スズキは最新の技術を使い、過去の名車の魅力を融合させたネオレトロなニューモデルGSX-8TとGSX-8TTを7月4日発表した。
GSX-8Tは、GSX-8S/Rに搭載した水冷直列2気筒DOHC776ccエンジンを高剛性スチールフレームに搭載、最新の制御システムであるスズキドライブモードセレクター(SDMS)や電子制御スロットル、双方向クイックシフトなど、ライダーをアシストする電子制御システム(S.I.R.S.)を採用しながら、量産車としては世界で初めて2ストローク2気筒500ccエンジンを搭載した、高性能なスポーツモデルT500タイタンをイメージしたデザインとした。
GSX-8TTはミニカウル、アンダーカウルを装着して1970年代のロードレーサーをイメージしたスタイルで、TTはGSX-8Tがベースで、クラシックバイクを現代に蘇らせたという意味を込めたTimellをかけあわせて命名された。
国内での発売はまだアナウンスされていないが、2025年夏頃から欧州、北米をメインに発売を開始する。