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新車プロファイル2021
2021年に発売された新車の情報ページです

SUZUKI GSX-S750 ABSがカラーリングを変更して2021年モデルに

GSX-S750 ABSがカラーリングを変更して2021年モデルに




SUZUKI GSX-S750 ABS 車両解説

 
 2015年のモーターサイクルショーで国内デビューし、多くのバイクファンの注目を集めたスズキの新型スポーツモデル、GSX-S1000 ABS/S1000F ABS。スーパースポーツ、GSX-R1000をベースとしたエンジンを、これまたGSX-R1000をベースにさらに開発を進めたフレームに搭載し、“GSX-R”というサーキット指向のスーパースポーツに対して、こちら“GSX-S”はワインディングを制する「高揚感のある加速と走りを楽しむ」ことに焦点を当てたストリートスポーツとして2015年7月に発売が開始された。

 その“GSX-Sシリーズ”の第二弾として750の弟分が登場したのは2017年の3月。2016年のインターモトでデビューして以来、多くのファンが待ちに待った発売だった。

 低く構えたアグレッシブなスタイリングや、スーパースポーツモデル“GSX‐R750”(海外向けモデル)ゆずりのパワーとスムーズなスロットルレスポンスによる爽快な走りを特長としていた。高出力ながら一般公道での扱いやすさを追求した直列4気筒DHOC4バルブ749ccエンジンを搭載。3段階から選択可能なトラクションコントロール、ラジアルマウントフロントブレーキキャリパーなどを採用。また、スポーティーな印象を与えるペータルブレーキディスクや、力強さを感じさせるテーパー形状のハンドルバーも装備した。

 2018年2月にはこのアグレッシブストリートスポーツ、GSX-S750 ABSは初のモデルチェンジを受け、アルミ製ハンドルバーを採用する仕様変更と共に、つや消し黒の特別色が発売されている。

 その後は、2019年2月に仕様、諸元、そして価格の変更も無しでカラーリング変更がのみ行われ、「トリトンブルーメタリック(青)」(YSF)、「パールグレッシャーホワイト(白)」(YWW)、「マットブラックメタリックNo.2(つや消し黒)」(YKV)の3色のラインアップとなっていた。2020年2月にも、仕様、諸元に変更は無くカラーリングの変更のみで2020年モデルとして発売された。

 今回も、諸元に変更は無く価格も同一でカラーリングの変更のみで2021年モデルとして発売された。新カラーラインアップは、「グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック」(KEL)、「オールトグレーメタリックNo.3×グラススパークルブラック」(BD7)、「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)の3色。
 

GSX-S750 ABS。「グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック」(KEL)。
GSX-S750 ABS。「オールトグレーメタリックNo.3×グラススパークルブラック」(BD7)。

 

GSX-S750 ABS。「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)。

 

★スズキ ニュースリリースより (2021年2月12日)

アグレッシブなスタイリングに、高揚感のあるスムーズなスロットルレスポンスと爽快な走りを特長とする「GSX-S750 ABS」のカラーリングを変更して発売

スズキ株式会社は、アグレッシブなスタイリングに、高揚感のあるスムーズなスロットルレスポンスと爽快な走りを特長とする「GSX-S750 ABS」のカラーリングを変更して2月22日より発売する。
 

●主な変更点
カラーリング変更
・車体色:3色
  黒青:「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック」(KEL)
  灰黒:「オールトグレーメタリック No.3/グラススパークルブラック」(BD7)
  つや消し黒:「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)
※価格及び諸元に変更は無い。
 
●「GSX‐S750 ABS」の主な特長
エンジン
・一般公道での扱いやすさを追求した高出力(最高出力83kW/10,500rpm、最大トルク80Nm/9,000rpm)の749cm3直列4気筒エンジンは、「GSX‐R750」ゆずりの高揚感のあるスムーズなスロットルレスポンスと爽快な走りを実現。
・発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度等の情報を用いて、エンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用し、発進・停車を繰り返す市街地走行などでの操作性を向上。
 
デザイン
・GSX‐Rシリーズ直系エンジンを搭載したストリートスポーツバイクのGSX‐Sシリーズに相応しい、低く構えたアグレッシブなスタイリング。
・「GSX-S1000」と共通イメージの躍動感あふれるラインと、牙を模したポジションランプを装備したヘッドランプスタイル。
・前後輪に花弁形状のペータルブレーキディスクや10本スポークのアルミ製キャストホイールを採用し、強力な制動力を発揮するラジアルマウントフロントブレーキキャリパーを装備するなど、スポーティーな印象を与える足回りで「走りの質感」を表現。
・ハンドルが固定される中央部を大径化したテーパー形状により力強さを感じさせるハンドルバー。
 
装備
・3段階※1から選択可能なトラクションコントロールは、前後輪の速度、スロットルポジション、クランクポジション、ギヤポジションの各センサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際、速やかにエンジン出力を低減。エンジン出力をより効率よく路面に伝達することが可能となり、より快適なライディングを楽しめる。※2
・前・後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備。※3
・スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能とした。
※1 1(低)/2(中)/3(高)の3段階(解除可能)
※2 トラクションコントロールは、あらゆる条件下で後輪のスリップ(スピン)を完全に制御したり転倒を防止したりするものではありません。
※3 路面状況(濡れた路面や悪路等)によっては、ABSを装着していない車両よりも制動距離が長くなる場合があります。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができません。ABSを過信せずに安全運転を心がけてください。
 
●商品名

「GSX-S750 ABS(GSX-S750A/ZAM0)」
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
987,800円(消費税抜き 898,000円)
発売日
2021年2月22日発売
※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
 
車体色
GSX-S750 ABS(GSX-S750ZAM1)
 ・「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック」(KEL)
 ・「オールトグレーメアタリックNo.3/グラススパークルブラック」(BD7)
GSX-S750 ABS (GSX-S750AM1)
・ 「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)




2021/02/12掲載