ロードレース世界選手権(MotoGP)の軽量クラスであるMoto3で母国・日本GPでは2位入賞、チャンピオン争いを展開している佐々木歩夢がヤマハ発動機と契約を締結、来シーズンは中級・Moto2クラスから「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」 より出場することが発表された。
「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」はバレンティーノ・ロッシ率いるVR46ジュニアチームの協力によって運営され、二輪レースの世界最高峰・MotoGPクラスのライダー
を目指してMoto2クラスで経験を積みスキルを磨くヤマハの若手育成チーム。
佐々木歩夢のコメント
「ヤマハの一員になれてとてもうれしいです。このチャンスを与えてくれたヤマハに心から感謝します。長い間、Moto2へのステップアップを望んでおり、チームを探していたので、このチームのために走ることを発表できてとてもうれしく思います。常に挑戦していくことが目標ですが、難しい1年になることはわかっています。早く学んで、チームとともにいい仕事ができるとことを願っています」
ヤマハ発動機 小野哲 MS戦略部長のコメント
「2024年、佐々木歩夢選手がCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campに加入することが決定しました。佐々木選手はモータースポーツ界ではすでによく知られた存在で、今年でMoto3参戦7年目となり、その才能、経験、安定感から、Moto2にステップアップするにふさわしい人材であると判断しました。今シーズンはこれまでに7回の表彰台を獲得し、Moto3のチャンピオン争いに加わっています。2024年は、彼がMoto2でも同じような結果、いやそれ以上の成果を残せるようにサポートしていきます。今シーズン終了後、佐々木選手と仕事ができることが楽しみです」