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M・マルケス怪我からの栄冠、日本GPは“赤組”の歓喜!

 9月28日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された2025 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第17戦・MOTUL日本グランプリの決勝レースにおいて、マルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)は2位となったことで、残り5戦を残してライダーズタイトルを獲得。彼にとって2019年以来7度目の最高峰クラスでのチャンピオンとなった。また、ドゥカティにとっては4年連続のライダーズタイトルと6年連続のコンストラクターズタイトル獲得に。

 レースはマルク・マルケスのチームメイトであるフランチェスコ・バニャイアが決勝前日のスプリントレースに続き優勝。思うようなライディングが出来ず、低迷した今シーズンの不安を払拭するような完璧な勝利であった。3位はホンダ・ワークスチームにとっても自身にとっても久々の表彰台をもたらしたジョアン・ミル(Honda HRC Castrol)。ここ数年不調が続いたホンダの地元で多くのファンに来シーズンへの期待を加速させた。尚、MotoGPライダーとして母国凱旋となった小椋藍(Trackhouse Racing)は前戦サンマリノGPの怪我の影響で決勝レースは欠場となった(スプリントレースは9位)。


マルク・マルケスのコメント
「今感じている感情を言葉で表現するのは難しいです。2020年の困難と怪我の後、私は戦い続け、今では自分自身に平和を感じていると言えます。MotoGPに参戦して以来、私はすぐに非常に競争力があり、多くの勝利を収めましたが、栄光から怪我、クラッシュ、そして確かにエキサイティングではない結果で特徴づけられた長年の苦難へと移行しました。私は決して諦めず、自分自身に集中し続け、自分の直感に従い、重要ではあるが単純ではない決断を下しました。これが、この世界タイトルがサークルを閉じる最良の方法である理由です。明らかに、トップに戻るには、最も競争の激しいプロジェクトを受け入れ、近年最も成功したメーカーであるドゥカティがデザインした最高のバイクに乗らなければなりませんでした。これは確かに大いに役に立ちました。カーテンの向こう側には、一人ずつ名前を挙げるには多すぎる多くの人々の仕事があり、心から感謝しています。間違いなく完璧な決断でした」







2025/09/29掲載