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glafitがフルモデルチェンジした“ハイブリッドバイクGFR-02”を発表
glafitがフルモデルチェンジした“ハイブリッドバイクGFR-02”を発表。






 
“glafit”という電動バイクが注目を集めているが、このほど、ユーザーの声を取り入れてフルモデルチェンジを行ったという。

 2017年5月、 Makuakeにて『自転車+バイク=glafitバイク スマートな折り畳み式電動ハイブリッドバイク』のプロジェクトが開始され、応援購入総額1億2800万円超えを記録、当時の支援販売額の日本記録を樹立したプロジェクトだ。「ハイブリッドバイク GFR-01」(以下GFR-01)として現在全国で販売され、多くのユーザーに愛用されているという。それから3年の時を経て、ユーザーの声を取り入れ、総合的なパフォーマンスを向上させるべくフルモデルチェンジされたのが、今回紹介する「ハイブリッドバイクGFR-02」だ。

 全国各地で愛用されているGFR-01。これまでに、グループインタビューや、WEBアンケート、オンラインヒアリング調査などを実施されてきており、多くのユーザーが協力しているという。
 今回のフルモデルチェンジは、見た目以上にユーザーの声が反映されたモデルで、安全性、信頼性、使い勝手の向上を目指し、すべてのユニットの見直しが行われている。

 具体的には、
1)ミラーサイズの変更。特に右ミラーの後方視認性が重要
2)クランクのサイズを大型化し自転車状態の走行能力をアップ
3)自走時のパワーを強化、登坂力のアップ
 GFR-01のユーザー登録者向けWEBアンケート調査結果などによりこういったユーザーの声に耳を傾け、新しいGFR-02が誕生している。

 また、カラーリングも新たに、フラッシュイエロー、マットベージュ、シラハマホワイト、タイドブルーの4色展開となった。
 

 
 GFR-02は、原付第一種として道路運送車両法に合致する保安部品を完備した「自転車」と「バイク」を掛け合わせた、100%電動のハイブリッドバイクだ。自転車モードでは自転車と同様、ペダルを漕ぐだけで、バイクモードではスロットルを回すだけで走行することが可能。また、GFR-01ユーザーの声を反映し、保安部品のひとつであるミラーは、視認性を大幅に改良し、さらに普通自転車にも適合できるよう、カタチが変形するミラーを採用している(意匠/特許出願中)。さらに、ペダル走行時の走行速度の高速化のため、クランク側のチェーンリングの大型化や回転検知式からペダル踏力に応じてモーター駆動に変更するなど、より便利で快適に使えるように改良されている。

 動力はリチウムイオンバッテリーで、100%電動。家庭用のコンセントで充電可能なので、ガソリンスタンドにわざわざ行く時間、コストも削減可能だ。1回の充電に要する時間は約4時間で、電気代は約10円程度、25キロ走行(仮定)とすれば0.4円/リットルとコストパフォーマンスにも優れている。GFR-01の購入動機の1つでもあった折りたたみ機能も継続。しかし「もっと簡単に折りたたみたい」というユーザーの声をもとに、折りたたみしやすさの向上を目的として、ハンドルポストを左折れから右折れに変更。また、折りたたみ時に安定して自立できるよう、シートポストの長さの見直しも行い利便性を向上させている。アパートの玄関やベランダなど狭小スペースにも折りたたむことでコンパクトに収納できたり、 車のトランクに積むことや輪行なども可能になり、 バイクの利用シーンが大幅に広がる機能だ。 YubiLock(ユビロック)や、BMU(Battery Management Unit)も引き続き採用。

 GFR-02は、後日発売予定の「モビチェン」適合車両でもある。
 来年初夏を目指し開発を進めている「モビチェン*」の後付けが可能(特許出願中)で、後付け後は、日本初の自転車と電動バイクという2つの車両区分の切り替えが認められる状態になり、「バイクの電源をOFFにし、ナンバープレートを覆った時は道路交通法上、普通自転車」として取扱いされるようになるという。電動バイク時は原付第一種、自転車時は普通自転車として、道路交通法において1台の車両が2つの法律上のカテゴリーの切り替えを認められることになる。これは、サンドボックス制度を活用のうえglafitのみが認められた措置になるという。

参考: *モビリティカテゴリーチェンジャー(Mobility Category Changer) 。略して「モビチェン」と命名。





2020/11/26掲載