ■主な変更点
- ・カラー&グラフィックの変更
主要諸元
車名型式 | – | |
---|---|---|
KX250X | ||
発売日 | 2021年9月17日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.170×0.820×1.260 | |
軸距(m) | 1.480 | |
最低地上高(m) | 0.330 | |
シート高(m) | 0.945 | |
車両重量(kg) | 109.2 | |
乾燥重量(kg) | – | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L) | – | |
登坂能力(tanθ) | – | |
最小回転小半径(m) | – | |
エンジン型式 | – | |
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 78.0×52.2 | |
圧縮比 | 14.1 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | – | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | – | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフスターター | |
点火方式 | デジタルDC-CDI | |
潤滑油方式 | セミ・ドライサンプ | |
潤滑油容量(L) | 1.0 | |
燃料タンク容量(L) | 6.2 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.154 |
2速 | 1.733 | |
3速 | 1.438 | |
4速 | 1.235 | |
5速 | 1.045 | |
減速比1次/2次 | 3.350/3.923 | |
キャスター(度) | 27.8° | |
トレール(mm) | 123 | |
タイヤサイズ | 前 | 80/100-21 51M |
後 | 110/100-18 64W | |
ブレーキ形式 | 前 | φ270mmシングルディスク |
後 | φ240mmシングルディスク | |
懸架方式 | 前 | φ48mm倒立テレスコピック式 |
後 | スイングアーム(ニューユニトラック) | |
フレーム形式 | ペリメター(アルミニウム) |
※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。